TOP > レース予想 > オークス > ダイワスカーレットが力の違いを見せつける
2012/06/29 2016/08/19

【 オークス2012予想】 ダイワスカーレットが力の違いを見せつける

出走日:2012年07月01日(日)
優駿牝馬(GⅠ)/東京/定量/1000m(左・芝)

今週のメインレースは、3歳牝馬ナンバーワン決定戦である第68回オークスである。桜花賞2着馬のウォッカが、ダービーに路線を変更して第68回オークスに出走しないため、第68回オークスは、力差がハッキリとしたメンバー構成となった。

その第68回オークスで一番人気となるのは、桜花賞馬のダイワスカーレット(安藤勝)であろう。ダイワスカーレットは、5戦3勝2着2回と連対を外しておらず、底を見せてない。特に、ダイワスカーレットは、前走の桜花賞において、3着のカタマチボタン(藤田信二)を1馬身半+5馬身の差をつけており、3着以下の馬とは勝負付けが済んだと考えてよいだろう。よって、ダイワスカーレットが、第68回オークスにおいて、ウォッカが不在の桜花賞組に負けることはない。つまり、ダイワスカーレットにとっては、桜花賞と別の路線組との比較が問題となる。ただし、別路線組ではベッラレイアくらいしか目立った馬はおらず、ダイワスカーレットが第68回オークス馬に最も近い馬であることは間違いないだろう。また、仮にベッラレイアの大外強襲に屈したとしても、ダイワスカーレットが2着を外す可能性はかなり低い。よって、現時点、競馬理論の競馬予想は、ダイワスカーレットを第68回オークスの本命に予想する。

桜花賞上位組からは、3着のカタマチボタン(藤田信二)、4着のローブデコルテ(福永祐一)及び6着のレインダンス(武幸四郎)が出走する。カタマチボタン、ローブデコルテ及びレインダンスは、桜花賞の内容的には悪くないが、ダイワスカーレットを逆転することはほぼ不可能であろう。よって、カタマチボタン、ローブデコルテ及びレインダンスは、第68回オークス2着争いが精一杯であると競馬理論の競馬予想では判断している。

オークスのステップレースのG2のフローラステークスからは、ベッラレイア(秋山)及びミンティエアー(蛯名)が出走する。

ベッラレイアは、4戦3賞と底を見せておらず、唯一の敗戦のすみれステークスもスローペースの展開に恵まれたかっただけであり、力負けではない。また、ベッラレイアの3勝は、すべてのレースで着差以上の強さを感じさせるレースであった。特に、前走のフローラステークスでは、ベッラレイアは、再三の不利を克服して、イン有利な馬場を大外から差し切っており、2着のミンティエアーとクビ差以上の能力差がある。よって、ベッラレイアが、打倒ダイワスカーレットの一番手であることは間違いない。つまり、第68回オークスが、ダイワスカーレットとベッラレイアとの一騎打ちとなる可能性はかなり高いと競馬理論の競馬予想では判断している。

フローラステークス2着のミンティエアーは、イン有利の開幕週の馬場をインを突いて2着を確保しており、内容的には着順ほどの価値はない。よって、展開に恵まれて2着のミンティエアーが、再三の不利を受け且つ大外から追い込んだベッラレイアを第68回オークスで逆転することは不可能と競馬理論の競馬予想では判断している。そこで、競馬理論の競馬予想は、意外と人気になりそうなミンティエアーを無印にする予定である。

他には、桜花賞当日の忘れな草賞を制したザレマ(武豊)も人気になりそうである。ザレマは、残念桜花賞と言われる忘れな草賞を2馬身差で快勝しており、武豊騎手騎乗ということもあり人気になることは理解できる。しかしながら、ザレマの忘れな草賞の勝利は、イン有利な馬場の1枠に恵まれたものであり、内容的な価値は低い。更に、ザレマは、前々走のあざみ賞でベッラレイアに3馬身以上の差をつけられて敗れており、ベッラレイアを逆転する可能性はかなり低い。唯一の期待は武豊騎手の腕だが、名手武豊騎手をもってしても、ザレマは掲示板に乗るのが精一杯と競馬理論の競馬予想では判断している。

NHKマイルカップを17番人気で制してG1馬の仲間入りをしたピンクカメオも注目される。ピンクカメオは、展開や馬場状態に恵まれたとはいえ、牡馬相手のNHKマイルカップを制しており、東京コース2戦2勝と得意の舞台ならば通用してもおかしくはない。正直、ピンクカメオの評価は非常に難しいので、第68回オークス、ピンクカメオを連下候補の一頭として評価するのが妥当であろう。よって、ピンクカメオにとっては第68回オークスが試金石の一戦となる。

競馬理論の競馬予想は、ハロースピードを第68回オークスの穴馬候補として注目している。ハロースピードは、夏の新潟競馬のマリーゴールド賞で、NHKマイルカップ勝ちのピンクカメオを2馬身差で破っており、第68回オークスでも通用する能力を秘める。ハロースピードは、出遅れ癖が出世を阻んでいるが、ジックリと競馬を進められる東京の2400m戦で一変すれば、第68回オークスで好走できるだろう。

以上のように、第68回オークスは、ダイワスカーレットとベッラレイアとの一騎打ちで結果する可能性が高い。ただし、この2頭以外の人気馬であるミンティエアー及びザレマは、人気ほどの実力馬ではない。そのため、競馬理論の競馬予想は、ミンティエアー及びザレマを軽視して予想する。仮に、ベッラレイアの追い込みが不発に終わった場合には、2着にハロースピードなどの人気薄がダイワスカーレットの2着に飛び込む可能性もあり得る。よって、競馬理論の競馬予想は、第68回オークスを、ダイワスカーレットとベッラレイアとの一点買いか、ダイワスカーレットからのヒモ抜けの馬券をお勧めしようと考えている。

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 5/11 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.