優駿牝馬(GⅠ)/東京/定量/1000m(左・芝)
今週のメインレースは、オークス(2016年)である。
オークス(2016年)は、桜花賞馬ジュエラーの骨折による回避により、シンハライトの1強ムードとなった。
そこで、競馬理論の競馬予想では、オークス(2016年)に出走する有力各馬の能力についてステップレースごとに分析する。
桜花賞組からは、2着のシンハライト(池添謙一)、3着のアットザシーサイド(福永祐一)、5着のアドマイヤリード(岩田康誠)、7着のレッドアヴァンセ(武豊)、10着のデンコウアンジュ(川田将雅)及び12着のウインファビラス(松岡正海)がオークス(2016年)に出走する。
シンハライトの桜花賞の2着という結果は、クビの上げ下げで負けてしまったが、ジュエラーとは能力的に互角である。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、ジュエラー不在であることから、シンハライトに本命級の高い評価を与えて当然である。
アットザシーサイドの桜花賞の3着という結果は、上位2頭には力負けであったが、NHKマイルカップ馬メジャーエンブレムに先着したのは立派である。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、アットザシーサイドにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
アドマイヤリード、レッドアヴァンセ、デンコウアンジュ及びウインファビラスは、桜花賞の見所のない内容を見る限り、オークス(2016年)の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、スイートピーステークス組からは、1着のジェラシー(横山典弘)及び2着のフロムマイハート(石橋脩)がオークス(2016年)に出走する。
ジェラシーのスイートピーステークスの勝利という結果は、スローペースを先行して押し切ったものであり、レース内容としての価値は高くない。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、ジェラシーに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
フロムマイハートのスイートピーステークスの2着という結果は、好位のインを追走してのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、フロムマイハートに高い評価は不要である。
一方、フラワーカップ組からは、1着のエンジェルフェイス(ルメール)がオークス(2016年)に出走する。
エンジェルフェイスのフラワーカップの勝利という結果は、後続を寄せ付けなかったが、フローラステークス7着馬ゲッカコウが2着という弱いメンバー構成に恵まれたものでもあった。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、楽に先行できる展開に恵まれるようであれば、エンジェルフェイスの残り目に注意を払うべきである。
一方、忘れな草賞組からは、1着のロッテンマイヤー(ベリー)がオークス(2016年)に出走する。
ロッテンマイヤーの忘れな草賞の勝利という結果は、1000m通過64秒8の超スローペースの逃げ切りであり、レース内容としての価値は低い。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、ロッテンマイヤーに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、フローラステークス組からは、1着のチェッキーノ(戸崎圭太)、3着のアウェイク(吉田豊)、4着のフロンテアクイーン(蛯名正義)、5着のビッシュ(デムーロ)及び8着のゲッカコウ(柴田大知)がオークス(2016年)に出走する。
チェッキーノのフローラステークスの勝利という結果は、
開幕週の府中2000mの大外枠という不利を克服して、3馬身もの差をつけており、能力の違いを見せつけた。
よって、オークス(2016年)の競馬予想においては、チェッキーノに、打倒シンハライトの1番手くらいのかなり高い評価を与えて当然である。
アウェイク、フロンテアクイーン、ビッシュ及びゲッカコウは、フローラステークスの見所のない内容から、オークス(2016年)の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、この中では、最後方からいい脚を使って追い込んだビッシュにデムーロ騎手が騎乗するので多少注意を払いたい。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、オークス(2016年)に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、オークス(2016年)の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、オークス(2016年)の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。