日経新春杯(G2)/中京競馬場/芝2200m/左/条件:サラブレッド系4歳以上/賞金:5500万円

今週のメインレースは、第64回日経新春杯(2017年1月15日開催)である。
第64回日経新春杯は、冬場のハンデ戦ということで混戦が予想される。
そこで、競馬予想では、第64回日経新春杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
菊花賞組からは、5着のミッキーロケット(和田竜二)、8着のカフジプリンス(福永祐一)及び9着のレッドエルディスト(四位洋文)が第64回日経新春杯(2017年)に出走する。
ミッキーロケットの菊花賞の5着という結果は、上位にこそ力負けであったが、一線級相手に掲示板を確保したことは立派である。
また、ミッキーロケットは、神戸新聞杯において、有馬記念馬サトノダイヤモンドと僅差の競馬をしている。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、メンバー弱化を考慮すると、ミッキーロケットに本命級の高い評価を与えて当然である。
カフジプリンスの菊花賞の8着という結果は、内で包まれて脚を余してしまったものであり、スムーズならばもう少し走れたはずである。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、展開次第では、カフジプリンスがミッキーロケットを逆転可能と判断すべきである。
レッドエルディストの菊花賞の9着という結果は、ミッキーロケット及びカフジプリンスに大きく負けてはいない。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、差しが届く馬場や展開になるようであれば、レッドエルディストの追い込みにも注意を払うべきである。
ステイヤーズステークス組からは、3着のモンドインテロ(シュミノー)、10着のマドリードカフェ(川島信二)及び12着のウインインスパイア(吉田隼人)が第64回日経新春杯に出走する。
モンドインテロのステイヤーズステークスの3着という結果は、出遅れていつもより後ろの位置取り担ってしまったことを考慮すると、レース内容としては良かった。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、モンドインテロにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
マドリードカフェ及びウインインスパイアは、ステイヤーズステークスの見所のないレース内容を見る限り、第64回日経新春杯の競馬予想において高い評価は不要である。
長期休養明け組では、クリプトグラム及びレーヴミストラルが第64回日経新春杯に出走する。
クリプトグラムは目黒記念を、レーヴミストラルは去年の日経新春杯を制しており、実績的には上である。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、休み明けで体調さえ万全であれば、クリプトグラム及びレーヴミストラルに高い評価を与えるべきである。
境港特別組からは、1着のシェケトラ(浜中俊)が第64回日経新春杯に出走する。
シャケトラの境港特別の勝利という結果は、1000万特別の弱いメンバー構成に恵まれたとはいえども、外を回って差し切っており、力の違いを見せつけた。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、4戦3勝の能力的に底を見せていないシャケトラに格下であってもそれなりの高い評価を与えるべきである。
マイルチャンピオンシップ組からは、14着のダコールが第64回日経新春杯に出走する。
ダコールのマイルチャンピオンシップの14着という結果は、距離不足で度外視可能である。
よって、第64回日経新春杯の競馬予想においては、2016年も重いハンデながら重賞2着が2度あるダコールに押さえ程度の評価は与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第64回日経新春杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第64回日経新春杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第64回日経新春杯の予想をお楽しみに。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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