日経新春杯(GⅡ)/京都/ハンデ/2400m(左・芝)
今週のメインレースは、第63回日経新春杯である。
第63回日経新春杯は、2016年の古馬のG1戦線を占う意味で注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第63回日経新春杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
金鯱賞組からは、3着のサトノノブレス、6着のベルーフ及び8着のレーヴミストラルが第63回日経新春杯に出走する。
サトノノブレスの金鯱賞の3着という結果は、開幕週の馬場において好位のインでロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としての価値は微妙である。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、去年の勝ち馬というだけで絶対視は禁物だが、
先行馬が不在のメンバー構成で展開に恵まれそうなサトノノブレスの連覇の可能性もあると判断すべきである。
ベルーフの金鯱賞の6着という結果は、岩田騎手がロスのない競馬をさせた割には伸びなかった。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、ベルーフに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
レーヴミストラルの金鯱賞の8着という結果は、前残りの展開で脚を余しただけであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、差しが届く展開や馬場になるようであれば、レーヴミストラルの巻き返しに注意を払うべきである。
アルゼンチン共和国杯組からは、7着のプロモントーリオが第63回日経新春杯に出走する。
プロモントーリオのアルゼンチン共和国杯の7着という結果は、前残りの展開で後ろから差されたので、レーヴミストラルよりも見劣る内容であった。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、プロモントーリオが好走するためには展開などの助けが必要と判断すべきである。
丹頂ステークス組からは、2着のアドマイヤフライトが第63回日経新春杯に出走する。
アドマイヤフライトの丹頂ステークスの2着という結果は、ヒラボクディープに敗れはしたが、展開を考慮すると着差ほどの能力差はない。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、最も得意な条件であることを考慮すると、アドマイヤフライトにもそれなりの評価を与えるべきである。
準OP特別のオリオンステークス組からは、1着のシュヴァルグランが第63回日経新春杯に出走する。
シュヴァルグランのオリオンステークスの勝利という結果は、3馬身差の着差が示すように力の違いを見せつけてのもであった。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、急激なメンバー強化であっても、シュヴァルグランに高い評価を与えるべきである。
有馬記念組からは、14着のダービーフィズが第63回日経新春杯に出走する。
ダービーフィズの有馬記念の14着という結果は、完全に力負けであった。
しなしながら、ダービーフィズは、函館記念勝ち及び札幌記念3着の実績がある。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、好走パターンのインで脚をためる競馬ができれば、ダービーフィズが一変してもおかしくないと判断すべきである。
天皇賞秋組からは、14着のダコールが第63回日経新春杯に出走する。
ダコールの天皇賞の14着という結果は、
完全に力負けであり、15着のダービーフィズよりも見劣るレース内容であった。
よって、第63回日経新春杯の競馬予想においては、ダコールが好走するためには相当の展開の助けが必要と判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第63回日経新春杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第63回日経新春杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第63回日経新春杯の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。