新潟2歳ステークス(G3)/新潟競馬場/芝外1600m/左/条件:サラブレッド系2歳/賞金:3000万円

今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録があった
新潟2歳ステークス(2019年)の予想について解説する。
新潟2歳ステークスは、2歳世代初のマイル重賞である。
新潟2歳ステークスでは、東京の開幕週にデビュー勝ちしたモーベットが人気を集めそうだが、初対戦となる馬が殆どで混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、新潟2歳ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
まずは東京の新馬組から
モーベット(福永祐一)・トライフォーリアル(丸山元気)・グランチェイサー(田辺裕信)・サナチャン(武士沢友治)が出走登録している。
モーベット
東京の新馬戦の勝利という結果は、スローペースを最後方から差し切る着差以上に強い内容であった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、追えばまだ伸びそうで上がり目もありそうなモーベットに高い評価を与えて当然である。
トライフォーリアル
東京の新馬戦の勝利という結果は、2着に1馬身以上の差をつけたが、時計的にも内容的にも平凡だった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、トライフォーリアルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
グランチェイサー
東京の新馬戦の勝利という結果は、ゴール寸前で2着馬をなんとか捕えたが、時計的には悪くない。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、グランチェイサーにもそれなりの評価を与えるべきである。
サナチャン
東京の新馬戦の勝利という結果は、イン有売の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものである。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、能力的に底を見せていない点を考慮しても、サナチャンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
東京の未勝利戦組
ビッククインバイオ(大野拓弥)が出走登録している。
ビッククインバイオ
未勝利戦の勝利という結果は、スローペースで逃げる展開に恵まれたものである。
また、ビッククインバイオは、デビュー戦で楽に先行したにもかかわらず、モーベットに差されてしまった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、ビッククインバイオに高い評価は不要である。
中京の新馬組
ペールエール(ミルコ・デムーロ)が出走を予定している。
ペールエール
中京の新馬戦の勝利という結果は、余裕がある内容であったが、前が止まらない馬場及び行ったきりの流れで、2番手を追走する展開に恵まれたものでもある。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、能力的に底を見せていないペールエールにもそれなりの評価を与えるべきだが、過大評価までは禁物である。
福島の未勝利組
1着のウインカーネリアン(松岡正海)が出走登録している。
ウインカーネリアン
福島の未勝利戦の勝利という結果は、弱いメンバー構成で楽に先行する展開に恵まれたものである。
また、ウインカーネリアンは、デビュー戦の新馬戦で2着に敗れたが、これもスローの2番手を追走しながらも後ろから差されてしまった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、ウインカーネリアンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
新潟の新馬組
ウーマンズハート(藤岡康太)・シコウ(木幡巧)・トロワマルス(木幡初)が出走を予定している。
ウーマンズハート
新潟の新馬戦の勝利という結果は、上がり32秒0の脚を使って、2着に3馬身半もの差をつけており、圧巻のレース内容であった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、ウーマンズハートにも本命級のかなり高い評価を与えて当然である。
シコウ・トロワマルス
新潟の新馬戦の勝利という結果は、着差以上に強い内容だったが、弱いメンバー構成に恵まれた感が強い。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、シコウ及びトロワマルスに高い評価は不要である。
新潟の未勝利戦組
1着のタイムマシン(石橋脩)が出走を予定している。
タイムマシン
新潟の未勝利戦の勝利という結果は、スローペースを差し切っており、着差以上に強い内容であった。
ただし、タイムマシンは、デビュー戦で上位2頭に離されての3着であった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、タイムマシンに高い評価は不要である。
以上、新潟2歳ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
新潟2歳ステークス(2019年)の最終的な予想を決断する。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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