新潟2歳ステークス(GⅢ)/新潟/馬齢/1600m(左・芝)
今週は、フルゲート18頭に対して12頭の出走登録にとどまった
新潟2歳ステークスの予想について解説する。
新潟2歳ステークスは、2歳世代初のマイル重賞である。
新潟2歳ステークスでは、好時計で未勝利勝ちしたケイデンスコールが人気を集めそうだが、初対戦となる馬が殆どで混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、新潟2歳ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
東京の新馬組
アンブロークン(石川)・ジョディー(池添謙一)・
ロードアクア(鮫島)
の合計3頭が出走登録している。
アンブロークン・ジョディー・ロードアクア
新馬戦の勝利という結果は、いずれもスローペースを楽に先行する展開に恵まれたものであるが、着差以上に余裕があったことも確かである。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、アンブロークン、ジョディー及びロードアクアに注目して当然である。
特に、レベルの高いメンバーが揃っていた1800m戦を勝利したアンブロークンには高い評価を与えるべきである。
中京2歳ステークス組
2着のエイシンゾーン(幸英明)が新潟2歳ステークスに出走登録している。
エイシンゾーン
中京2歳ステークスの2着という結果は、アドマイヤマーズにこそ力負けであったが、3着以下を離しており、アドマイヤマーズが強すぎただけである。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、唯一オープン特別でも好走しているエイシンゾーンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
新潟の新馬組
1着のエイカイキャロル(北村宏司)・2着のピュアヒカリ(柴田善臣)
の合計2頭が出走を予定している。
エイカイキャロル
新潟の新馬の勝利という結果は、スローペースを先行する展開に恵まれたが、追えばまだ伸びそうな手応えでもあった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、エイカイキャロルにとって試金石の一戦になると判断すべきである。
ピュアヒカリ
新潟の新馬の2着という結果は、超スローペースの分だけエイカイキャロルとの差を詰められなかったが、大きな差はない。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、展開次第では、ピュアヒカリがエイカイキャロルと互角の競馬をしてもおかしくないと判断すべきである。
中京の新馬組
エルモンストロ(蛯名正義)が出走を予定している。
エルモンストロ
中京の新馬戦の勝利という結果は、道中で内からも外からも並びかけられる展開ながらも落ち着いて押し切る着差以上に強い内容であった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、エルモンストロにもそれなりの評価を与えるべきである。
福島の新馬組
スティルネス(三浦皇成)が出走登録している。
スティルネス
福島の新馬戦の勝利という結果は、外を回って楽に抜け出す非常に強い内容であった。
ただし、牝馬限定の1200m戦ということで、他の新馬戦よりレベルが低かったことも確かである。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、急激なメンバー強化を考慮すると、スティルネスにとっても試金石の一戦になると判断すべきである。
新潟の未勝利組
ケイデンスコール(石橋脩)が出走を予定している。
ケイデンスコール
新潟の未勝利戦の勝利という結果は、好時計で楽に抜け出す非常に強い内容であった。
なお、ケイデンスコールは、新馬戦で2着に敗れているが、中京2歳ステークスを圧勝したアドマイヤマーズにハナ差まで迫る負けて強しの内容であった。
よって、新潟2歳ステークスの予想では、新馬で勝てなかったケイデンスコールに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。
以上、新潟2歳ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
新潟2歳ステークス(2018年)の最終的な予想を決断する。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。