8→7,10,13,2,9,5
8は能力上位で極端な早仕掛けをしなければ今度こそ勝てそう。この時期の未勝利は超ハイペースになるので前崩れの展開になれば2,5,7,9,10が追い込む。13は早め先頭から粘り込みを狙う。前崩れの展開で人気薄の相手が来る馬券だけは押さえたい。


最初のコーナーまで約950mある上に、最後の直線も日本最長649mということで、スローペースの瞬発力勝負となることが多い。基本的に枠順の有利不利はないが、新潟記念は、新潟の最終週に行われるので外差しが有利になることが多いのは頭に入れておきたい。

馬番 | 馬名 | MI | 斤量 | 予想オッズ |
1 | ブレイディヴェーグ | 82 | 56 | 8.6 (4人気) |
2 | シェイクユアハート | 77 | 57 | 25.7 (7人気) |
3 | グランドカリナン | 72 | 57 | 110.5 (14人気) |
4 | ナムラエイハブ | 73 | 57 | 42.7 (12人気) |
5 | バレエマスター | 72 | 57 | 92.8 (13人気) |
6 | クイーンズウォーク | 80 | 57 | 4.2 (2人気) |
7 | ダノンベルーガ | 80 | 57 | 27.1 (9人気) |
8 | サスツルギ | 74 | 57 | 268.7 (17人気) |
9 | ディープモンスター | 78 | 57 | 36.7 (11人気) |
10 | シンリョクカ | 79 | 56 | 36.6 (10人気) |
11 | コスモフリーゲン | 77 | 58 | 13.6 (5人気) |
12 | シランケド | 79 | 55 | 4.9 (3人気) |
13 | アスクドゥポルテ | 73 | 57 | 142.5 (16人気) |
14 | アスクカムオンモア | 75 | 57 | 15.6 (6人気) |
15 | エネルジコ | 79 | 56 | 3.1 (1人気) |
16 | ヴェローチェエラ | 79 | 58 | 26.2 (8人気) |
17 | リフレーミング | 75 | 57 | 134.8 (15人気) |

今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があった新潟記念(2025年)の予想について解説する。新潟記念は、サマー2000シリーズの一戦である。新潟記念では、3戦3勝の青葉賞馬エネルジコが人気を集めそうだが、初の古馬との対戦ということもあり、混戦模様である。そこで、競馬理論の競馬予想では、新潟記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
青葉賞組
エネルジコ
青葉賞の勝利は、着差こそ僅かだが、開幕週の馬場を直線一気で差し切る強い内容であった。なお、青葉賞組は、レベルの判断が難しいが、出走メンバーの多くが次走以降で条件級とはいえ楽勝しており、低レベルではなかった。また、エネルジコは、3戦3勝と能力的にも底を見せていない。よって、新潟記念においては、絶対視までは禁物であるものの、エネルジコにかなり高い評価を与えて当然である。
安田記念組
ブレイディヴェーグ
安田記念の4着は、ジャンタルマンタルにこそ力負けだが、2着争いに加わっており、一線級相手でも通用する能力を示した。なお、ブレイディヴェーグは、エリザベス女王杯を制した後に、休み明けの府中牝馬ステークスを57キロの斤量で制しており、夏場のハンデ戦のG3ならば力が違う。よって、新潟記念においては、ハンデが極端に重くならなければ、ブレイディヴェーグにも本命級の高い評価を与えるべきである。
ヴィクトリアマイル組
クイーンズウォーク
ヴィクトリアマイルの2着は、一旦は先頭に立ってゴール寸前でアスコリピチェーノに差される惜しい内容だったが、G1にしては牝馬限定の弱いメンバー構成に恵まれた。一方で、クイーンズウォークは、先行2頭から大きく離れた3番手を気分よく追走する展開に恵まれたとはいえ、牡馬相手のG2の金鯱賞を制している。よって、新潟記念においては、クイーンズウォークにも高い評価を与えるべきだが、実績だけで過大評価も禁物である。
シランケド
ヴィクトリアマイルの3着は、着差も僅かで、直線で前がスムーズに空いていれば勝っていたと思わせる内容であった。また、シランケドは、未勝利勝ち以降、馬券圏内を外しておらず、能力的にも底を見せていない。よって、新潟記念においては、差しが届く展開になるようであれば、シランケドにも高い評価を与えるべきで、前残りの展開になるようであれば、少し評価を下げるべきである。
シンリョクカ
ヴィクトリアマイルの6着は、好位追走から抜け出しを狙い大きくは負けていないが、上位馬にはキレ負けしてしまった。なお、シンリョクカは、去年の新潟記念の勝ち馬だが、逃げ馬から離れた2番手を気分よく追走する展開に恵まれた。よって、新潟記念においてシンリョクカが連覇を果たすためには、去年同様の展開の助けが必要と判断すべきである。
小倉記念組
シェイクユアハート
小倉記念の2着は、軽ハンデの勝ち馬にうまく乗られた分だけ届かなかっただけで、負けて強しの内容であった。また、シェイクユアハートは、3勝クラスを勝ちあがるまでに時間を要したものの、相手なりに崩れなく走っていた。よって、新潟記念においては、小倉記念よりはメンバー強化ではあるものの、シェイクユアハートに押さえ程度の評価は与えるべきである。
ディープモンスター
小倉記念の3着は、好位追走からジリジリと伸びたが上位2頭には伸び負けたものの、ハンデ差を考えると同情の余地がある。なお、ディープモンスターは、それ以前も重賞で好走歴がある。よって、新潟記念においては、ハンデや展開次第で、ディープモンスターも好走可能と判断すべきである。
ナムラエイハブ
小倉記念の8着は、好位追走から伸びを欠いており、見せ場すらなかった。なお、ナムラエイハブは、弥彦ステークスで3勝クラスを勝ち上がっているが、弱いメンバー構成で楽に先行する展開に恵まれてのものである。よって、新潟記念においては、ナムラエイハブに高い評価は不要である。
七夕賞組
コスモフリーゲン
七夕賞の勝利は、先手を取ってドゥラドーレスの追い上げを凌ぎ切ったが、イン有利のトラックバイアスにも恵まれた。なお、コスモフリーゲンは、マイペースで逃げれば崩れなく走っている。よって、新潟記念においては、メンバー強化をも考慮すると、楽に先行する展開に恵まれる必要はあるが、コスモフリーゲンの粘り込みにも注意を払うべきである。
関屋記念組
リフレーミング
関屋記念の17着は、全く見どころがなかった。また、リフレーミングは、小倉記念を制しているが、中団のインを追走する展開に恵まれた上に、その後のレースで負け過ぎである。よって、新潟記念においては、リフレーミングにも高い評価は不要である。
札幌記念組
ヴェローチェエラ
札幌記念の5着は、重馬場の影響で内目を通った馬が上位を独占する中で、出遅れて大外から追い込んだことを考えると、内容的には悪くない。また、ヴェローチェエラは、函館記念を1馬身半差の強い内容で制した。よって、新潟記念においては、ヴェローチェエラにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
府中ステークス組
アスクカムオンモア
府中ステークスの勝利は、着差以上に余裕のある勝ち方だったが、好位のインで脚をためるロスのない展開にも恵まれた。また、その時の2着馬メリオーレムは小倉記念で9着に敗れてしまっている。よって、新潟記念においては、アスクカムオンモアに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
まとめ
以上、新潟記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。エネルジコ、ブレイディヴェーグと今後のG1戦線でも楽しみな馬が揃った。伏兵陣も多彩で展開や最終週のトラックバイアス次第では波乱の可能性も。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、新潟記念(2025年)の最終的な予想を決断する。

開催日:2024/09/01
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | シンリョクカ | 76 | 牝 | 4 | 54 | 01:58.0 | -4 | 81 | 0
|
-1
|
0
|
2 | 7 | セレシオン | 78 | 牡 | 5 | 56 | 01:58.0 | -4 | 81 | 0
|
1
|
0
|
3 | 9 | キングズパレス | 78 | 牡 | 5 | 57 | 01:58.1 | -2 | 80 | 0
|
0
|
0
|
4 | 1 | ゴールドプリンセス | 72 | 牝 | 4 | 53 | 01:58.2 | -6 | 79 | 0
|
-1
|
0
|
5 | 12 | レッドラディエンス | 79 | 牡 | 5 | 59 | 01:58.3 | 1 | 78 | 0
|
0
|
0
|
6 | 5 | ファユエン | 73 | 牝 | 6 | 53 | 01:58.3 | -6 | 78 | 0
|
1
|
0
|
7 | 11 | エーデルブルーメ | 73 | 牝 | 5 | 54 | 01:58.4 | -4 | 77 | 0
|
0
|
0
|
8 | 10 | バラジ | 72 | セン | 5 | 56 | 01:58.5 | -4 | 76 | 0
|
0
|
0
|
9 | 3 | ジューンアヲニヨシ | 66 | 牡 | 4 | 55 | 01:58.9 | -6 | 72 | 0
|
0
|
0
|
10 | 8 | アリスヴェリテ | 61 | 牝 | 4 | 53 | 01:59.4 | -6 | 67 | 0
|
0
|
0
|
11 | 6 | アスクワイルドモア | 56 | 牡 | 5 | 56 | 02:00.0 | -4 | 61 | 0
|
-1
|
0
|
- | 2 | ライトバック | 0 | 牝 | 3 | 52 | 00:00.0 | -2 | 0 | 0
|
0
|
0
|

9/6(土)京成杯オータムH・札幌2歳S9/7(日)紫苑S・セントウルS※更新をお待ちください
25/8/27 08:10 更新
25/8/27 08:10 更新
過去5年のトラックバイアス

9/1(日)新潟
台風の影響ほぼなし
9/3(日)新潟
最終週だが内も荒れていない
9/4(日)新潟
9/5(日)新潟
9/6(日)新潟
9/1(日)新潟
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25/8/27 08:10 更新