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2012/07/02 2016/08/19

【 新潟記念2012予想】 スマートギアが悲願の重賞制覇なるか?

出走日:2012年07月08日(日)
農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)/新潟/ハンデ/2000m(左・芝)

今週のメインレースは、サマー2000シリーズの第46回新潟記念である。
第46回新潟記念は、外回りの2000mということもあり、長い直線での激しい追い比べが見所となる。
そこで、競馬理論は、第46回新潟記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

小倉記念組からは、2着のバトルバニヤン(和田)、3着のスマートギア(武豊)、4着のナリタクリスタル(幸)、6着のサンレイジャスパー(難波)、7着のサンライズベガ(松岡)、8着のホワイトピルグリム(石橋脩)、9着のアルコセニョーラ(武士沢)、11着のドモナラズ(柴田善)が第46回新潟記念に出走する。
バトルバニヤンの小倉記念の2着は、ニホンピロレガーロよりも外を回らされたコース取り及び1キロの斤量差が影響したものであり、レース内容的にはニホンピロレガーロを上回る。
また、バトルバニヤンは、サマー2000シリーズのチャンピオンを狙う意味でも、第46回新潟記念で崩れるわけにはいかない。
よって、第46回新潟記念、今年の夏に入って絶好調のバトルバニヤンにそれなりの評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、スマートギアの小倉記念の3着は、小回りの小倉競馬場で追い込んだものでそれなりの評価を与えるべきではある。
また、G2の札幌記念で宝塚記念組が上位を独占したように、ローカルの重賞ならば、宝塚記念組は上位であり、スマートギアはその宝塚記念で7着と差のない競馬をしている。
よって、第46回新潟記念、直線の長い新潟コースということも考慮して、スマートギアにバトルバニヤンと互角又はそれ以上の高い評価を与えるべきである。
ただし、武豊騎手騎乗及び脚質的に新潟コース向きということで、過剰に人気になるようであれば、スマートギアを過信すべきでないとも競馬理論では判断している。

一方、ナリタクリスタルの小倉記念の4着は、内でゴチャつく展開でのものであり、レース内容的にはバトルバニヤン及びスマートギアと大差ない。
また、ナリタクリスタルは、冬の小倉大賞典で2着と好走しており、ローカルの重賞ならば上位争い可能である。
よって、第46回新潟記念、ナリタクリスタルにも押さえ程度の評価は必要と競馬理論では判断している。

一方、サンレイジャスパー、サンライズベガ、ホワイトピルグリム、アルコセニョーラ及びドモナラズは、小倉記念で見せ場なく敗れた。
よって、第46回新潟記念、これら5頭がまったく通用しないということはないが、ハンデや展開などに恵まれないと厳しい。
なお、この中で強いて取り上げるとすれば、小倉記念でハイペースを2番手で追走したサンライズベガくらいである。

一方、スマートギアが人気になるのであれば、同じ宝塚記念を使ったメイショウベルーガ(池添)も注目される。
メイショウベルーガは、宝塚記念で、スマートギアに1馬身以上先着しており、小倉記念組より上と見るべきである。
また、先ほども述べたが、G2の札幌記念で宝塚記念組が上位を独占したように、宝塚記念組は当然ながらレベルが高い。
よって、第46回新潟記念、牝馬ながらも戦ってきた相手が違うメイショウベルーガにもかなり高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、七夕賞組からは、5着のトウショウシロッコ(吉田豊)、6着のイケドラゴン(丸山)及び13着のダイワジャンヌ(北村宏)が第46回新潟記念に出走する。
トウショウシロッコの七夕賞の5着は、休み明け且つ直線でゴチャつく不利を受けてのものであり、上位とは差がない。
また、トウショウシロッコは、G2やG3で馬券圏内に何度も入っており、重賞をいつ勝ってもおかしくない。
よって、第46回新潟記念、叩き2走目で一変が可能なトウショウシロッコにもそれなりの評価が必要と競馬理論では判断している。

一方、イケドラゴン及びダイワジェンヌは、七夕賞の内容から、第46回新潟記念で勝ちきるまでは難しい。

一方、別路線組では、アドマイヤオーラ(後藤)及びスリーオリオン(内田博)が注目される。
アドマイヤオーラは、G2の弥生賞及び京都記念勝ち、更には、皐月賞でも1番人気に推された実績を考慮すると、低調なローカルの重賞では能力的に一枚も二枚も抜けているハズである。
しかしながら、アドマイヤオーラの福島テレビオープンの3着は、落鉄の影響と考えれば度外視することもできるが、4コーナーで楽勝の手応えながらも直線で伸びを欠いており、非常にガッカリな内容であった。
よって、第46回新潟記念、実績を評価しつつも、取消後で本調子とは思えないアドマイヤオーラを過信すべきでないと競馬理論では判断している。

一方、スリーオリオンは、

同じ新潟の日本海ステークスを圧勝したが、かなり弱いメンバー構成に恵まれた感は否めない。
よって、第46回新潟記念、内田博騎手騎乗で実績以上に人気になるスリーオリオンには押さえ程度の評価で十分と競馬理論では判断している。

以上のように、競馬理論は、第46回新潟記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、ハンデ、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第46回新潟記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第46回新潟記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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