TOP > レース予想 > 新潟記念 > レイエンダの重賞連覇なるか?
2019/08/27 2019/09/03

【 新潟記念2019予想】 レイエンダの重賞連覇なるか?

出走日:2019年09月01日(日)
農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)/新潟/ハンデ/2000m(左・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して21頭もの出走登録馬があった

 

新潟記念(2019年)の予想について解説する。

 

新潟記念は、サマー2000シリーズの一戦である。

 

新潟記念では、エプソムカップで重賞初制覇を果たしたレイエンダが人気を集めそうだが、過去に1番人気を裏切った経験が何度もある上に、ハンデ戦ということもあり混戦が予想される。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、新潟記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

エプソムカップ組

1着のレイエンダ(ルメール)が新潟記念に出走登録している。

 

レイエンダ

エプソムカップの勝利という結果は、スローの行ったきりの競馬で2番手追走から抜け出しただけであり、レース内容としては過大評価は禁物である。

 

ただし、レイエンダが惨敗した3戦は、スタートで出遅れて位置取りが悪くなりすぎたものでもある。

 

よって、新潟記念の予想では、レイエンダにそれなりの評価を与えるべきだが、絶対視までは禁物である。

 

小倉記念組

2着のカデナ(武藤)・12着のアドマイヤアルバ(田中勝春)の合計2頭が出走を予定している。

 

カデナ

小倉記念の2着という結果は、スローペース且つ直線で前がなかなか開かない不利の中でのものであり、レース内容としても良かった。

 

また、カデナは、3戦連続で好走しており、弥生賞馬の復調がうかがえる。

 

よって、新潟記念の予想では、差しが届く展開になるようであれば、カデナに高い評価を与えるべきである。

 

アドマイヤアルバ

小倉記念のレース内容は見所がなかった。

 

よって、新潟記念の予想では、アドマイヤアルバに高い評価は不要である。

 

天皇賞春組

5着のユーキャンスマイル(岩田康誠)が出走登録している。

 

ユーキャンスマイル

天皇賞春の5着という結果は、上位には力負けであったが、メンバーが強すぎただけでもある。

 

なお、ユーキャンスマイルは、菊花賞3着など実績的にはローカルのG3に入れば断然である。

 

よって、新潟記念の予想では、距離短縮であっても、ユーキャンスマイルにかなり高い評価を与えて当然である。

 

阿武隈ステークス組

1着のサトノキングダム(石橋脩)が出走を予定している。

 

サトノキングダム

阿武隈川ステークスの勝利という結果は、着差以上に余裕のある内容であったが、準OPにしてもかなり弱いメンバー構成に恵まれたものである。

 

ただし、サトノキングダムは、去年の夏以降連対を外しておらず、能力的に底を見せていないことも確かである。

 

よって、新潟記念の予想では、サトノキングダムにとって試金石の一戦となるが、過大評価は禁物である。

 

宝塚記念組

8着のクリンチャー(田辺裕信)及び10着のショウナンバッハ(吉田豊)の合計2頭が出走を予定している。

 

クリンチャー

宝塚記念の8着という結果は、見せ場すらなかったが、メンバーが強すぎただけでもある。

 

ただし、クリンチャーは、菊花賞2着やアルアイン及びレイデオロを破っての京都記念勝ちなど実績的にはこのメンバーに入ると最上位である。

 

よって、新潟記念の予想では、近走が負けすぎではあるもののここまでメンバーが弱くなれば、クリンチャーにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

ショウナンバッハ

宝塚記念の10着という結果は、全く見所がなかった。

 

ただし、ショウナンバッハは、去年の新潟記念で3着だったように、スローの瞬発力勝負だと切れ味を発揮する。

 

よって、新潟記念の予想では、ショウナンバッハにも多少の注意は払うべきである。

ジューンステークス組

1着のジナンボー(ミルコ・デムーロ)が出走を予定している。

ジナンボー

ジューンステークスの勝利という結果は、スローペースを楽に逃げて押し切ったものであり、レース内容としての価値は微妙である。

 

よって、新潟記念の予想では、上がり目を考慮しても、ジナンボーに高い評価は不要である。

 

むらさき賞組

1着のフランツ(戸崎圭太)が出走登録している。

 

フランツ

むらさき賞の勝利という結果は、スローペースを上がり33秒1の脚で差し切る着差以上に強い内容だった。

 

よって、新潟の予想では、急激なメンバー強化を考慮しても、差しが届く展開や馬場になるようであれば、フランツにも注意が必要である。

 

メイステークス組

1着のダイワギャグニー(内田博幸)が出走を予定している。

 

ダイワギャグニー

メイステークスの勝利という結果は、スローの2番手から抜け出す展開に恵まれたものだが、2着に3馬身差は立派である。

 

よって、新潟の予想では、完全復調なったダイワギャグニーにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

以上、新潟記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、新潟記念(2019年)の最終的な予想を決断する。

 

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 5/4 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

関連記事

サリエラの重賞初制覇なるか?  今週は、フルゲート18頭に対して15頭の出走登録馬があった新潟記念(2023年)の予想について解説する。 新潟記念は、サマー2000シリー 続きはこちら
ヒートオンビートが悲願の重賞制覇なるか?
ヒートオンビートが悲願の重賞制覇なるか? 今週は、フルゲート18頭に対して18頭ぴったりの出走登録馬があった新潟記念(2022年)の予想について解説する。   新潟記念は、サマー2000シリー 続きはこちら
トーセンスーリヤが重賞連覇なるか?   今週は、フルゲート18頭に対して18頭ぴったりの出走登録馬があった新潟記念(2021年)の予想について解説する。   新潟記念は、サマー 続きはこちら
Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.