農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)/新潟/ハンデ/2000m(左・芝)
今週は、フルゲート18頭に対して14頭の出走登録馬にとどまった
新潟記念(2018年)の予想について解説する。
新潟記念は、サマー2000シリーズの一戦である。
ブライトワンピースが単勝1倍台の人気を集めそうだが、初の古馬との対戦である上にハンデ戦ということもあり混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、新潟記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
まずは
日本ダービー組
5着のブラストワンピース(池添謙一)が出走登録している。
ブラストワンピース
日本ダービーの5着という結果は。超スローペースの切れ味勝負で遅れを取ったが力負けではない。
まな、ブラストワンピースは、毎日杯において、後のNHKマイルカップ2着馬ギベオンを破っている。
よって、新潟記念の予想では、3歳馬であっても、ブラストワンピースに高い評価を与えて当然である。
中山金杯組
1着のセダブリランテス(石川)が出走を予定している。
セダブリランテス
中山金杯の勝利という結果は、スローペースを先行する展開に恵まれて感はあるが、後の中山記念馬ウインブライトを破ったことは立派である。
よって、新潟記念の予想では、8ヶ月ぶりの競馬であっても、セダブリランテスにも高い評価を与えるべきである。
エプソムカップ組
3着のグリュイエール(戸崎圭太)が出走登録している。
グリュイエール
エプソムカップの3着という結果は、重馬場の分だけ伸びを欠いたが、重賞でも通用するメドをつけた。
よって、新潟記念の予想では、夏場の重賞でメンバー弱化を考慮すると、グリュイエールにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
小倉記念組
5着のストーンウェア(蛯名正義)・11着のメドウラーク
の合計2頭が出走を予定している。
ストーンウェア
小倉記念の5着という結果は、好位のインを追走してのものであり、レース内容としては着順なりで特筆すべき点はなかった。
よって、新潟記念の予想では、ストーンウェアが好走するためには展開などの助けが必要と判断すべきである。
メドウラーク
小倉記念の11着という結果は、見所がなかった。
よって、新潟記念の予想では、メドウラークに高い評価は不要である。
大阪杯組
10着のメートルダール(福永祐一)が出走登録している。
メートルダール
大阪杯の10着という結果は、外枠からの発走ということもあり着順ほどレース内容は悪くないが、力負けであったことも確かである。
なお、メートルダールは、中日新聞杯において、後の宝塚記念馬ミッキーロケットを破っている。
よって、新潟記念の予想では、メートルダールにも高い評価を与えて当然である。
以上、新潟記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
新潟記念(2018年)の最終的な予想を決断する。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。