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2010/05/09 2016/08/19

【 NHKマイルカップ2010予想】 サンライズプリンスVSダノンシャンティで決着するか?

出走日:2010年05月16日(日)
NHKマイルカップ(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)

5月9日のメインレースは、3歳のマイル王決定戦の第15回NHKマイルカップである。
第15回NHKマイルカップには、フルゲート18頭のところに26頭がエントリーしており、混戦が予想される。
そこで、競馬理論は、第15回NHKマイルカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

唯一のステップレースのニュージーランドとトロフィー組からは、1着のサンライズプリンス(横山典)、2着のダイワバーバリアン(蛯名)、3着のレト(幸)、4着のキョウエイアシュラ(吉田隼人)、5着のニシノメイゲツ(北村宏)、6着のマイネルマルシェ(松岡)及び7着のコスモセンサー(石橋)が第15回NHKマイルカップに出走する。
サンライズプリンスのニュージーランドトロフィーの勝利は、中山1600mで極端に不利な大外枠で出遅れながらも早めに先頭に立つ横綱でのものであって、2馬身近い着差以上の強さを見せつけた。
よって、競馬予想は本番の第15回NHKマイルカップにおいても、サンライズプリンスがニュージーランドトロフィー組では最先着する可能性が極めて高い。
そこで、問題となるのは、サンライズプリンスと別路線との馬の比較だが、ニュージーランドトロフィーで相手にならなかったダイワバーバリアンが朝日杯フューチュリティステークスでも3着に好走していることから、単純な比較からは別路線組の有力馬とも互角以上である。
よって、競馬予想は第15回NHKマイルカップ、ニュージーランドトロフィーの勝利で人気になっても、サンライズプリンスにかなり高い評価を与えるべきである。
なお、唯一気になるのは、サンライズプリンスの出遅れ癖で、大外枠の前走でも出遅れてしまったことから、第15回NHKマイルカップでもサンライズプリンスが出遅れて脚を余す可能性も否定できないと競馬理論では判断している。

一方、ダイワバーバリアン、レト、キョウエイアシュラ、ニシノメイゲツ、マイネルマルシェ及びコスモセンサーは、ニュージーランドトロフィーのレース内容を見る限り、第15回NHKマイルカップで好走する可能性は低い。
この中で唯一注目するとすれば、逃げ差し自在と器用な脚質のダイワバーバリアンであるが、ダイワバーバリアンであってもサンライズプリンスが勝利した時の2着候補程度の評価を与えれば十分と競馬理論では判断している。

一方、クラシック第一弾の皐月賞組からは、6着のリルダヴァル(福永祐一)、11着のエイシンアポロン(池添)、13着のガルボ(後藤)が第15回NHKマイルカップに出走する。
リルダヴァルは、好位のインを追走して伸びを欠いた皐月賞の内容こそ物足りない。
しかしながら、休み前の野路菊ステークスの勝利は圧巻であった。
具体的には、リルダヴァルは、野路菊ステークスを出遅れながらも2馬身差で快勝したが、2馬身差で破ったコスモファントムが次走のラジオNIKKEI杯2歳ステークスで皐月賞馬ヴィクトワールピサにこそクビ差で敗れたものの、NHKマイルカップで人気になるダノンシャンティには1馬身先着している。
これらのメンバー比較から、第15回NHKマイルカップでのリルダヴァルの巻き返しには要注目と競馬理論では判断している。

一方、エイシンアポロンは、皐月賞において見せ場すらなく敗れてしまった。
しかしながら、エイシンアポロンは、朝日杯フューチュリティステークスで早め先頭の自ら勝ちに行く競馬をして2着に好走しており、能力的にはG1でも遜色ない。
よって、競馬予想は第15回NHKマイルカップ、距離短縮がプラスに働きそうなエイシンアポロンに押さえ程度の評価は与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、ガルボは、休み明けで距離不向きの皐月賞での惨敗は度外視できる。
また、追い出しが遅れた朝日杯フューチュリティステークスのレース内容を見る限り、ガルボは、エイシンアポロン及びダイワバーバリアンならば大きな差はない。
よって、競馬予想は第15回NHKマイルカップ、ガルボにも押さえ程度の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、別路線組では、ダノンシャンティ(安藤勝)に注目すべきである。
ダノンシャンティは、

素質馬揃いだった毎日杯を快勝しており、第15回NHKマイルカップでは対戦メンバー比較から最上位と判断することができる。
また、ダノンシャンティの前々走の共同通信杯の2着は、超スローペースの前残りの展開で脚を余したものであって、レース内容的には勝ったハンソデバンド及び3着のアリゼオを大きく上回る。
そのアリゼオがスプリングステークスでサンライズプリンスを下していることから、サンライズプリンスよりもダノンシャンティが上と見ることもできる。
よって、第15回NHKマイルカップ、ダノンシャンティにもサンライズプリンスと同様に本命級のかなり高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

以上のように、競馬理論は、第15回NHKマイルカップに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第15回NHKマイルカップの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第15回NHKマイルカップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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