根岸ステークス(G3)/東京競馬場/ダート1400m/左/条件:サラブレッド系4歳以上/賞金:3500万円

今週のメインレースは、第31回根岸ステークス(2017)である。第31回根岸ステークスは、フェブラリーステークスの前哨戦として注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第31回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
JBCスプリント組からは、2着のベストウォーリア(戸崎圭太)が第31回根岸ステークスに出走する。
ベストウォーリアのJBCスプリントの2着という結果は、逃げたダノンレジェンドを捕らえられなかっただけであり、力負けではない。
よって、第31回根岸ステークス(2017)の競馬予想においては、58キロではあっても、実績断然のベストウォーリアに高い評価を与えて当然である。
チャンピオンズカップ組からは、4着のカフジテイク(福永祐一)及び10着のモンドクラッセ(丸山元気)が第31回根岸ステークスに出走する。
カフジテイクのチャンピオンズカップの4着という結果は、前崩れの展開に恵まれたことも確かだが、内が伸びる馬場で外から追い込んだことは立派である。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、カフジテイクがまとめて差し切る可能性が高いと判断すべきである。
モンドクラッセのチャンピオンズカップの10着という結果は、ハイペースで逃げた割に0秒6差と大きく負けていない。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、1400mでも先手を取れるようであれば、モンドクラッセの逃げ粘りに注意を払うべきだが、かなり先行馬が揃っていることを考慮すると、先手を取れない可能性も高そうである。
兵庫ゴールドトロフィー組からは、1着のニシケンモノノフ(横山典弘)、3着のノボバカラ(柴田大知)、4着のラブバレット(山本)及び6着のグレープブランデー(柴田善臣)が第31回根岸ステークスに出走する。
ニシケンモノノフの兵庫ゴールドトロフィーの勝利という結果は、すんなりと先行する競馬に恵まれたものではあるが、1400m戦では崩れなく走ることを改めて示した。
ただし、第31回根岸ステークスには中央場所のレベルの高い重賞でも好走歴のある実力馬が出走を予定しており、急激なメンバー強化も確かである。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、ニシケンモノノフに高い評価を与えつつも絶対視までは禁物である。
ノボバカラの兵庫ゴールドトロフィーの3着という結果は、58キロの斤量且つ外枠からの発走で先手を取れなかったことによるものであり、力負けではない。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、すんなりと先行できるようであれば、ノボバカラがニシケンモノノフを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
ラブバレット及びグレープブランデーは、兵庫ゴールドトロフィーの見所のないレース内容を見る限り、第31回根岸ステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
カペラステークス組では、3着のコーリンベリー(松山弘平)及び5着のタールタン(北村宏司)が第31回根岸ステークスに出走する。
コーリンベリーのカペラステークスの3着という結果は、外目を回らされた分だけ差をつけられてしまった。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、先手を取る自分の競馬ができるようであれば、コーリンベリーがノボバカラ及びニシケンモノノフを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
タールタンのカペラステークスの5着という結果は、距離不足で持ち味を発揮できなかった。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、得意の東京1400m戦であれば、タールタンがカペラステークス組(ノボバカラ、ニシケンモノノフ及びコーリンベリー)をまとめて差し切ってもおかしくないと判断すべきである。
武蔵野ステークス組では、4着のキングズガード(藤岡佑介)が第31回根岸ステークスに出走する。
キングズガードの武蔵野ステークスの4着という結果は、後に好走馬が続出するかなりレベルの高いメンバー構成でいつもより前目で勝ちに行ってのものであり、負けて強しの内容であった。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、キングズガードにもかなり高い評価を与えるべきである。
神無月ステークス組からは、1着のベストマッチョ(ルメール)が第31回根岸ステークスに出走する。
ベストマッチョの神無月ステークスの勝利という結果は、着差以上に余裕が
あったが、スローペースを先行する展開に恵まれたことも確かである。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、5戦4勝と能力的に底を見せていない点を評価しつつも、ベストマッチョに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
ファイナルステークス組からは、2着のエイシンバッケン(岩田康誠)が第31回根岸ステークスに出走する。
エイシンバッケンのファイナルステークスの2着という結果は、位置取りが後ろ過ぎたためゴール前ではハナ差届かなかっただけである。
また、エイシンバッケンは、夏至ステークスにおいて、折り合いを欠きながらもカフジテイクと差のない競馬をしている。
よって、第31回根岸ステークスの競馬予想においては、エイシンバッケンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想においては、第31回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態など様々な要素を加味して、第31回根岸ステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第31回根岸ステークスの予想をお楽しみに。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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