根岸ステークス(GⅢ)/東京/別定/1400m(左・ダート)
今週のメインレースは、第30回根岸ステークスである。
第30回根岸ステークスは、フェブラリーステークスを占う意味でも注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第30回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
ファイナルステークス組では、1着のタールタン、2着のサクラエール及び14着のアスコットシチーが第30回根岸ステークスに出走する。
タールタンのファイナルステークスの勝利という結果は、ロスのない競馬に恵まれたものだが、直線で狭くなったところを割った勝負根性はさすがである。
しなしながら、かなりメンバーが強化する第30回根岸ステークスの競馬予想においては、タールタンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
サクラエールのファイナルステークスの2着という結果は、前潰れの展開に恵まれた感もあるが、タールタンとはコーナーワークの差であった。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、展開次第で、サクラエールがタールタンを逆転可能と判断すべきである。
アスコットシチーは、ファイナルステークスの見所のない内容を見る限り、第30回根岸ステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、武蔵野ステークス組からは、2着のタガノトネール、3着のモーニン及び12着のアドマイヤロイヤルが第30回根岸ステークスに出走する。
タガノトネールの武蔵野ステークスの2着という結果は、ノンコノユメにこそ差されてしまったものの、早め先頭から粘り込む強い内容であった。
よって、距離が短縮する第30回根岸ステークスの競馬予想においては、スムーズに先行さえ出きれば、タガノトネールが粘り込む可能性は高いと判断すべきである。
モーニンの武蔵野ステークスの3着という結果は、内外からこすられて行きたがってしまったものであり、タガノトネールと能力的には差がない。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、キャリアが浅く上積みが見込めるモーニンにもタガノトネールと互角の評価を与えるべきである。
アドマイヤロイヤルは、武蔵野ステークスの見所のないレース内容を見る限り、第30回根岸ステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、ジャニュアリーステークス組からは6着のアンズチャンが出走する。
アンズチャンのジャニュアリーステークスの6着という結果は、前残りの展開で脚を余したものであり、悲観すべき内容ではない。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、府中の1400mが得意なアンズチャンにそれなりの高い評価を与えるべきである。
一方、兵庫ゴールドトロフィー組からは、1着のレザーバレットが第30回根岸ステークスに出走する。
レザーバレットの兵庫ゴールドトロフィーの勝利という結果は、地方交流競走の弱いメンバー構成に恵まれたといえども、力の違いを見せつけた。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、レザーバレットにも多少の注意を払うべきである。
一方、錦秋ステークス組からは、1着のプロトコルが第30回根岸ステークスに出走する。
プロトコルの錦秋ステークスの勝利という結果は、差す競馬を覚えて、本格化を示した。
ただし、プロトコルは、2走前にモーニンに力負けであった。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、プロトコルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、チャンピオンズカップ組からは、8着のグレープブランデーが第30回根岸ステークスに出走する。
グレープブランデーのチャンピオンズカップの8着という結果は、
力負けであったが、メンバーが強すぎた割には大きく負けていない。
よって、第30回根岸ステークスの競馬予想においては、実勢断然のグレープブランデーに58キロであっても多少の注意は必要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第30回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第30回根岸ステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第30回根岸ステークスの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。