根岸ステークス(GⅢ)/東京/別定/1400m(左・ダート)
今週のメインレースは、第29回根岸ステークスである。
第29回根岸ステークスは、フェブラリーステークスのステップレースでもあり、46頭もの登録があり混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第29回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
チャンピオンズカップ組からは、6着のワイドバッハ(武豊)及び9着のグレープブランデー(北村宏司)が第29回根岸ステークスに出走する。
ワイドバッハのチャンピオンズカップの6着という結果は、スローペースの前残りの展開を追い込んだものであり、レース内容としては着順以上の価値がある。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、武蔵野ステークスで強敵を破っているワイドバッハに、差しが届く展開になるようであれば本命級の高い評価を与えるべきである。
一方、グレープブランデーのチャンピオンズカップの9着という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値はない。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、グレープブランデーに高い評価は不要である。
一方、ワイドバッハが制した武蔵野ステークス組からは、2着のエアハリファ(三浦皇成)、6着のレッドアルヴィス及び14着のアドマイヤロイヤル(内田博幸)が第29回根岸ステークスに出走する。
エアハリファの武蔵野ステークスの2着という結果は、好位のインでロスのない競馬をしてのものだが、ハイペースを早め先頭で3着以下を3馬身も離しており、レース内容としては悪くない。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、前残りの展開になるようであれば、エアハリファがワイドバッハを逆転可能と判断すべきである。
一方、レッドアルヴィス及びアドマイヤロイヤルは、武蔵野ステークスの見所のないレース内容から、第29回根岸ステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、アドマイヤロイヤルは、
プロキオンステークスを制しているように1400mは得意な舞台なので多少の注意は払うべきである。
一方、ファイナルステークス組からは、4着のキョウワダッフィー(福永祐一)及び12着のゴールスキー(ベリー)が第29回根岸ステークスに出走する。
キョウワダッフィー及びゴールスキーのファイナルステークスの敗戦は、重い斤量で且つ前残りの展開で脚を余したものであり、度外視可能である。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、キョウワダッフィー及びゴールスキーの巻き返しには若干注意を払うべきである。
一方、カペラステークス組からは、2着のサトノタイガー(御神本訓史)、5着のタールタン(後藤浩輝)及び10着のサトノプリンシパル(川須)が第29回根岸ステークスに出走する。
サトノタイガーのカペラステークスの2着という結果は、中央場所でも通用する能力を示した。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、充実著しいサトノタイガーにもそれなりの高い評価が必要である。
一方、タールタンのカペラステークスの5着という結果は、内で包まれて脚を余したものであり、悲観すべき内容ではない。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、最も得意な府中の1400m戦であることを考慮すると、タールタンの巻き返しに注意すべきである。
一方、サトノプリンシパルは、カペラステークスにおいて、見所なく敗れ人気を裏切ってしまった。
しかしながら、サトノプリンシパルは、2走前の1400m戦で楽勝している。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、マイペースで先行できるようであればサトノプリンシパルも一変可能と判断すべきである。
一方、中山金杯組からは、2着のロゴタイプ(デムーロ)が第29回根岸ステークスに出走する。
ロゴタイプは、皐月賞勝ちなどを含め、実績的には断然である。
よって、第29回根岸ステークスの競馬予想においては、ダート適性次第でロゴタイプの圧勝まであり得ると判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第29回根岸ステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
ただし、第29回根岸ステークスは、46頭もの登録があり出走馬が流動的なため、他馬が好走する可能性もある。
競馬理論のファンの方は、第29回根岸ステークスの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。