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2013/12/27 2016/08/18

【 中山金杯2013予想】 オーシャンブルーは中山で巻き返せるのか?

出走日:2013年12月29日(日)
日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)/中山/ハンデ/2000m(右・芝)

今週のメインレースは、第63回中山金杯である。

第63回中山金杯は、新年の競馬を飾る名物レースであり、波乱続きの歴史からも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第63回中山金杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

菊花賞組からは、5着のケイアイチョウサン(横山典弘)が第63回中山金杯に出走する。

ケイアイチョウサンの菊花賞の5着という結果は、インが極端に有利な馬場において1枠からの発走で全くロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

第63回中山金杯の競馬予想においては、菊花賞で5着の実績だけで人気になるケイアイチョウサンを過大評価すべきでないと判断している。

一方、ディセンバーステークス組からは、2着のセイクリッドバレー(津村明秀)、5着のサクラアルディート(内田博幸)、7着のクラウンレガーロ(三浦皇成)、8着のトップカミング、10着のサムソンズプライド(田辺裕信)、11着のコスモファントム(丹内祐次)、12着のモンテエン(柴田善臣)及び14着のイケドラゴンが第63回中山金杯に出走する。

セイクリッドバレーのディセンバーステークスの2着という結果は、58キロを背負いながらも馬群を割ってのものであり、復調を示す内容であった。

第63回中山金杯の競馬予想においては、メンバー強化を考慮しても、セイクリットバレーにそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方、サクラアルディートのディセンバーステークスの5着という結果は、休み明けで且つ内で包まれてしまったものであり、悲観すべき内容ではない。

よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、サクラアルディートがジャスタウェイと互角の脚で追い込んだエプソムカップの内容だけ走れるようであれば好走可能と判断すべきである。

クラウンレガーロ、トップカミング、サムソンズプライド、コスモファントム、モンテエン及びイケドラゴンは、ディセンバーステークスの見所のない内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。

朝日チャレンジカップ組からは、4着のマイネルラクリマ、5着のカルドブレッサ(藤岡佑介)及び8着のマックスドリーム(古川吉洋)が第63回中山金杯に出走する。

マイネルラクリマの朝日チャレンジカップの4着という結果は、58キロの斤量を背負っていたことによりスローの瞬発力勝負で切れ味負けしてしまっただけであり、悲観すべき内容ではない。

第63回中山金杯の競馬予想においては、小回りの中山コースで先行力を生かせるようであれば、マイネルラクリマの巻き返しの可能性も高まると判断すべきである。

カルドブレッサ及びマックスドリームは、朝日チャレンジカップの見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、マックスドリームは、小回りの競馬場で早めにまくるような競馬をすれば好走できるので、押さえ程度の評価は与えるべきである。

マイネルラクリマが2着に好走した福島記念組からは、4着のディサイファ(四位洋文)が第63回中山金杯に出走する。

ディサイファの福島記念の4着という結果は、イン有利の馬場において終始外を回らされており、レース内容としてはマイネルラクリマを上回る。

よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、展開や条件次第でディサイファがマイネルラクリマを逆転可能と判断すべきである。

一方、金鯱賞組からは、10着のオーシャンブルー(ベリー)及び11着のウインドジャズが第63回中山金杯に出走する。

オーシャンブルー及びウインドジャズは、金鯱賞の見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。

ただし、オーシャンブルーは、有馬記念2着馬であり実績的には断然なので、能力を発揮できさえすれば第63回中山金杯でも好走可能と判断すべきである。

ステイヤーズステークス組からは、2着のユニバーサルバンク(戸崎圭太)及び13着のコスモラピュタが第63回中山金杯に出走する。
ユニバーサルバンクの第63回中山金杯の2着という結果は、 長距離適性の差でデスペラードには敗れてしまったが、相手なりに走ることを証明した。
よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、ユニバーサルバンクにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
コスモラピュタは、ステイヤーズステークスの見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第63回中山金杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第63回中山金杯の最終的な予想を決断する。
なお、第63回中山金杯は26頭もの登録もあるハンデ戦ということもあり、ここに掲載していない馬にもチャンスがあることは頭に入れておいて欲しい。
競馬理論のファンの方は、第63回中山金杯の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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