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2012/07/02 2016/08/19

【 中山記念2012予想】 ヴィクトワールピサがドバイワールドカップへの壮行レースを飾れるか?

出走日:2012年07月08日(日)
中山記念(GⅡ)/中山/別定/1800m(右・芝)

今週から、
春の中山開催が開幕する。

春の中山開催は、
春のG1戦線を占う意味でも大事な開催である。

その中山開催の開幕週には、
第85回中山記念が行われる。

第85回中山記念は、
3冠牝馬アパパネこそ登録を断念したものの、
有馬記念馬ヴィクトワールピサ(M・デムーロ)が
出走を予定しており、楽しみな一戦である。

そこで、競馬理論の競馬予想は、
第85回中山記念に出走する
有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

有馬記念組からは、
1着のヴィクトワールピサが第85回中山記念に出走する。

ヴィクトワールピサの有馬記念の勝利は、スローペースを好位のインで追走して早めにスパートするデムーロ騎手の好騎乗によるものであって、レース内容としては2着のブエナビスタに大きく見劣る。

しかしながら、有馬記念で先行馬有利の
展開に恵まれて3着に好走したトゥザグローリーが京都記念を制し、
マイペースで逃げて5着に敗れたトーセンジョーダンが
アメリカジョッキークラブカップを制しているように、
有馬記念の上位組は、
G2程度では能力が違うのも確かである。

よって、一線級が不在の
第85回中山記念、
有馬記念馬ヴィクトワールピサが格の違いを見せつけて、
ドバイワールドカップに向かう可能性が高い
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、小倉大賞典組からは、
3着のリルダヴァル(内田博)及び
9着のダイシングロウが第85回中山記念に出走する。

リルダヴァルの小倉大賞典の3着は、上位2頭と同タイムで走ってのものであり、レース内容としては互角以上の競馬をしていたが、サンライズベガが勝利するくらいの低レベルなメンバー構成に恵まれた感も否めない。

また、リルダヴァルは、
いつも人気を裏切っているように、
人気先行タイプでもある。

よって、第85回中山記念、
リルダヴァルがヴィクトワールピサの
2着候補の一頭という評価を与える必要はあるが、
過剰に人気になるようならば
押さえにとどめるのも一つの手
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ダイシングロウは、
G3の小倉大賞典でも通用していないので、
G2の第85回中山記念で好走する可能性は低い。

一方、同じ中山コースの
G2のアメリカジョッキークラブカップ組からは、
6着のマルカボルト(ベリー)が
第85回中山記念に出走する。

マルカボルトのアメリカジョッキークラブカップの6着は、ミヤビランベリが2着に残るスローペースを離れた2番手で追走する展開に恵まれてのものであり、レース内容としての価値は低い。

よって、第85回中山記念、
開幕週のイン有利の馬場で
先行できるというメリットを生かしても、
マルカボルトには押さえ程度の評価で十分
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、中山金杯組からは、
2着のキョウエイストーム(石橋脩)が
第85回中山記念に出走する。

キョウエイストームは、
京王杯オータムハンデ及び中山金杯で2着と、
得意の中山コースならばG2でも通用するように見える。

しかしながら、キョウエイストームの中山金杯の2着は、終始無駄な距離を走らせなかった石橋脩騎手の好騎乗によるところが大きい。

よって、第85回中山記念、
開幕週で有利な好位のインを追走できる
内枠を引くことができた時だけ、
キョウエイストームにそれなりの評価を与えればよい
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、京都金杯組からは、
4着のリーチザクラウン(武豊)が
第85回中山記念に出走する。

リーチザクラウンは、
気難しくて敗戦を続けているが、
レベルの低い5歳世代とはいえども、
クラシック戦線で人気になっていた素質馬であり、
実力的には互角以上である。

よって、第85回中山記念、
スムーズに先行して本来の力さえ発揮できれば、
リーチザクラウンが58キロを克服して
2着争いに加われる
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ディセンバーステークスからは、
レッドシューター(横山典)が
第85回中山記念に出走する。

レッドシューターは、
オープン特別といえども2着を繰り返しており、
相手なりに走る安定感は中山記念でも魅力である。

また、レッドシューターは、
中山記念のような開幕週向きの先行力も持っている。

しかしながら、レッドシューターが
近2走で敗れた相手は、
サンディエゴシチーやケイアイドウソジンなど
中山記念など重賞ではまったく通用していない馬であり、
G2では急激にメンバーが強くなった感も否めない。

一方、去年の秋の天皇賞組からは、
13着のキャプテントゥーレ(小牧太)が
第85回中山記念に出走する。

キャプテントゥーレは、天皇賞・秋でこそ一線級相手に13着と惨敗してしまったが、皐月賞や朝日チャレンジカップを逃げきったように中山記念でもマイペースで逃げるとしぶとい。

よって、第85回中山記念、
単騎逃げ濃厚で開幕週の馬場を生かせそうな
キャプテントゥーレをヴィクトワールピサの
有力候補として評価すべき

と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、菊花賞組からは、
11着のアロマカフェ(柴田善)が
第85回中山記念に出走する。

アロマカフェは、レベルの高い4歳世代であり、
ラジオNIKKEI杯で有馬記念3着馬の
トゥザグローリーに先着している。

よって、第85回第85回中山記念、
休み明けで体調さえ万全であれば、
アロマカフェがいきなり好走してもおかしくない
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、去年の毎日杯から
ミッキードリームが第85回中山記念に出走する。

ミッキードリームは、毎日杯において、
リルダヴァル及び日経新春杯馬の
ルーラーシップに先着しており、
更には、つばき賞でゲシュタルトを破っており、
単純なメンバー比較では中山記念でも互角以上である。

よって、第85回中山記念、
長期休養明けといえども、
ミッキードリームにそれなりの注意を払うべき
と競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、
第85回中山記念に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び
馬場状態などの様々な要素を加味して、
第85回中山記念の最終的な予想を決断する。

競馬理論の競馬予想のファンの方は、
第85回中山記念の最終的な予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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