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2012/06/29 2016/08/19

【 中山記念2012予想】 カンパニーの連覇なるか?

出走日:2012年07月01日(日)
中山記念(GⅡ)/中山/別定/1800m(右・芝)

今週から、二開催連続の春の中山競馬が開幕する。
その春の中山競馬の開幕週には、伝統の一戦の第83回中山記念が行われる。
第83回中山記念は、力差のハッキリしたメンバーで別定戦ということもあり、軸馬さえ間違わなければ、簡単に的中できそうである。
そこで、ステップレースごとに、第83回中山記念へ出走する有力各馬の能力を分析する。

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)組からは、2着のエアシェイディ(後藤)、3着のトウショウシロッコ(吉田豊)、5着のキングストレイル(北村宏)、7着のグラスボンバー(勝浦)及び8着のドリームジャーニー(池添)が第83回中山記念に出走する。
アメリカジョッキークラブカップを分析する上で重要なことは、前日までの雨の影響で外が伸びない馬場でのレースであったということだ。

これを考慮すると、エアシェイディのアメリカジョッキークラブカップの2着は、外が伸びない馬場で大外をまわされる不利を克服してのものであり、レース内容的には勝ったネヴァブションと中山記念では互角又はそれ以上である。
更に、エアシェイディは、強敵相手の有馬記念でも3着、天皇賞・秋でも5着に好走していることから、第83回中山記念のメンバー構成であれば、好勝負必死である。
よって、第83回中山記念、エアシェイディにかなり高い評価を与えるべきである。
ただし、第83回中山記念が開幕週のイン有利な馬場で行われることを考慮すると、後方からレースを進めるエアシェイディの過信は禁物と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、トウショウシロッコのアメリカジョッキークラブカップの3着は、イン有利の馬場で無駄な距離を走らせなかった吉田豊騎手の好騎乗によるものであって、エアシェイディとはクビ差以上の能力差がある。
よって、第83回中山記念において、トウショウシロッコがエアシェイディを逆転する可能性はかなり低いと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、キングストレイルのアメリカジョッキークラブカップの5着は、イン有利の馬場でマイペースの逃げを打ってのものであり、レース内容的な価値は低い。
しかしながら、アメリカジョッキークラブカップより400mも距離が短縮し、イン有利が予想される開幕週に行われる第83回中山記念であれば、キングストレイルの粘り込みには注意しなければならないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、グラスボンバーのアメリカジョッキークラブカップの7着は、イン有利の馬場で最内を突いてのものであり、レース内容的な価値はまったくない。
よって、第83回中山記念において、グラスボンバーが好走する可能性は殆どないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ドリームジャーニーは、アメリカジョッキークラブカップにおいて一番人気を裏切り、8着に敗れてしまったが、外が伸びない馬場に脚を殺されてしまったものであって、中山記念では度外視することもできる。
しかしながら、開幕週で先行馬が少ない第83回中山記念、ドリームジャーニーが再度脚を余してしまう可能性が高いので、押さえ程度の評価で十分と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、東京新聞杯組からは、2着のキャプテンベガ(北村宏)、3着のスマイルジャック(岩田康)及び12着のトップガンジョー(柴山)が第83回中山記念に出走を予定している。
キャプテンベガは、東京新聞杯において直線だけの競馬で2着に追い込んだ。
しかしながら、東京新聞杯で2着のキャプテンベガが、もう少しメンバーの強い毎日王冠や鳴尾記念でまったく通用していないことを考えると、東京新聞杯はかなりレベルが低いメンバーであったと判断せざるを得ない。
よって、第83回中山記念、東京新聞杯組のキャプテンベガ、スマイルジャック及びトップガンジョーに高い評価を与えるべきではない。
ただし、スマイルジャックは、軽快な先行力を持つので、第83回中山記念においても楽に先行できるようであれば、開幕週のイン有利な馬場を生かして粘り込む可能性は否定できないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、去年の覇者のカンパニー(横山典)も、第83回中山記念に出走を予定している。
カンパニーは、去年の天皇賞・秋でウオッカと同タイムの4着に走っており、この時にはエアシェイディに先着を果たしている。
また、その後のマイルチャンピオンシップにおいても、カンパニーは、不利な外枠を克服して4着と差のない競馬をしており、展開次第では中山記念などG1でも通用する能力を示している。
よって、明けて8歳馬となっても衰えの見られないカンパニーが中山記念を連覇する可能性は低くないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、中山金杯を連覇したアドマイヤフジも、第83回中山記念では人気になりそうである。
アドマイヤフジの中山金杯の勝利は、58キロのトップハンデを背負いながら早め先頭と自ら勝ちにいく競馬のものであって、着差以上の力の差を見せつけた。
よって、別定の57キロで出走できる第83回中山記念、開幕週向きの先行力を持つアドマイヤフジにそれ相応の高い評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、第83回中山記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第83回中山記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論の競馬予想のファンの方は、第83回中山記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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