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2012/07/02 2016/08/19

【 マイルCS2012予想】 ダノンヨーヨーが5連勝でG1制覇なるか?

出走日:2012年07月08日(日)
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

さて、今週のメインレースは、秋のマイル王決定戦の第27回マイルチャンピオンシップである。第27回マイルチャンピオンシップは現在の低調なマイル戦線を象徴するように中心馬不在の混戦模様である。

そこで、競馬理論は第27回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに競馬予想を解説したい。古馬の一線級が揃った天皇賞・秋組からは、4着のオウケンサクラ(武豊)、14着のアリゼオ、16着のショウワモダン(後藤)及び17着のエイシンアポロン(蛯名)が第27回マイルチャンピオンシップに出走する。

オウケンサクラの天皇賞の4着は、Bコースに変更後に極端にイン有利となった馬場状態でインの3番手を追走する絶好の展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は低い。

よって、第27回マイルチャンピオンシップ、天皇賞・秋の4着だけで、オウケンサクラを過大評価すべきでないと競馬理論では判断している。

一方、アリゼオの天皇賞・秋の14着は、すぐに2コーナーを迎えて外枠が極端に不利な府中2000mで18番ゲートからの発走であったにしても、負け過ぎである。

また、エイシンアポロン及びショウワモダンは、直線で不利があった天皇賞・秋の敗戦を度外視はできるが、エイシンアポロンは一線級相手では通用しないし、ショウワモダンも秋3戦の敗戦内容が酷すぎる。

よって、第27回マイルチャンピオンシップ、レベルの高い天皇賞・秋組という点を評価しつつも、アリゼオ、ショウワモダン及びエイシンアポロンには押さえ程度の評価で十分と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、東京のマイル戦の富士ステークス組からは、1着のダノンヨーヨー(スミヨン)、2着のライブコンサート(和田)、3着のガルボ(津村)、6着のスピリタス、8着のサンカルロ(吉田豊)、9着のキョウエイストーム(石橋)及び12着のマイネルファルケ(松岡)が第27回マイルチャンピオンシップに出走する。

ダノンヨーヨーの富士ステークスの勝利は、スローペースで前残りの展開を後方から差し切ってのものであり、2着に1馬身以上の差をつけていることからも、圧倒的な強さを見せつけた。

よって、第27回マイルチャンピオンシップ、急激にメンバーが強化する点を考慮しても、能力的に底をみせていないダノンヨーヨーには高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、ライブコンサート及びガルボの富士ステークスの好走は、スローペースをスンナリと先行する展開に恵まれたものであり、着順ほどの高い評価は不要である。

また、サンカルロ、キョウエイストーム及びマイネルファルケは、富士ステークスにおける見所のないレース内容から、一変は難しい。

よって、第27回マイルチャンピオンシップにおいて、ライブコンサート、ガルボ、サンカルロ、キョウエイストーム及びマイネルファルケが好走する可能性は低いと競馬理論では判断している。

一方、スピリタスの富士ステークスの6着は、スローペースを最後方から追い込む競馬で脚を余してのものであり、悲観すべき内容ではない。

また、スピリタスは、1分31秒7で勝利した湘南ステークスのレース内容が圧巻であった。よって、第27回マイルチャンピオンシップ、ハイペースで前潰れの展開になりさえすれば、スピリタスが好走可能と競馬理論では判断している。

一方、スワンステークス組からは、3着のジョーカプチーノ(藤岡康)及び7着のファイングレイン(浜中)が第27回マイルチャンピオンシップに出走する。

ジョーカプチーノのスワンステークスの3着は、スローペースを楽に逃げる展開に恵まれたものだが、1年半ぶりの休み明けであったことを考慮すると、高い評価を与えるべきである。

また、ジョーカプチーノは、イン有利の馬場ですんなり先行する展開に恵まれたとはいえ、NHKマイルカップを2馬身差で快勝しており、G1でも遜色の無い実績馬である。

よって、第27回マイルチャンピオンシップ、叩き2走目で上昇が見込める上に、器用な先行力を持つジョーカプチーノに要注目と競馬理論では判断している。

一方、ファイングレインは、スワンステークスの見所のないレース内容から、第27回マイルチャンピオンシップで好走する可能性は低い。一方、別路線組からは、キンシャサノキセキ(ムーア)、ゴールスキー、テイエムオーロラ(国分恭)及びトゥザグローリーが第27回マイルチャンピオンシップに出走する。キンシャサノキセキは、G1の高松宮記念馬で実績的には断然である。

また、キンシャサノキセキは、前走のスプリンターズステークスにおいても、取り消し後でイン有利な馬場にもかかわらず、外を回って2着に追い込んでおり、レース内容的には圧巻であった。

よって、第27回マイルチャンピオンシップにおいても、7歳になって充実期を迎えるキンシャサノキセキに高い評価を与えるべきである。ただし、キンシャサノキセキは、マイル戦では折り合いを欠いて、敗戦を繰り返してきた過去もあるので、過信は禁物とも競馬理論では判断している。

一方、ゴールスキーは、3連勝の内容が非常に強いが、急激にメンバーが強化した感も否めない。よって、第27回マイルチャンピオンシップ、
未知の魅力を考慮しても、ゴールスキーには押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論では判断している。

一方、テイエムオーロラの府中牝馬ステークスの勝利は、超スローペースで逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は低い。よって、牡馬の一線級が揃う第27回マイルチャンピオンシップ、テイエムオーロラを軽視しても問題ないと競馬理論では判断している。

一方、トゥザグローリーは、カシオペアステークスを圧勝したが、オープンにしては低調なメンバー構成に恵まれたものだが、レベルの高い3歳世代ということと古馬のマイル戦線の低調さを考えると、無視はできないと競馬理論では判断している。

一方、外国馬のサプレザ(スミヨン)が第27回マイルチャンピオンシップに出走する。サプレザは、去年のマイルチャンピオンシップで3着に好走しており、去年よりもメンバーが弱化した第27回マイルチャンピオンシップでは好走必至と競馬理論では判断している。

以上のように、競馬理論は、第27回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び
馬場状態などの様々な要素を加味して、第27回マイルチャンピオンシップの最終的な競馬予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第27回マイルチャンピオンシップの競馬予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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