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2019/11/12 2019/11/21

【 マイルCS2019予想】 ダノンキングリーの悲願のG1制覇なるか?

出走日:2019年11月17日(日)
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

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今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があった秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ(2019年)の予想について解説する。

 

毎日王冠を圧勝したダノンキングリー(横山典弘)と天皇賞2着で復調を示したダノンプレミアム(川田将雅)のダノン2頭が人気を集めそうだが、春のマイル王インディチャンプなど実力馬が揃い混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、マイルチャンピオンシップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは毎日王冠組

1着のダノンキングリー(横山典弘)・3着のインディチャンプ・4着のペルシアンナイト(マーフィー)の合計3頭が出走登録している。

 

ダノンキングリー

毎日王冠の勝利という結果は、開幕週の前残りの馬場状態を出遅れながらも最後方から差し切る着差以上に強い内容であった。

 

また、ダノンキングリーは、共同通信杯において3歳マイル王アドマイヤマーズにも圧勝しており、マイル戦線では能力的に底を見せていない。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、人気ではあっても、ダノンキングリーに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

インディチャンプ

毎日王冠の3着という結果は、一旦は先頭に立ったものの、アエロリットにも差し返されてしまっており、休み明けと距離が少し長すぎた印象である。

 

なお、インディチャンプは、安田記念で春のマイル王となったが、イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたことも確かである。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、インディチャンプにもそれなりの高い評価を与えるべきだが、安田記念馬というだけで過大評価は禁物である。

 

ペルシアンナイト

毎日王冠の4着という結果は、4コーナーでの手応えの割には弾けなかったが、開幕週の馬場で外目を回らされたことを考慮すると悪くない。

 

また、ペルシアンナイトは、一昨年のマイルチャンピオンシップ馬である上に、去年も2着に好走しており、得意な舞台である。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、ペルシアンナイトにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

天皇賞秋組

2着のダノンプレミアム(川田将雅)・14着のアルアイン(ムーア)の合計2頭が出走を予定している。

 

ダノンプレミアム

天皇賞秋の2着という結果は、アーモンドアイにこそ力負けだが、楽に逃げたアエロリットを交わしての連対確保は立派である。

 

また、ダノンプレミアムは、不利を受けた安田記念を除けば、マイル戦線では能力的に底を見せていない。

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、天皇賞よりもメンバーが弱化している点を考慮すると、ダノンプレミアムにもかなり高い評価を与えるべきである。

 

アルアイン

天皇賞秋の14着という結果は、外枠からの発走で終始外を回らされてしまったので、着順ほど悲観すべき内容ではない。

 

なお、アルアインは、大阪杯を制しているように、ラチ沿いでロスのない競馬ができれば、G1でも通用する能力を秘める。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、内枠を引いてロスのない競馬ができるようであれば、アルアインにも注意が必要である。

 

スワンステークス組

1着のダイアトニック(スミヨン)・2着のモズアスコット(和田竜二)・3着のマイスタイル(田中勝春)・4着のタイムトリップ・5着のグアンチャーレ(松岡正海)の合計5頭が出走登録している。

 

ダイアトニック

スワンステークスの勝利という結果は、今年に入って5戦4勝の充実っぷりを示したものだが、一線級不在の弱いメンバー構成に恵まれたものでもある。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、ダイアトニックに高い評価は不要である。

 

モズアスコット

スワンステークスの2着という結果は、57キロの斤量を考慮すると、レース内容としてはダイアトニックより上である。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、モズアスコットがダイアトニックを逆転する可能性が高いと判断すべきである。

 

マイスタイル

スワンステークスの3着という結果は、前潰れの展開を早めに仕掛けた割にはよく頑張った。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、楽に先行できそうなメンバー構成を考慮すると、マイスタイルの逃げ粘りにも注意を払うべきである。

 

タイムトリップ・グアンチャーレ

スワンステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、タイムトリップ及びグアンチャーレに高い評価は不要である。

 

富士ステークス組

2着のレイエンダ(ルメール)・3着のレッドオルガ・4着のクリノガウディー(藤岡佑介)・5着のカテドラル(武豊)・7着のエメラルファイト(石川)の合計5頭が出走登録している。

 

レイエンダ

富士ステークスの2着という結果は、終始外を回らされた割にはよく追い込んだ。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、人気先行タイプではあるものの、外の差しが届く展開になるようであれば、レイエンダにも注意を払うべきである。

 

レッドオルガ・クリノガウディー・カテドラル・エメラルファイト

富士ステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想では、急激なメンバー強化を考慮すると、レッドオルガ、クリノガウディー、カテドラル及びエメラルファイトに高い評価は不要である。

 

以上のように、競馬理論の予想では、マイルチャンピオンシップに出走を予定している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マイルチャンピオンシップ(2019年)の最終的な予想を決断する。

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事務局スタッフ片山・麻生

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