マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)
今週のメインレースは、マイルチャンピオンシップ(2017年)である。
マイルチャンピオンシップ(2017年)は、現役最強マイラーを目指す22頭が出走登録しており、人気が割れそうな混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、マイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
富士ステークス組からは、1着のエアスピネル(武豊)、2着のイスラボニータ(ルメール)、3着のクルーガー、5着のペルシアンナイト(Mデムーロ)、7着のガリバルディ(岩田康誠)、8着のブラックムーン、9着のグランシルク(田辺裕信)及び14着のジョーストリクトリがマイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している。
エアスピネルの富士ステークスの勝利という結果は、道悪適性とスローを先行する展開に恵まれたものではあるが、2馬身の着差以上に余裕のある内容であった。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、エアスピネルにかなり高い評価を与えて当然である。
イスラボニータの富士ステークスの2着という結果は、58キロの斤量とコース取りの差を考慮すると、着差ほど能力差があったわけではない。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、イスラボニータが去年2着の雪辱を果たしてもおかしくないと判断すべきである。
クルーガー、ペルシアンナイト、ガリバルディ、ブラックムーン、グランシルク及びジョーストリクトリは、富士ステークスの見所のない内容を見る限り、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、富士ステークスは極悪馬場で能力を発揮できなかった馬もいるので、ペルシアンナイト及びグランシルクの巻き返しには多少の注意を払うべきである。
スワンステークス組からは、1着のサングレーザー(福永祐一)、5着のダノンメジャー(北村友一)及び8着のムーンクレスト(藤岡佑介)がマイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している。
サングレーザーのスワンステークスの勝利という結果は、4連勝で充実っぷりを示したが、内目を通った馬が上位を独占する展開に恵まれたものでもある。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、更にメンバー強化を考慮すると、サングレーザーに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
ダノンメジャー及びムーンクレストは、スワンステークスの見所のない内容を見る限り、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想において高い評価は不要である。
天皇賞秋組からは、13着のネオリアリズム及び18着のサトノアラジン(川田将雅)がマイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している。
ネオリアリズム及びサトノアラジンの天皇賞秋の敗戦は、極悪馬場で持ち味を殺されたものであり、度外視可能である。
なお、ネオリアリズムは、気分良く先行さえできれば札幌記念においてモーリスを寄せ詰めなかった実績がある。
また、サトノアラジンは、去年のマイルチャンピオンシップで1番人気を裏切ってしまったが、大きな不利がなければ差し切っていたと思われる内容であった。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、ネオリアリズム及びサトノアラジンの巻き返しに注意を払って当然である。
京成杯オータムハンデキャップ組からは、4着のマルターズアポジー(武士沢友治)がマイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している。
マルターズアポジーの京成杯オータムハンデキャップの4着という結果は、力負けではあったが、58キロの斤量を考えると悪くはない。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、インが有利な馬場で楽に先行できるようであれば、マルターズアポジーの逃げ粘りにも多少注意を払うべきである。
スプリンターズステークス組からは、1着のレッドファルクス(Cデムーロ)及び7着のメラグラーナがマイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している。
レッドファルクスのスプリンターズステークスの勝利という結果は、
イン有利の馬場で外から差し切っており着差以上に強い内容であった。
また、レッドファルクスは、安田記念において、直線で前が塞がっており脚を余してしまっている。
よって、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想においては、レッドファルクスにもかなり高い評価を与えて当然である。
メラグラーナは、スプリンターズステークスの見所のない内容を見る限り、マイルチャンピオンシップ(2017年)の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、マイルチャンピオンシップ(2017年)に出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マイルチャンピオンシップ(2017年)の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、マイルチャンピオンシップ(2017年)の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。