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2015/11/16 2017/01/30

【 マイルCS2015予想】 モーリスがG1連覇なるか?

出走日:2015年11月22日(日)
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

今週のメインレースは、第32回マイルチャンピオンシップである。 第32回マイルチャンピオンシップは、安田記念馬モーリスが休み明けでの挑戦となるので、混戦模様である。 そこで、競馬理論の競馬予想では、第32回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

天皇賞秋組からは、3着のイスラボニータ(蛯名正義)及び18着のヴァンセンヌ(川田将雅)が第32回マイルチャンピオンシップに出走する。

イスラボニータの天皇賞秋の3着という結果は、不利な外枠で終始外を回らされてのものであり、負けて強しの内容であった。

 

よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、天皇賞よりもかなりメンバーが弱化する点を考慮すると、イスラボニータに本命級の高い評価を与えて当然である。

一方、ヴァンセンヌの天皇賞秋の18着という結果は、折り合いを欠いたものであり、度外視可能である。 よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、安田記念の内容だけ走れば、ヴァンセンヌの巻き返しは可能と判断すべきである。

一方、スワンステークス組からは、1着のアルビアーノ(柴山雄一)、2着のフィエロ(デムーロ)、5着のダイワマッジョーレ、7着のサンライズメジャー(池添謙一)及び9着のテイエムタイホーが第32回マイルチャンピオンシップに出走する。 アルビアーノのスワンステークスの勝利という結果は、抑える競馬をマスターしてのものであり、古馬相手でも通用する能力を示した。

よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、アルビアーノにそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

一方、フィエロのスワンステークスの2着という結果は、スローペースで脚を余しただけであり、力負けではない。 よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、展開次第で、フィエロがアルビアーノを逆転可能と判断すべきである。

一方、ダイワマッジョーレ、サンライズメジャー及びテイエムタイホーは、スワンステークスの見所のない内容を見る限り、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想において高い評価は不要である。

一方、富士ステークス組からは、2着のサトノアラジン(ルメール)、3着のロゴタイプ(浜中俊)、8着のカレンブラックヒル(秋山真一郎)、13着のヤマカツエース(池添謙一)、15着のクラリティスカイ(横山典弘)及び16着のアルマワイオリ(勝浦正樹)が第32回マイルチャンピオンシップに出走する。 サトノアラジンの富士ステークスの2着という結果は、ダノンプラチナが強すぎただけであり、後続にはきっちりと差をつけた。

よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、ダノンプラチナ不在であることを考慮すると、サトノアラジンにも高い評価を与えて当然である。

一方、ロゴタイプの富士ステークスの3着という結果は、スローペースを先行してのものであり、58キロを考慮しても力負けであった。 よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、ロゴタイプが好走するためには先行馬有利の展開などに恵まれる必要がある。

一方、カレンブラックヒル、ヤマカツエース、クラリティスカイ及びアルマワイオリは、富士ステークスの見所のないレース内容を見る限り、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想において高い評価は不要である。

一方、毎日王冠組からは、4着のダノンシャーク(岩田康誠)が第32回マイルチャンピオンシップに出走する。 ダノンシャークの毎日王冠の4着という結果は、58キロの斤量と前残りの展開を考慮すると、イスラボニータと大きな差はない。

よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、去年の覇者ダノンシャークにも注意を払って当然である。

一方、カシオペアステークス組からは、トーセンスターダムが第32回マイルチャンピオンシップに出走する。 トーセンスターダムのカシオペアステークスの勝利という結果は、着差以上に余裕のある内容であった。 よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、トーセンスターダムに押さえ程度の評価は与えるべきである。

一方、安田記念組からは、1着のモーリス(ムーア)が第32回マイルチャンピオンシップに出走する。 モーリスの安田記念の勝利という結果は、

早め先頭で押し切る横綱競馬でのものであった。 よって、第32回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、休み明けで体調さえ万全であれば、モーリスのG1連覇もあり得ると判断すべきである。 ただし、モーリスは、スタートに難があるので、絶対視までは禁物である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第32回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力を分析した。 この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第32回マイルチャンピオンシップの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第32回マイルチャンピオンシップの予想をお楽しみに。

この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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