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2012/11/16 2016/08/19

【 マイルCS2012予想】 グランプリボスが3つ目のG1制覇なるか?

出走日:2012年11月18日(日)
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

今週のメインレースは、第29回マイルチャンピオンシップである。
第29回マイルチャンピオンシップは、混戦のマイル戦線を象徴するように中心馬不在の混戦模様である。
そこで競馬理論の競馬予想では、第29回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力を分析する。

スワンステークス組からは、1着のグランプリボス(内田博幸)、3着のアドマイヤセプター、4着のダノンシャーク、8着のサンカルロ(吉田豊)、9着のレオアクティブ(横山典弘)及び14着のエイシンアポロン(池添謙一)が第29回マイルチャンピオンシップに出走する。

グランプリボスのスワンステークスの勝利という結果は、インが少し有利な馬場状態である上にテイエムオオタカが2着に逃げ粘るスローな展開を差し切ってのものであり、レース内容としては着差以上に強い内容であった。

よって第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においても、グランプリボスにはスワンステークス組で最も高い評価を与えて当然である。

アドマイヤセプターのスワンステークスの3着という結果は、スローペースを2番手追走から流れ込んだだけであり、レース内容としては着順ほどの高い評価は不要である。

よって第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、アドマイヤセプターを軽視すべきと判断している。

ダノンシャークのスワンステークスの4着という結果は、前残りの展開でも直線ではジリジリと伸びており、悲観すべき内容ではないものの、グランプリボスには力負けであった。

よって第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、ダノンシャークに、グランプリボスを本命に予想した場合のみの2着候補といった評価を与えれば十分である。

一方、サンカルロ、レオアクティブ及びエイシンアポロンは、スワンステークスの見所のないレース内容を見る限り、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想で高い評価は不要である。
唯一注目する必要があるとすれば、スワンステークスでは4コーナ最後方で脚を余したレオアクティブであろう。

ただしレオアクティブは、京成杯オータムハンデで古馬相手に重賞制覇を果たしている。実績的には大きな差がないといえるが、これは開幕週の馬場で内枠からロスのない競馬に恵まれたものでもあり、過大評価は禁物である。


よって第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、レオアクティブに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

富士ステークス組からは、1着のクラレント(岩田康誠)、2着のファイナルフォーム(ルメール)、6着のガルボ(石橋脩)、8着のコスモセンサー(和田竜二)、11着のダノンヨーヨー(浜中俊)及び14着のフラガラッハ(高倉陵)が第29回マイルチャンピオンシップに出走する。

クラレントの富士ステークスの勝利という結果は、中団の外目をスムーズに追走してのものだが、NHK
マイルカップ3着の実績がフロックではないことを証明した内容であった。

よって、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においても、富士ステークス馬クラレントにもそれなりの評価を与えるべきである。
ただし富士ステークス組の評価は、先週のオープン特別オーロカップにおいて、富士ステークス3着のヒットジャポット及び5着のスピリタスが敗れていることを考慮して下すべきとも、競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ファイナルフォームの富士ステークスの2着という結果は、直線で前が狭くなる不利を受けてのものであり、クラレントに力負けということではない。

よって、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、馬券圏内を外したことがなく能力的に底を見せていないファイナルフォームに、クラレントと互角又はそれ以上の評価を与えるべきである。

一方、ガルボ、コスモセンサー、ダノンヨーヨー及びフラガラッハは、富士ステークスの見所のないレース内容を見る限り、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想において高い評価は不要である。
ただしガルボ及びコスモセンサーは、イン有利の馬場で好位のインを走った時にのみ能力を最大限に発揮するので、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、イン有利の馬場で内枠を引いた場合にの、みそれなりの高い評価を与えるべきである。

天皇賞組からは、8着のサダムパテック(武豊)及び12着のシルポートが第29回マイルチャンピオンシップに出走する。
サダムパテック及びシルポートの天皇賞・秋の結果は全く見所がない。第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、天皇賞・秋よりもかなりメンバーが弱化する点を考慮してもサダムパテック及びシルポートに高い評価は不要である。

毎日王冠組からは、4着のリアルインパクト(ムーア)及び7着のストロングリターン(福永祐一)が第29回マイルチャンピオンシップに出走する。

リアルインパクトの毎日王冠の4着という結果は、2着のジャスタウェイを除きラチ沿いを走った馬が上位を独占する走りを見せてコースロスのない競馬をしたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。


ただし、毎日王冠6着のグランプリボスがスワンステークスを圧勝しているように、毎日王冠組はレベルが高い。
よって、第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、レベルが高い毎日王冠組のリアルインパクトにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

一方、ストロングリターンの毎日王冠の7着という結果は、終始外目を回らされてのものであり、0秒5の着差を考えると悲観すべき内容ではない。

これは、毎日王冠で終始外を回らされて9着に敗れたエイシンフラッシュが次走で天皇賞・秋を制覇したことからもわかる。
またストロングリターンは、イン有利の馬場でラチ沿いを走った馬が2~5着を独占した安田記念において、外から追い込んでの勝利をおさめており、マイル戦線では力が上と見ることもできる。
よって第29回マイルチャンピオンシップの競馬予想においては、叩き2走目で本領を発揮するストロングリターンに本命級の高い評価を与えて当然である。

秋華賞組からは、6着のアイムユアーズ(メンディバザル)が第29回マイルチャンピオンシップに出走する。
アイムユアーズの秋華賞の6着という結果は、

イン有利の馬場で終始外を回らされてのものであり、悲観すべき内容ではない。
またアイムユアーズは、桜花賞3着、オークス4着の成績が示すように、レベルの高い3歳牝馬世代では3番手グループの評価が妥当である。
よって、第29回マイルチャンピオンステークスにおいては、アイムユアーズに押さえ程度の評価は与えるべきである。

以上のように競馬理論は、第29回マイルチャンピオンシップに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第29回マイルチャンピオンシップの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第29回マイルチャンピオンシップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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