毎日王冠(GⅡ)/東京/別定/1800m(左・芝)
今週のメインレースは、第67回毎日王冠である。
第67回毎日王冠は、天皇賞秋のステップレースとしても注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第67回毎日王冠に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
宝塚記念組からは、5着のステファノス(川田将雅)及び16着のアンビシャス(ルメール)が第67回毎日王冠に出走する。
ステファノスの宝塚記念の5着という結果は、上位4頭からは離されたものの、グランプリで5着を確保したのは立派である。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、天皇賞2着と得意の東京コースであることを考慮すると、ステファノスにかなり高い評価を与えて当然である。
アンビシャスの宝塚記念の16着という結果は、折り合いを欠きながらハイペースで先行してのものであり、度外視可能である。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、ドゥラメンテに迫った中山記念の内容及びキタサンブラックを破った大阪杯の内容から、アンビシャスの巻き返しに注意を払って当然である。
安田記念組からは、1着のロゴタイプ(田辺裕信)、6着のディサイファ(武豊)、7着のダノンシャーク(柴田善臣)、8着のクラレント(小牧太)及びリアルスティール(デムーロ)が第67回毎日王冠に出走する。
ロゴタイプの安田記念の勝利という結果は、超スローペースを逃げ切る展開に恵まれたものであり、1馬身強の着差ほど能力差があったわけではない。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、ロゴタイプが好走するためには再度楽に逃げる展開に恵まれる必要があると判断すべきである。
ディサイファ、ダノンシャーク、クラレント及びリアルスティールの安田記念の敗戦は、スローペースの瞬発力勝負で切れ味負けしたものであり、力負けではない。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、ディサイファ及びダノンシャークが
内枠を引いて好位のインでロスのない競馬ができるようであれば開幕週の馬場を生かしての好走もありうると判断すべきである。
また、クラレントはそれ以前のレースの内容を見る限り、第67回毎日王冠の競馬予想において高い評価は不要である。
また、リアルスティールは、ドバイでのG1勝ちの実績だけでなく、国内のG1でも差のない競馬を繰り返しており、第67回毎日王冠の競馬予想においては、リアルスティールの巻き返しにも注意を払うべきである。
エプソムカップ組からは、1着のルージュバック(戸崎圭太)及び6着のヒストリカル(横山典弘)が第67回毎日王冠に出走する。
ルージュバックのエプソムカップの勝利という結果は、弱いメンバーに恵まれたとはいえども力の違いを見せつけた。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、急激なメンバー強化であっても、ルージュバックにも高い評価を与えて当然である。
ヒストリカルは、エプソムカップの見所のないレース内容を見る限り、第67回毎日王冠の競馬予想において高い評価は不要である。
新潟記念組からは、8着のマイネルミラノ(丹内祐次)が第67回毎日王冠に出走する。
マイネルミラノの新潟記念の8着という結果は、逃げる自分の競馬ができなかったので、同情の余地がある。
よって、第67回毎日王冠の競馬予想においては、イン有利の馬場で楽に逃げる展開に恵まれれば、マイネルミラノの好走も可能と判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第67回毎日王冠に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第67回毎日王冠の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第67回毎日王冠の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。