レパードステークス(GⅢ)/新潟/馬齢/1800m(左・ダート)
今週は、フルゲート15頭に対して28頭もの出走登録馬があったレパードステークスステークス(2020年)の予想について解説する。
レパードステークスは、大井で惨敗を喫したミヤジコクオウが人気となりそうだが、抽選でどの馬が出走できるかも未定であり、大混戦模様である
そこで、競馬理論の競馬予想では、レパードステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
ユニコーンステークス組
2着のデュードヴァン(川田将雅)・3着のケンシロウ(丸山)・7着のキッズアガチャー(高倉陵)・11着のラブリーエンジェル(木幡巧)・16着のアポロアベリア(武藤雅)の合計5頭が出走登録している。
デュードヴァン
ユニコーンステークスの2着という結果は、カフェファラオにこそ力負けであったが、上がり35秒5の脚を使ったことは立派である。
また、デュードヴァンは、ダートならば4戦3勝2着一回とほぼパーフェクトで能力的にも底を見せていない。
よって、レパードステークスの予想では、デュードヴァンにかなり高い評価を与えて当然である。
ケンシロウ
ユニコーンステークスの3着という結果は、出遅れた上に道中折り合いを欠き気味ながらも、直線でいい脚を使って追い込んだ。
よって、レパードステークスの予想では、スムーズに気分よく走れさえすれば、ケンシロウも好走可能と判断すべきである。
キッズアガチャー・ラブリーエンジェル・アポロアベリア
ユニコーンステークスのレース内容は見所がなかった。
よって、レパードステークスの予想では、キッズアガチャー、ラブリーエンジェル及びアポロアベリアに高い評価は不要である。
ジャパンダートダービー組
8着のミヤジコクオウ(和田竜二)が出走を予定している。
ミヤジコクオウ
ジャパンダートダービーの8着という結果は、初のナイター競馬と大井の重いダートコースで全く力を発揮できなかった。
なお、ミヤジコクオウは、鳳雛ステークスを圧勝しており、中央場所に戻れば重賞でも能力的に互角である。
よって、レパードステークスの予想では、ミヤジコクオウの巻き返しに注意を払って当然である。
西脇ステークス組
1着のラインベック(ミルコ・デムーロ)が出走登録している。
ラインベック
西脇ステークスの勝利という結果は、楽に逃げる展開に恵まれたことは確かだが、ダート適性の高さを示した。
よって、レパードステークスの予想では、ダートで能力的に底を見せていないラインベックにも注目して当然だが、楽に先行できない場合には惨敗もあり得ると判断すべきである。
インディアトロフィー組
1着のライトウォーリア(岩田望)・4着のバンクオブクラウズ(藤井勘一郎)の合計2頭が出走を予定している。
ライトウォーリア
インディアトロフィーの勝利という結果は、好位の外目から押し切っており、力の違いを見せつけた。
ただし、ライトウォーリアは、伏竜ステークスで惨敗しているように、揉まれる競馬になると能力を発揮できない。
よって、レパードステークスの予想では、ライトウォーリアが好走するためには揉まれずにすんなりとした競馬ができるかにかかっていると判断すべきである。
バンクオブクラウズ
インディアトロフィーの4着という結果は、1番人気を裏切ってしまったが、着差ほど能力差はなかった。
ただし、勝ち切るためには展開などの助けが必要であったことも確かである。
よって、レパードステークスの予想では、バンクオブクラウズに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
東京の平場の2勝クラス組
1着のブランクチェック(戸崎圭太)が出走登録している。
ブランクチェック
2勝クラスの勝利という結果は、楽に先行する展開に恵まれたことは確かだが、後続に2馬身以上の差をつけた。
なお、ブランクチェックは、4戦3勝2着1回と未知の魅力も秘めている。
よって、レパードステーク スの予想では、ブランクチェックにもそれなりの高い評価を当たるべきである。
阪神の平場の1勝クラス組
1着のハギノアレグリアスが出走を予定している。
ハギノアレグリアス
1勝クラスの勝利という結果は、好位から抜け出した上にゴール前でも余裕があったように、着差以上に強い内容であった。
よって、レパードステークスの予想では、急激なメンバー強化であっても、ハギノアレグリアスにも注目すべきである。
以上、レパードステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、レパードステークス(2020年)の最終的な予想を決断する。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。