共同通信杯(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)
今週のメインレースは第49回共同通信杯である。
第49回共同通信杯は、東京コースで行われるということもあって、日本ダービーを狙う馬が多数出走する。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第49回共同通信杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
京成杯組からは4着のソールインパクト(戸崎圭太)及び13着のコスモナインボール(三浦皇成)が第49回共同通信杯に出走する。
ソールインパクトの京成杯の4着という結果は、3~4コーナーで包まれて仕掛けが遅れてしまったことを考慮すると、勝ちに等しいレース内容であった。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、ソールインパクトにそれなりの高い評価を与えるべきである。
一方、コスモナインボールは、京成杯の見所のないレース内容から、第49回共同通信杯の競馬予想において高い評価は不要である。
また、ソールインパクトが4着だったホープフルステークス組からは、 9着のダノンメジャー(小牧太)及び10着のティルナノーグ(武豊)が第49回共同通信杯に出走する。
ダノンメジャーのホープフルステークスの9着という結果は、1番人気を裏切ってしまったが、イン有利の馬場で且つ前残りの展開で終始外を回らされたものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、ダノンメジャーがソールインパクトを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
しかしティルナノーグについては、ホープフルステークスの見所のないレース内容を見る限り、第49回共同通信杯の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、ソールインパクトが3着だった東京スポーツ杯2歳ステークス組からは、2着のアヴニールマルシェ(北村宏司)が第49回共同通信杯に出走する。
アヴニールマルシェの東京スポーツ杯の2着は、好位のインを追走する展開に恵まれたことも確かだが、直線で何度も前が塞がり脚を余したものでもある。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、アヴニールマルシェが再度ソールインパクトに先着する可能性のほうが若干高いと判断すべきである。
一方、千両賞組からは、1着のアンビシャス(松山弘平)が第49回共同通信杯に出走する。
アンビシャスの千両賞の勝利という結果は、弱いメンバーに恵まれたことも確かだが、余裕のある内容でもあった。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、能力的に底を見せていないアンビシャスにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
そして、セントポーリア賞組からは、1着のドゥラメンテ(石橋脩)が第49回共同通信杯に出走する。
ドゥラメンテのセントポーリア賞の勝利という結果は、5馬身差をつけており力の違いを見せつけた。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、ドゥラメンテにも高い評価を与えて当然である。
最後に、新馬組からは、リアルスティール(福永祐一)が第49回共同通信杯に出走する。
リアルスティールの新馬戦の勝利という結果は、余裕のある勝ちっぷりで能力の違いを見せつけた。
よって、第49回共同通信杯の競馬予想においては、未知の魅力があるリアルスティールにも注意を払うべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第49回共同通信杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などを加味して、第49回共同通信杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第49回共同通信杯の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。