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2012/06/29 2012/11/14

【 共同通信杯2012予想】 第41回共同通信杯

出走日:2012年07月01日(日)
共同通信杯(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)

1回東京競馬4日目には、第41回共同通信杯が行われる。共同通信杯は、ナリタブライアン、エルコンドルパサー及びジャングルポケットなど数々の名馬が制したレースであり、クラシックへの登竜門である。今年の共同通信杯にも、クラシック路線でも中心となり得る無敗の2頭(ニュービギニング(武豊)及びフサイチホウオー(安藤勝))が出走する。

ニュービギニングは、ディープインパクトの弟ということもあり、デビュー時から注目されていた。その注目されたデビュー戦では、ニュービギニングは、時計・内容的に平凡な内容で何とか勝利を収めた。そのため、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想は、ニュービギニングを、前走のホープフルステークスで軽視していた。しかしながら、ニュービギニングは、デビュー戦とは一変し、最後方から怒涛の追い込みでホープフルステークスを制した。ニュービギニングのホープフルステークスの勝利は、ディープインパクトが制した有馬記念と同日ということもあり、非常に強いインパクトを競馬ファンに与えた。このため、今回の第41回共同通信杯でも、ニュービギニングはかなりの人気になるであろう。確かに、前走のホープフルステークスでニュービギニングが1馬身1/4差で破ったサンツェッペリンが、続く京成杯を制しており、共同通信杯でもニュービギニングに高い評価を与える必要がある。一方で、前走のホープフルステークスは、1000m通過58.5秒の超ハイペースであったことから、最後方を追走したニュービギニングに展開が嵌ったとも判断できる。また、今の追い込みが届き難い超高速馬場の東京で前走のホープフルステークスのような競馬をしたのでは、ニュービギニングの追い込みが不発に終わる可能性が高い。これらのことから、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想は、過剰に人気になるであろうニュービギニングを押さえ程度の評価にとどめる予定である。但し、ニュービギニングは、ディープインパクトの弟という血の力ですべてを克服するかもしれないという魅力を秘めていることも確かである。また、ニュービギニングが活躍すればするほど、競馬が盛り上がるのも確かである。よって、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想では、馬券を度外視して、ニュービギニングの活躍を期待している。但し、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想では、人気先行タイプのニュービギニングの馬券の購入だけはお勧めしない。これは、馬券の期待値を高めるという第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想の観点からは鉄則である。

もう一頭の人気馬はフサイチホウオーである。フサイチホウオーは、2歳の重賞で最もレベルが高かったラジオNIKKEI杯を制している。また、フサイチホウオーは、同じ東京コースで行われた東京スポーツ杯2歳ステークスで、2歳チャンピオンのドリームジャーニーを破っており、現時点ではクラシックの最有力候補と第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想では判断している。更に、フサイチホウオーは、先行できる非常に競馬が上手な馬なので、第41回共同通信杯でも、ある程度の位置で競馬をする可能性が高い。つまり、今の先行馬有利な高速馬場もが、フサイチホウオーに味方しそうである。よって、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想は、弱点の少ないフサイチホウオーを共同通信杯の中心として取り上げる予定である。

他には、東京スポーツ杯2歳ステークスでフサイチホウオーと差のない競馬(半馬身差の競馬)をしたフライングアップル(岩田)も注目される。フライングアップルも、フサイチホウオーと同様に、競馬が非常に上手な馬であり、岩田騎手騎乗であれば、2強の一角を崩す可能性まであり得る。

穴馬候補は、レベルの高い札幌の新馬戦をレコードで圧勝したマンハッタンリバーである。マンハッタンリバーは、休み明けの前走ではまったく競馬にならなかったが、思い切って逃げの手にでれば、一変する可能性は高い。

第41回共同通信杯には、他に目立った有力馬が出走しない。そのため、第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想は、第41回共同通信杯を馬券的に魅力のないレースと判断している。しかしながら、今後のクラシックを占う意味では、第41回共同通信杯に大いに注目している。第41回共同通信杯の競馬理論の競馬予想のファンの方も、第41回共同通信杯の馬券ではなく、第41回共同通信杯のレース内容に注目して欲しい。

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この記事を書いた人
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