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2020/09/22 2020/09/29

【 神戸新聞杯2020予想】 2冠馬コントレイルが始動

出走日:2020年09月27日(日)
神戸新聞杯(GⅡ)/阪神/馬齢/2400m(左・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があった神戸新聞杯(2020年)の予想について解説する。

 

神戸新聞杯は、菊花賞のステップレースだが、今年は中京競馬場の2200m戦という例年と異なる舞台で行われる。

 

皐月賞及び日本ダービーを圧勝した2冠馬コントレイルが断然人気となりそうだが、秋のG1戦線へ向けて負けられない一戦となる。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、神戸新聞杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは日本ダービー組

1着のコントレイル(福永祐一)・3着のヴェルトライゼンデ(池添謙一)・5着のディープボンド(和田竜二)・9着のマイラプソディ(武豊)・10着のビターエンダー(津村明秀)・15着のレクセランス(石橋脩)・16着のマンオブスピリット(北村友一)の合計7頭が出走登録している。

 

コントレイル

日本ダービーの勝利という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたとはいえ、余裕がありながらも3馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

また、コントレイルは、ホープフルステークス及び皐月賞を含む5戦5勝と能力的にも底を見せていない。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、目標が先とはいえ力が断然のコントレイルにとって負けられない一戦と判断すべきである。

 

ヴェルトライゼンデ

日本ダービーの3着という結果は、コントレイルと並ぶような位置から競馬を進めてジリジリと脚を使って馬券圏内を確保した。

 

このレース内容は、上位2頭にこそ力負けであったが、展開の助けがあれば一線級相手でも通用することを示した。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、ヴェルトライゼンデにコントレイルの相手候補の一頭程度の評価は与えるべきである。

 

ディープボンド

日本ダービーの5着という結果は、早め先頭で勝ちに行った分だけゴール前歩いてしまった。

 

この内容を、自ら勝ちにった割によく粘ったと見るか、スローの前残りの展開に恵まれたと見るかは判断が分かれる。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、ディープボンドにとって試金石の一戦と判断すべきである。

 

マイラプソディ

日本ダービーの9着という結果は、スローペースを見越して捲って先頭に立ったが、直線でバテてしまった。

 

なお、マイラプソディは、京都2歳ステークスを強い内容で制している。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、マイラプソディに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

ビターエンダー

日本ダービーの10着という結果は、ジリジリと脚は使ったが、スタートで躓いて位置取りが悪くなったこともあり、見せ場はなかった。

 

なお、ビターエンダーは、プリンシパルステークスを好位のインから抜け出して勝利を収めているように、競馬が上手である。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、楽に先行できるようであれば、ビターエンダーの残り目にも注意を払うべきである。

 

レクセランス・マンオブスピリット

日本ダービーのレース内容は見どころがなかった。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、レクセランス及びマンオブスピリットに高い評価は不要である。

 

葉牡丹賞組

1着のグランデマーレ(藤岡佑介)が出走を予定している。

 

グランデマーレ

葉牡丹賞の勝利という結果は、2番手追走からレコードで押し切る強い内容であった。

 

また、グランデマーレは、2戦2勝と能力的にも底を見せていない。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、長期休養明けであっても、グランデマーレにそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

ラジオNIKKEI賞組

2着のパンサラッサ(坂井瑠星)・3着のディープキング(岩田望)の合計2頭が出走を予定している。

 

パンサラッサ

ラジオNIKKEI賞の2着という結果は、不利な外枠からの発走の割にはよく頑張ったが、5馬身もバビットに離されてしまったことから内容的には微妙である。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、楽に先行できそうな場合にのみ、パンサラッサに注意を払うべきである。

 

ディープキング

ラジオNIKKEI賞の3着という結果は、スタートで寄られる不利を受けた割には、よく追い込んだ。

 

よって、神戸新聞杯の予想では、メンバー強化を考慮しても、ディープキングに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

以上、神戸新聞杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、

 

神戸新聞杯(2020年)の最終的な予想を決断する。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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