神戸新聞杯(GⅡ)/阪神/馬齢/2400m(左・芝)
今週のメインレースは第63回神戸新聞杯である。
第63回神戸新聞杯は、ドゥラメンテ不在の菊花賞戦線を占う意味でも注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第63回神戸新聞杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
白百合ステークス組からは、1着のアルバートドック(藤岡康太)、4着のティルナノーグ(石橋脩)及び7着のトーセンバジル(岩田康誠)が第63回神戸新聞杯に出走する。
アルバートドックの白百合ステークスの勝利という結果は、スローペースながらも外を回って差し切る着差以上に強い内容であった。
また、アルバートドックは、京都新聞杯において、後の日本ダービー2着馬と互角の内容で走っている。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、アルバートドックに高い評価を与えて当然である。
一方、ティルナノーグ及びトーセンバジルは、白百合ステークスにおいて、スローペースで脚を余してしまった。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、外の差しが届く馬場及び展開になるようであれば、ティルナノーグ及びトーセンバジルにも注意が必要である。
一方、つばき賞組からは、1着のキロハナ(浜中俊)が第63回神戸新聞杯に出走する。
キロハナのつばき賞の勝利という結果は、スローペースを差しきっており着差以上に強い内容である上に、2着に負かしたダノンリバティも次走で毎日杯2着と能力は高い。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、
休み明けではあっても2戦2勝と能力的に底を見せていないキロハナに高い評価を与えるべきである。
一方、日本ダービー組からは、4着のリアルスティール(福永祐一)及び13着のタガノエスプレッソ(菱田裕二)が第63回神戸新聞杯に出走する。
リアルスティールの日本ダービーの4着という結果は、折り合いを欠き気味で且つ終始外を回らされたものであり、レース内容としては着順以上の評価が必要である。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、クラシック上位組の一線級不在のメンバー構成を考慮すれば、リアルスティールにかなり高い評価を与えて当然である。
一方、タガノエスプレッソの日本ダービーの13着という結果は、ハイペースを先行してのものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、展開に恵まれそうであれば、タガノエスプレッソに連下候補程度の評価は与えるべきである。
一方、別路線組では、バイガエシ(横山典弘)、マッサビエル(戸崎圭太)、レッドソロモン(福永祐一)及びワンダーアレッタ(デムーロ)あたりが第63回神戸新聞杯では注目される。
バイガエシは、不利な外枠で終始大外を回らされたプリンシパルステークスでこそ6着に敗れてしまったが、一線級相手でも通用する能力を秘める。
また、マッサビエルは、4戦3勝2着1回と底を見せていない。
また、レッドソロモン及びワンダーアレッタは、若葉ステークスで1~2着の実績があり、先行力を持つ。
よって、第63回神戸新聞杯の競馬予想においては、展開などに恵まれさえすれば、バイガエシ、マッサビエル、レッドソロモン及びワンダーアレッタも好走可能と判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第63回神戸新聞杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第63回神戸新聞杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第63回神戸新聞杯の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。