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小倉記念(GⅢ)
メリオーレムが悲願の重賞初制覇を果たせるか?
作成日: 2025/07/15 更新日: 2025/07/16

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小倉コース2000mの特徴

典型的な平坦・小回りのコースで直線も短いため逃げ先行馬が基本的には有利。枠順の有利不利は大きくはないが、若干内枠が有利。

2025年「小倉記念」出馬表
25/7/20 (日) 農林水産省賞典小倉記念(GⅢ)/小倉/ハンデ/2000m(右・芝)
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2025年「小倉記念」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して16頭の出走登録馬があった小倉記念(2025年)の予想について解説する。小倉記念は、サマー2000シリーズの第4戦である。小倉記念では、ハンデ戦の重賞である上に一線級不在で頭数も揃っており、混戦模様である。また毎年波乱となっており、今年も馬券的にも面白い一戦となりそうである。3勝クラスを勝ちあがったばかりのメリオーレムが人気となりそうだが、神戸新聞杯でも1番人気を裏切った過去もあり、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、小倉記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

新潟大賞典組

ハピ

新潟大賞典の3着は、馬群の中を追走して直線で外に持ち出されるといい脚を使って追い込んでおり、芝の重賞でも通用する能力を示した。よって、小倉記念においては、差しが届く展開になるようであれば、芝にメドをつけたハピにそれなりの高い評価を与えるべきである。

カネフラ

新潟大賞典の7着は、最後方を一頭で気分よく追走したことで脚を使えたので、レース内容の価値は低い。また、カネフラは、3勝クラスを勝ちあがった時にも、前潰れの展開に恵まれてのものである。よって、小倉記念においては、カネフラに高い評価は不要である。

ショウナンアデイブ

新潟大賞典の13着は、中団のインで脚をためたが伸びを欠いており、全く見所がなかった。ただし、ショウナンアデイブは、小倉大賞典において、自ら勝ちにいく競馬でロングランと僅差の2着に走っており、そのロングランがマイラーズカップをも制していることを考えると、小倉大賞典くらい走れば通用する。よって、小倉記念においては、ショウナンアデイブの巻き返しにも注意を払うべきである。

エピファニー

新潟大賞典の15着は、全く見どころがなかった。ただし、エピファニーは、小倉大賞典1着や中京記念2着の実績があり、夏場のハンデ戦のG3ならば能力的には通用する。よって、小倉記念においては、ハンデや展開の助けがあるようであれば、エピファニーも好走可能と判断すべきである。

目黒記念組

ディープモンスター

目黒記念の4着は、スローペースの最後方追走から直線だけでよく追い込んだ。また、ディープモンスターは、小倉記念3着やチャレンジカップ2着の実績があり、能力的には遜色がない。よって、小倉記念においては、差しが届く展開になるようであれば、ディープモンスターにも注意を払うべきである。

ダンディズム

目黒記念の12着は見どころがなかった。ただし、ダンディズムは、福島記念で2,3着やステイヤーズステークス3着の実績があり、展開さえハマれば重賞でも好走できる能力を秘める。よって、小倉記念においては、外差しが届く展開やトラックバイアスになるようであれば、ダンディズムにも注意を払うべきである。

むらさき賞組

メリオーレム

むらさき賞の勝利は、1番人気にきっちりと応えたが、3勝クラスの弱いメンバー構成にも恵まれていた。なお、メリオーレムは、神戸新聞杯で1番人気に推されて5着に敗れた後、3勝クラスを勝ちあがるまでにも時間を要した。よって、小倉記念においては、メリオーレムが人気先行タイプであることを考慮すると、メリオーレムに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

垂水ステークス

シェイクユアハート

垂水ステークスの勝利は、好位追走からきっちりと差し切り、やっと3勝クラスを勝ち上れた。なお、シェイクユアハートは、3勝クラスを勝ちあがるまでに時間を要したが、相手なりに崩れなく走っていた。よって、小倉記念においては、メンバー強化であっても、シェイクユアハートに押さえ程度の評価は与えるべきである。

スズカダブル

垂水ステークスの4着は、後続を離して逃げたが、ゴール前で差し込まれてしまった。なお、スズカダブルは、マイペースで逃げればしぶとく粘り込む。よって、小倉記念においては、ハンデで能力差が補正されることを考えると、楽に逃げを打てそうな場合には、スズカダブルの逃げ粘りにも注意を払うべきである。

シュタールヴィント

垂水ステークスの6着は、好位のイン追走から伸びを欠いており力負けであった。よって小倉記念においては、さらなるメンバー強化を加味すると、シュタールヴィントに高い評価は不要である。

イングランディーレ

垂水ステークスの7着は、直線で前が開かなかったので着順ほど悲観すべき内容ではない。なお、イングランディーレは、デビュー直後に重賞で好走後、条件級を勝ち上がるのに苦労しており、重賞では荷が重い。よって、小倉記念においては、ハンデや展開にかなり助けがある場合のみ、イングランディーレに注意を払えば十分である。

ストークステークス

オールセインツ

ストークステークスの5着は、中団の内目追走からジリジリとしか伸びておらず力負けであった。なお、オールセインツは、神戸新聞杯4着でメリオーレムに先着しているが、コース取りの差を考えると、内容としてはメリオーレムの方が若干上である。よって、小倉記念においては、ハンデや展開の助けがありそうな場合のみ、オールセインツに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

六社ステークス

ラスカンブレス

六社ステークスの勝利は、好位追走から抜け出して力の違いを見せつけた。なお、ラスカンブレスは、10戦中9戦馬券圏内に走っており、能力的に底を見せていないが、スタートが下手なので小回りコースだと脚を余す可能性も否めない。よって、小倉記念においては、ラスカンブレスに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

小倉日経賞組

リカンカブール

小倉日経賞の6着は、好位追走から伸びを欠いており、見所はなかった。なお、リカンカブールは、中山金杯1着やオールカマー3着の実績があるが、いずれも楽に先行する展開に恵まれた。よって、小倉記念においては、ピークを過ぎた感も否めないリカンカブールに高い評価は不要である。

弥彦ステークス組

ナムラエイハブ

弥彦ステークスの勝利は、先行して押し切る強い競馬に見えたが、ローカルの3勝クラスの弱いメンバー構成に恵まれた感も否めない。なお、ナムラエイハブは、先行力があるが、過去のレースを見る限り、勝っているときは楽に先行する展開に恵まれていた。よって、小倉記念においてナムラエイハブが好走するためには、楽に先行してイン有利のトラックバイアスに恵まれるなどかなりの助けが必要である。

安田記念組

グラティアス

安田記念の16着は、メンバーが強すぎたにせよ完全な力負けであった。なお、グラティアスは、オープン特別でこそ好走はあるものの、重賞では通用していない。よって、小倉記念においては、グラティアスに高い評価は不要である。

函館記念組

マイネルメモリー

函館記念の3着は、前崩れの流れを最後方でポツンと脚をためる展開に恵まれたため、重賞で馬券圏内ほどの価値はない。なお、マイネルメモリーは、新潟大賞典で9着と上位とは差があった。よって、小倉記念においては、マイネルメモリーに高い評価は不要である。

まとめ

1番人気のメリオーレムは人気先行タイプで、重賞では過信は禁物。上位陣はどの馬も人気ほど差がないので、展開やトラックバイアス次第では波乱も。以上、小倉記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、小倉記念(2025年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「小倉記念」レース結果

開催日:2024/08/11

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 1 リフレーミング 72 6 57 01:56.5 75 -2
0
-1
0
2 10 コスタボニータ 73 5 56 01:56.6 74 0
0
-1
0
3 11 ディープモンスター 74 6 58.5 01:56.7 73 1
0
0
0
4 5 ヴェローナシチー 63 5 54 01:56.8 72 -8
0
-1
0
5 12 セントカメリア 66 5 53 01:56.8 72 -6
0
0
0
6 2 グランスラムアスク 63 5 52 01:56.9 71 -8
0
0
0
7 3 レッドランメルト 66 5 56 01:57.0 70 -4
0
0
0
8 9 ファユエン 62 6 53 01:57.2 68 -6
0
0
0
9 7 シリウスコルト 65 3 54 01:57.3 67 -2
0
0
0
10 4 メモリーレゾン 61 5 54 01:57.4 66 -4
0
-1
0
11 6 テーオーシリウス 52 6 54 01:58.0 60 -8
0
0
0
12 8 コスモカレンドゥラ 48 8 53 01:58.1 59 -10
0
-1
0

展開図

今週のトラックバイアス

7/19(土)7/20(日)小倉記念・函館2歳S※更新をお待ちください

福島
フラット
ダート
フラット
コース替りもフラット
25/7/13 07:42 更新
小倉
フラット
ダート
ややイン有利
ダートは内前有利
25/7/13 07:42 更新
函館
ややイン有利
ダート
フラット
コース替りでイン有利
25/7/13 07:42 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
小倉記念
過去5年のトラックバイアス
2024
8/11(日)中京
ややイン有利
開幕週
2023
8/13(日)小倉
ややイン有利
開幕週
2022
8/14(日)小倉
フラット
開幕週
2021
8/15(日)小倉
フラット
開幕週
2020
8/16(日)小倉
ややイン有利
開幕週
2019
8/4(日)小倉
フラット

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