きさらぎ賞(GⅢ)/京都/別定/2000m(右・芝)
今週のメインレースは、第56回きさらぎ賞である。
第56回きさらぎ賞は、登録が11頭と馬券的な魅力は少なくなりそうだが、2016年のクラシック戦線を占う意味では重要な一戦となりあそうである。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第56回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
平場の500万組からは、1着のサトノダイヤモンドが第56回きさらぎ賞に出走する。
サトノダイヤモンドの500万下の勝利は、余裕がありながらも2着に3馬身以上の差をつけており、力の違いを見せつけた。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、能力的に底を見せていないサトノダイヤモンドに本命級の高い評価を与えて当然である。
福寿草特別組からは、1着のロイカバードが第56回きさらぎ賞に出走する。
ロイカバードの福寿草特別の勝利という結果は、終始外を回って差し切る着差以上に強い内容であった。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、ロイカバードにもかなり高い評価を与えて当然である。
ただし、ロイカバードは、新馬戦でサトノダイヤモンドに離されているので、現時点でサトノダイヤモンドを逆転するには展開などの助けが必要である。
新馬組からは、1着のロワアブソリュー(デムーロ)が第56回きさらぎ賞に出走する。
ロワアブソリューの新馬戦の勝利という結果は、楽勝だったが、マイペースでの逃げと弱いメンバー構成に恵まれたものでもある。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、ロワアブソリューにとって試金石の一戦になると判断すべきである。
シクラメン賞組からは、1着のレプランシュが第56回きさらぎ賞に出走する。
レプランシュのシクラメンの勝利は、超スローペースを差し切る強い内容であったが、弱いメンバー構成に恵まれた感もある。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、レプランシュにも注意を払うべきである。
寒竹賞組からは、3着のノガロが第56回きさらぎ賞に出走する。
ノガロの寒竹賞の3着という結果は、
相手なりに走る能力を示した。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、ノガロに押さえ程度の評価は与えるべきである。
京都2歳ステークス組からは、4着のジョルジュサンクが第56回きさらぎ賞に出走する。
ジョルジュサンクの京都2歳ステークスの4着という結果は、 行ったきりの展開を上がりナンバーワンの脚で追い込んでおり、レース内容としては悪くない。
よって、第56回きさらぎ賞の競馬予想においては、逃げ差し自在のジョルジュサンクにもそれなりの評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第56回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第56回きさらぎ賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第56回きさらぎ賞の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。