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2019/03/05

【 金鯱賞2019予想】 金鯱賞2019の競馬予想|エアウィンザーはG1馬相手でも通用するのか?

出走日:2019年03月10日(日)
金鯱賞(GⅡ)/中京/別定/1000m(左・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して14頭の出走登録馬にとどまった

金鯱賞(2019年)の予想について解説する。

金鯱賞は、頭数こそ少なくなりそうだが、G1馬が多数登録しており、大阪杯を占う意味でも注目を集める。

G1馬が5頭もいる中で、4連勝中の上がり馬エアウィンザーが人気を集めそうだが、初対戦となる馬も多く混戦模様である。

そこで、競馬理論の競馬予想では、金鯱賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは

チャレンジカップ組


1着のエアウィンザー(武豊)が出走登録している。

 

エアウィンザー

チャレンジカップの勝利という結果は、一線級不在の弱いメンバーに恵まれたとはいえども、3馬身の差をつけており、力の違いを見せつけた。
よって、金鯱賞の予想では、急激なメンバー強化であっても、エアウィンザーにかなり高い評価を与えて当然である。

 

日本ダービー組


6着のダノンプレミアム(川田将雅)が出走を予定している。

 

ダノンプレミアム

日本ダービーの6着という結果は、スローペースを先行した割には伸びを欠いており、残念な内容であった。
ただし、日本ダービーは、ダノンプレミアムにとって距離が長過ぎたとみることもできる。
また、ダノンプレミアムは、後のマイルチャンピオンシップ馬ステルヴィオを寄せ付けずに破った実績がある。
よって、金鯱賞の予想では、長期休養明けであっても、ダノンプレミアムの巻き返しに注意を払って当然である。

 

マイルチャンピオンシップ組


2着のペルシアンナイト(ミルコ・デムーロ)・3着のアルアイン(川田将雅)
の合計2頭が出走登録している。

 

ペルシアンナイト

マイルチャンピオンシップの2着という結果は、イン有利の馬場でロスのない競馬に恵まれたことは確かだが、前がスムーズに開いていればステルヴィオを差し切っていたと思わせる内容であった。
また、ペルシアンナイトは、大阪杯2着の実績があり、2000mの距離も問題ない。
よって、金鯱賞の予想では、ペルシアンナイトにも高い評価を与えて当然である。

 

アルアイン

マイルチャンピオンシップの3着という結果は、スローの2番手を追走する展開に恵まれたものである。
よって、金鯱賞の予想では、アルアインが好走するためには楽に先行する展開の助けが必要と判断すべきである。

 

中日新聞杯組


1着のギベオン(クリスチャン・デムーロ)が出走を予定している。

 

ギベオン

中日新聞杯の勝利という結果は、NHKマイルカップ2着馬の底力を発揮したものだが、2着がショウナンバッハであったことからもわかるように、弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。
よって、金鯱賞の予想では、急激なメンバー強化を考慮すると、ギベオンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

香港ヴァーズ組


2着のリスグラシュー(モレイラ)が出走登録している。

 

リスグラシュー

香港ヴァーズの2着という結果は、初の海外遠征であったことを考慮すると立派である。
また、リスグラシューは、前残りの展開でも差し切ったエリザベス女王杯が着差以上に強い内容であった。
よって、金鯱賞の予想では、牡馬の一線級相手であっても、リスグラシューに高い評価を与えるべきである。

 

有馬記念組


8着のモズカッチャン(和田竜二)が出走を予定している。

 

モズカッチャン

有馬記念の8着という結果は、好位のインでロスのない競馬をしてのものであり、力負けであった。
よって、金鯱賞の予想では、モズカッチャンが好走するためには内枠を引いてロスのない競馬をするなど展開の助けが必要と判断すべきである。

 

アメリカジョッキークラブカップ組


3着のメートルダール(マーフィー)・7着のショウナンバッハ(鮫島)
の合計2頭が出走登録している。

 

メートルダール

アメリカジョッキークラブカップの3着という結果は、フィエールマンにこそ伸び負けしたが、スローペースを追い込んでおり、負けて強しの内容であった。
ただし、アメリカジョッキークラブカップは、金鯱賞と比べるとメンバーが弱かったことも確かである。
よって、金鯱賞の予想では、メートルダールに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

ショウナンバッハ

アメリカジョッキークラブカップのレース内容は見どころがなかった。
よって、金鯱賞の予想では、ショウナンバッハに高い評価は不要である。

 

小倉大賞典組


2着のタニノフランケル(川田将雅)が出走を予定している。

 

タニノフランケル

小倉大賞典の2着という結果は、サイモンラムセスの大逃げから離れた2番手というスローの単騎逃げと同じ状態に恵まれたものである。
よって、金鯱賞の予想では、メンバー強化を考慮すると、タニノフランケルに高い評価は不要である。

 

以上、金鯱賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
金鯱賞(2019年)の最終的な予想を決断する。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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