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2021/08/24 2021/08/27

【 キーンランドカップ2021予想】 メイケイエールがスプリント戦線へ照準

出走日:2021年08月29日(日)
キーンランドカップ(GⅢ)/札幌/別定/1200m(右・芝)

 

今週は、フルゲート16頭に対して18頭もの出走登録馬があったキーンランドカップ(2021年)の予想について解説する。

 

キーンランドカップは、サマースプリントシリーズの1戦である。

 

3歳牝馬メイケイエールが1番人気となりそうだが、かなりの気性難ということもあり、波乱もありうる。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、キーンランドカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは桜花賞組

18着のメイケイエール(武豊)が出走登録している。

 

メイケイエール

桜花賞の18着という結果は、折り合いを欠いて途中から先頭に立つ暴走で能力を発揮できなかっただけであり、度外視可能である。

 

なお、メイケイエールは、チューリップ賞やファンタジーステークスでも折り合いを欠いたが、力の違いで押し切っており、着差以上の強さを見せつけた。

 

また、メイケイエールは、小倉2歳ステークスを楽勝しているように、スプリント戦は得意な上に、常に折り合いを欠いている現状を考えると距離短縮はプラスにしか働かない。

よって、キーンランドカップの予想においては、気難しいので絶対視までは禁物であるものの、メイケイエールに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

函館スプリントステークス組

3着のミッキーブリランテ(和田竜二)・5着のカツジ(横山武)の合計2頭が出走を予定している。

 

ミッキーブリランテ

函館スプリントステークスの3着という結果は、ビアンフェが逃げ残る展開の中でよく追い込んでおり、スプリント戦線の適性を示した。

 

なお、ミッキーブリランテは、スプリント戦線よりもレベルの高い阪急杯や京王杯スプリングカップでも好走しており、このメンバーに入れば能力的にも上位である。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、ミッキーブリランテにもかなり高い評価を与えるべきである。

 

カツジ

函館スプリントステークスの5着という結果は、上がり33秒3というナンバーワンの脚を使ったので価値はあるが、最後方ポツンと一頭で気分良く走る展開の助けがあったと見ることもできる。

 

なお、カツジは、スワンステークスを11番人気で制したがそのときは楽に逃げる展開に恵まれたものである。

 

よって、キーンランドカップの予想では、カツジが好走するためには、周りに馬がいない状態で気分良く走れるかが重要と判断すべきである。

 

UHB賞組

2着のタイセイアベニール・3着のカイザーメランジェ(菱田裕二)・4着のヒロイックアゲン(秋山稔)・10着のマイネルアルケミー(黛)・11着のロードアクア(団野)・12着のジョーアラビカ(大野)・13着のエイティーンガール(横山和)の合計7頭が出走登録している。

 

タイセイアベニール

UHB賞の2着という結果は、終始外を回らされながらも外からよく追い込んで、ハナ差まで詰め寄った。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、メンバー強化であっても、差しが届く展開になるようであればタイセイアベニールにもそれなりの評価を与えるべきである。

 

カイザーメランジェ・ヒロイックアゲン・マイネルアルケミー・ロードアクア・ジョーアラビカ・エイティーンガール

UHB賞のレース内容は、特段見どころがなかった上に、メンバーのレベルも低かった。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、カイザーメランジェ、ヒロイックアゲン、マイネルアルケミー、ロードアクア、ジョーアラビカ及びエイティーンガールに高い評価は不要である。

 

ただし、エイティーンガールは、去年の勝ち馬で能力的には通用するので、差しが届く展開になるようであれば、エイティーンガールの巻き返しには注意を払うべきである。

 

葵ステークス組

1着のレイハリア(亀田)が出走登録している。

 

レイハリア

葵ステークスの勝利という結果は、後の北九州記念馬ヨカヨカを破ったことは立派だが、逃げ馬から離れた2番手を気分よく追走する展開に恵まれたものでもある。

 

ただし、レイハリアは、3連勝中とスプリント戦線で能力的に底を見せていないことも確かである。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、未知の魅力を考慮しても、レイハリアには押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

スプリンターズステークス組

13着のダイアトニック(池添謙一)が出走を予定している。

 

ダイアトニック

スプリンターズステークスの13着という結果は、前が塞がる不利を受けてのものであり、度外視可能である。

 

なお、ダイアトニックは、高松宮記念3着、函館スプリントステークス1着の実績があり、スプリント戦線ではトップクラスの能力を秘める。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、長期休養明けであっても、ダイアトニックにはそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

CBC賞組

12着のメイショウチタン(泉谷)が出走登録している。

 

メイショウチタン

CBC賞の12着という結果は、インが極端に有利な馬場で先行争いの大外を回らされてしまっており、度外視可能である。

 

なお、メイショウチタンは、2~3走前のように内枠を引いてロスのない競馬ができれば、能力を発揮できる。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、内枠を引けるようであれば、メイショウチタンにも押さえ程度の評価を与えるべきである。

 

以上、キーンランドカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、キーンランドカップ(2021年)の最終的な予想を決断する。

 

※今週の教えてマスターQ&Aはお休みです。

 

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この記事を書いた人
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