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2019/08/20 2019/08/27

【 キーンランドカップ2019予想】 除外明けダノンスマッシュの完全制覇なるか?

出走日:2019年08月25日(日)
キーンランドカップ(GⅢ)/札幌/別定/1200m(右・芝)

今週は、フルゲート16頭に対して19頭もの出走登録馬があった

 

キーンランドカップ(2019年)の予想について解説する。

 

キーンランドカップは、サマースプリントシリーズの1戦である。

 

函館スプリントステークスを薬物騒動で取り消しとなったダノンスマッシュが1番人気となりそうだが、取消後ということもあり、混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、キーンランドカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

高松宮記念組

4着のダノンスマッシュ(北村友一)・7着のデアレガーロ(池添謙一)・14着のナックビーナス(岩田康誠)の合計3頭が出走登録している。

 

ダノンスマッシュ

高松宮記念の4着という結果は、1番人気を裏切ってしまったものだが、内ラチ沿いを通った馬が上位を独占する中で外を回らされた分だけ届かなかっただけであり、力負けではない。

 

よって、キーンランドカップの予想においては、函館スプリントステークスで取り消しとなったダノンスマッシュに高い評価を与えて当然である。

 

特に、ダノンスマッシュは、好位のインでロスのない競馬ができたときに最大限の能力を発揮するので、内枠を引いた時には評価を更に上げるべきである。

 

デアレガーロ

高松宮記念の7着という結果は、外枠からの発走で終始外を回らされてしまったものであり、着順ほど内容は悪くない。

 

よって、キーンランドカップの予想では、外の差しが届く展開になるようであれば、デアレガーロにも高い評価を与えるべきである。

 

ナックビーナス

高松宮記念の14着という結果は、3コーナーで不利を受けてしまっており度外視 可能である。

 

なお、ナックビーナスは、去年のキーンランドカップを圧勝した実績がある。

 

よって、キーンランドカップの予想では、香港からの遠征帰りであっても体調さえ万全であれば、ナックビーナスの巻き返しがあってもおかしくないと判断すべきである。

 

函館スプリントステークス組

2着のアスターペガサス(小崎稜)・3着のタワーオブロンドン(ルメール)・4着のダイメイフジ(丸山元気)・5着のペイシャフェリシタ(松田大作)の合計4頭が出走を予定している。

 

アスターペガサス

函館スプリントステークスの2着という結果は、スローで行ったきりの競馬で2番手を追走した割にはカイザーメランジュに突き放されてしまっており、レース内容としての価値は微妙である。

 

よって、キーンランドカップの予想では、アスターペガサスに押さえ程度の評価は与えるべきだが、過大評価までは禁物である。

 

タワーオブロンドン

函館スプリントステークスの3着という結果は、大量取消の影響による先行馬不在のメンバー構成で後ろから行って脚を余したものであり、力負けではない。

 

また、タワーオブロンドンは、スプリント戦線よりもレベルの高い京王杯スプリングカップを制しており、能力的には互角以上である。

 

よって、キーンランドカップの予想では、タワーオブロンドンがアスターペガサスを逆転する可能性が高いと判断すべきである。

 

ダイメイフジ・ペイシャフェリシタ

函館スプリントステークスの敗戦は、見所がなかった。

 

よって、キーンランドカップの予想では、ダイメイフジ及びペイシャフェリシタに高い評価は不要である。

 

UHB賞組

1着のリナーテ(武豊)・2着のライトオンキュー(古川吉洋)・5着のクリーンファンキー(横山武)・6着のパラダイスガーデン・7着のタイムトリップ(柴山雄一)・10着のサフランハート(勝浦正樹)が出走を予定している。

 

リナーテ

UHB賞の勝利という結果は、余裕がありながらも1馬身以上の差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

また、リナーテは、京王杯スプリングカップでもタワーオブロンドンの2着に好走しており、重賞でも通用する能力を秘める。

 

よって、キーンランドカップの予想では、リナーテにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

ライトオンキュー・クリーンファンキー・パラダイスガーデン・タイムトリップ・サフランハート

UHB賞のレース内容は見所がなかった。

 

よって、キーンランドカップの予想では、ライトオンキュー、クリーンファンキー、パラダイスガーデン、タイムトリップ及びサフランハートに高い評価は不要である。

 

CBC賞組

3着のセイウンコウセイ(幸英明)が出走登録している。

 

セイウンコウセイ

CBC賞の3着という結果は、楽に逃げる展開に恵まれたものではあるが、58キロを背負っての僅差の競馬は立派である。

 

よって、キーンランドカップの予想では、楽に先行できるようであれば、セイウンコウセイの逃げ粘りにも注意を払うべきである。

 

アイビスサマーダッシュ組

1着のライオンボス(ルパルー)・7着のカイザーメランジュ(江田照男)の合計2頭が出走を予定している。

 

ライオンボス

アイビスサマーダッシュの勝利という結果は、直線競馬では敵なしというスピードを見せたが、弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。

 

また、ライオンボスは、直線競馬以外では条件級でも惨敗を繰り返していた。

 

よって、キーンランドカップの予想では、ライオンボスに高い評価は不要である。

 

カイザーメランジュ

アイビスサマーダッシュのレース内容は見所がなかった。

 

よって、キーンランドカップの予想では、カイザーメランジュに高い評価は不要である。

 

以上、キーンランドカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、キーンランドカップ(2019年)の最終的な予想を決断する。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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