東京優駿(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)
今週のメインレースは、第82回日本ダービーである。
第82回日本ダービーは、皐月賞馬ドゥラメンテが断然人気になりそうである。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第82回日本ダービーに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
皐月賞組からは、1着のドゥラメンテ(デムーロ)、2着のリアルスティール(福永祐一)、3着のキタサンブラック(北村宏司)、6着のサトノクラウン(ルメール)、7着のミュゼエイリアン(横山典弘)、10着のコメート(嘉藤)、13着のタガノエスプレッソ(菱田裕二)及び14着のベルラップ(三浦皇成)が第82回日本ダービーに出走する。
ドゥラメンテの皐月賞の勝利という結果は、直線で外に膨れる荒い競馬によるものだが、ゴール前も余裕があり、着差以上に強い内容であった。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、ドゥラメンテの2冠制覇の可能性が高いと判断すべきである。
一方、リアルスティールの皐月賞の2着という結果は、ドゥラメンテにこそ力負けであったが、3着以下を2馬身以上も離した。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、展開次第ではリアルスティールがドゥラメンテとの差を詰めてもおかしくないと判断すべきである。
一方、キタサンブラックの皐月賞の3着という結果は、上位2頭には離されてしまったが、先行して自ら勝ちに行く競馬によるものであり、内容的には悪くない。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、先行馬が有利な馬場や展開になるようであれば、キタサンブラックの粘り込みに注意を払うべきである。
一方、サトノクラウンの皐月賞の6着という結果は、
4コーナーで不利を受けてのものであり、度外視可能である。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、サトノクラウンの巻き返しにも注意を払うべきである。
一方、ミュゼエイリアン、コメート、タガノエスプレッソ及びベルラップは、皐月賞の見所のない内容を見る限り、第82回日本ダービーの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、青葉賞組からは、1着のレーヴミストラル(川田将雅)及び2着のタンタアレグリア(蛯名正義)が第82回日本ダービーに出走する。
レーヴミストラルの青葉賞の勝利という結果は、終始外を回って差し切る強い内容であった。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、急激なメンバー強化を考慮しても、レーヴミストラルにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
一方、タンタアレグリアの青葉賞の2着という結果は、並ばれて交わされるまで追い出しを我慢しすぎた感があり、ゴール前で差し返していることを考えると、レーヴミストラルと大きな能力差はない。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、展開次第でタンタアレグリアがレーヴミストラルを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
一方、京都新聞杯組からは、1着のサトノラーゼン(岩田康誠)、2着のポルトドートフィユ(武豊)及び6着のスピリッツミノル(酒井学)が第82回日本ダービーに出走する。
サトノラーゼンの京都新聞杯の勝利という結果は、好位追走から早めに抜け出す強い内容であった。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、サトノラーゼンにも押さえ程度の評価を与えるべきである。
一方、ポルトドートフィユの京都新聞杯の2着という結果は、中団のインでロスのない競馬をしてのものである。
よって、第82回日本ダービーの競馬予想においては、ポルトドートフィユにはサトノラーゼンより下の評価を与えれば十分である。
一方、スピリッツミノルは、京都新聞杯の見所のない内容を見る限り、第82回日本ダービーの競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第82回日本ダービーに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第82回日本ダービーの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第82回日本ダービーの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。