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2012/07/02 2016/08/19

【 ジャパンカップ2012予想】 ブエナビスタがナカヤマフェスタに雪辱を果たすか?

出走日:2012年07月08日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

今週のメインレースは、世界ナンバーワンを争う第30回ジャパンカップである。

第30回ジャパンカップは、エリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリーなどの海外の有力馬の回避により、日本馬中心の戦いとなりそうである

そこで、第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想は、第30回ジャパンカップに出走する有力各馬をステップレースごとに分析する。

天皇賞・秋組からは、1着のブエナビスタ(スミヨン)、2着のペルーサ(安藤勝)、5着のネヴァブション(後藤)、6着のシンゲン(藤田)及び18着に降着となったジャガーメイル(ムーア)が第30回ジャパンカップに出走する。

ブエナビスタの天皇賞・秋の勝利は、宝塚記念以来の休み明けにもかかわらず、2着のペルーサに2馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。

よって、第30回ジャパンカップにおいても、叩き2走目で更なる上昇が見込めるブエナビスタには本命級の高い評価を与えるべきである

なお、今の追い込みが届き難い東京競馬場の馬場状態も、先行力を身につけ、積極的な競馬を好むスミヨン騎手が騎乗するブエナビスタにはプラスに働くと第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ペルーサの天皇賞・秋の2着は、スタートで出遅れた上に直線で前が壁になって脚を余してのものであり、ブエナビスタと着差ほどの能力差はない。

よって、第30回ジャパンカップ、ペルーサは、スタートと展開次第でブエナビスタを逆転可能である。

しかしながら、ペルーサは、スタートが悪くて追い込み一手ということもあり、成績が安定しないので、連軸という意味ではペルーサよりもブエナビスタが上と第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ネヴァブション、シンゲン及びジャガーメイルは、天皇賞の内容から、ブエナビスタ及びペルーサを逆転する可能性は低い。

一方、凱旋門賞組からは、2着のナカヤマフェスタ(蛯名)、6着のマリヌス(ボニヤ)及び7着のヴィクトワールピサ(デムーロ)が第30回ジャパンカップに出走する。

ナカヤマフェスタの凱旋門賞の2着は、勝ったワークフォースとは位置取りの差でしかなく、アタマ差の着差を考えると、レース内容的にはワークフォースと互角以上である。

また、ナカヤマフェスタは、春のグランプリの宝塚記念において、インの3番手の絶好位から抜けだしたブエナビスタを外から差し切っており、能力的にはブエナビスタより上と判断することもできる。

よって、第30回ジャパンカップにおいても、凱旋門賞2着で世界に通用する能力を示したナカヤマフェスタにブエナビスタと同等の高い評価を与えて当然である。

ただし、ナカヤマフェスタは、遠征帰りで体調面に不安も残るので、連軸という意味ではブエナビスタが上と判断せざるを得ない。

一方、マリヌス及びヴィクトワールピサは、凱旋門賞の内容を見る限り、ナカヤマフェスタに大きく見劣る

また、第30回ジャパンカップにおける外国馬は日本の馬場の適性もポイントとなるが、マリヌスは、後方一気の脚質から、今の追い込みが届きにくい東京競馬場の馬場はマイナスに働く。

よって、第30回ジャパンカップ、マリヌスを軽視すべきと第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ヴィクトワールピサは、凱旋門賞の敗戦を、ヨーロッパの重い馬場に適性がなかったとみれば度外視可能である。

そう考えれば、レベルが高い3歳世代のトップクラスのヴィクトワールピサには注目すべきと考えることもできる。

しかしながら、第30回ジャパンカップは、先行馬が少なく、日本ダービーと同様の上がりの切れ味勝負の競馬になりそうなので、上がりの競馬ならば、ヴィクトワールピサよりも同じ3歳世代のエイシンフラッシュ(内田博)及びローズキングダム(武豊)が上と第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している

一方、ヴィクトワールピサ以外の3歳世代としては、エイシンフラッシュ及びローズキングダムが第30回ジャパンカップに出走する。

ローズキングダムの菊花賞の2着は、前残りの展開で大外を回って脚を余しただけであり、レース内容的には一番強く、悲観すべき内容ではない。

また、エイシンフラッシュは、菊花賞取消後の出走となるが、日本ダービーでローズキングダム及びヴィクトワールピサを差し切っており、能力的には互角以上である。

なお、ヴィクトワールピサ及びエイシンフラッシュにとって課題となるのは、古馬相手に通用するか否かだが、ペルーサが天皇賞・秋で2着に好走していたり、毎日王冠で3歳馬がワンツーフィニッシュを決めていることからも、今年の3歳馬のレベルは高い

よって、第30回ジャパンカップにおいても、レベルの高い3歳世代でトップクラスのローズキングダム及びエイシンフラッシュにはそれなりの高い評価を与えるべきである。

なお、第30回ジャパンカップは、確たる先行馬が不在で上がりの競馬になりそうなことも、切れ味勝負が得意なローズキングダム及びエイシンフラッシュにプラスに働く可能性が高いと第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、京都大賞典組からは、オウケンブルースリ(ルメール)が第30回ジャパンカップに出走する。

オウケンブルースリの京都大賞典の2着は、休み明けでプラス20キロの仕上がり途上ということもあって、メイショウベルーガに敗れてしまったが、2着を確保したあたりはさすがである。

また、オウケンブルースリは、去年のジャパンカップで、ウォッカに2cm差まで迫る2着に好走しており、ジャパンカップが行われる東京2400mは最も得意な舞台である。

よって、第30回ジャパンカップにおいて、オウケンブルースリが去年の2cm負けの雪辱を果たしてもおかしくない

ただし、第30回ジャパンカップは去年よりも遅い流れが予想される上に、イン有利の馬場で行われそうなので、オウケンブルースリが脚を余す可能性も否定出来ないと第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、外国馬では、ヴォワライシ、ジョシュアツリー(オドノヒ)、シリュスデゼーグル(ブロンデ)、ダンディーノ(マルレナ)、ティモス(ペリエ)、フィフティープルーフ(スタイン)及びモアズウェルズ(マイヨ)が出走する。

正直、これらの外国馬は、すべての出走レースを見たわけでなく、日本の馬場への適性も未知なので、走ってみなければ分からない。

現時点において外国馬の中で注目してるのは、

シリュスデゼーグルである。

シリュスデゼーグルは、香港ヴァースでジャガーメイルと互角の競馬をしており、日本の馬場への適性さえあれば、好走してもおかしくない

他の外国馬についても、今週中にできるだけたくさんのレースを見て、能力を予め分析しておこうと思っている。

以上のように、第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想は、第30回ジャパンカップに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第30回ジャパンカップの最終的な予想を決断する。

第30回ジャパンカップの競馬理論の競馬予想のファンの方は、第30回ジャパンカップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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