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2020/11/23 2020/11/24

【 ジャパンカップ2020予想】 アーモンドアイがG1・9勝目で引退レースを飾れるか?

出走日:2020年11月29日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

 

今週は、フルゲート18頭に対して合計17頭の出走登録馬があったジャパンカップ(2020年)の競馬予想について解説する。

 

今年は、アーモンドアイ、コントレイル及びデアリングタクトの3頭の3冠馬が揃う歴代最強メンバーが揃っており、非常に楽しみな一戦である。

 

3頭の3冠馬以外にも、一線級が勢揃いしており、3歳馬のレベル次第では波乱もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、ジャパンカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

天皇賞秋組

1着のアーモンドアイ(ルメール)・5着のキセキ(浜中俊)の合計2頭が出走登録している。

 

アーモンドアイ

天皇賞秋の勝利という結果は、スローペースを先行する展開に恵まれたとはいえども、早め先頭で押し切る強い内容であった。

 

また、アーモンドアイは、一昨年のジャパンカップにおいて衝撃のレコードで、勝利した実績があり、府中2400mは得意な舞台である。

 

よって、ジャパンカップの予想では、一昨年の覇者アーモンドアイに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。

 

キセキ

天皇賞秋の敗戦は、スタートを出て気分良く先行できた割には見所がなかった。

 

よって、ジャパンカップの予想では、キセキに高い評価は不要である。

 

菊花賞組

1着のコントレイルが出走を予定している。

 

コントレイル

菊花賞の勝利という結果は、アリストテレスの追い上げを凌ぎきった勝負根性は立派だが、もう少し楽に勝って欲しかった。

 

なぜなら、迫られた相手が2勝クラスを勝ち上がったばかりのアリストテレスだからである。

 

ただし、コントレイルは、7戦7勝と能力的に底を見せていないことも確かである。

 

よって、ジャパンカップの予想では、コントレイルにも高い評価を与えて当然だが、今年の3歳牡馬が古馬相手で通用していない傾向を踏まえると、絶対視までは禁物である。

 

秋華賞組

1着のデアリングタクトが出走登録している。

 

デアリングタクト

秋華賞の勝利という結果は、休み明け且つ3コーナー過ぎから動いて行って差し切る着差以上に強い内容で、3歳牝馬同士では力が抜けていることを示した。

 

なお、デアリングタクトは、オークスも着差以上に強い内容で制しており、府中の2400mの舞台は悪くない。

 

よって、ジャパンカップの予想では、初の古馬相手であってもデアリングタクトに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。

 

ただし、デアリングタクトは、アーモンドアイ及びコントレイルよりも、後ろから競馬をしそうなので、前が残りやすい馬場や展開の場合には脚を余す可能性も否定できない。

 

宝塚記念組

4着のサートゥルナーリア(池添謙一)が出走を予定している。

 

サートゥルナーリア

宝塚記念の4着という結果は、力のいる馬場で持ち味を発揮できなかったと見ることもできるが、少し負け過ぎでもある。

 

また、サートゥルナーリアは、去年の天皇賞秋でも、アーモンドアイに離された6着に敗れており、超一線級相手では少し力が足りない。

 

よって、ジャパンカップの予想では、サートゥルナーリアが好走するためには展開などんお助けが必要と判断すべきである。

 

オールカマー組

2着のカレンブーケドール(津村明秀)・4着のクレッシェンドラヴ(内田博幸)・5着のミッキースワロー(戸崎圭太)の合計3頭が出走登録している。

 

カレンブーケドール

オールカマーの2着という結果は、センテリュオにこそ差されてしまったが、休み明けで折り合いを欠いていた割にはよく頑張った。

 

また、カレンブーケドールは、3歳牝馬ながら、去年のジャパンカップで2着に好走している。

 

よって、ジャパンカップの予想では、去年よりも数段メンバーが強くなっていることを考慮すると、去年のように内枠を引いてロスのない競馬ができるようであれば、カレンブーケドールにも注意を払うべきである。

 

クレッシェンドラヴ・ミッキースワロー

オールカマーのレース内容は見所がなかった。

 

よって、ジャパンカップの予想では、クレッシェンドラヴ及びミッキースワローに高い評価は不要である。

 

京都大賞典組

1着のグローリーヴェイズ(川田将雅)・6着のパフォーマープロミス(岩田望)の合計2頭が出走を予定している。

 

グローリーヴェイズ

京都大賞典の勝利という結果は、58キロの斤量を克服してのものであり立派だが、外から迫られた相手がキセキであり、メンバーに恵まれた感が強い。

 

ただし、グローリーヴェイズは、天皇賞春において、フィエールマンとマッチレースに持ち込み、3着以下を6馬身離した実績がある。

 

よって、ジャパンカップの予想では、急激なメンバー強化であっても、持ち味を発揮できるようなレースになるようであれば、グローリーヴェイズにも注意は必要である。

 

以上、ジャパンカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、ジャパンカップ(2020年)の最終的な予想を決断する。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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