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2012/07/02 2012/10/31

【 ジャパンカップ2012予想】 第29回ジャパンカップ(JC)

出走日:2012年07月08日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

今週のメインレースは、ジャパン・オータムインターナショナルの第29回ジャパンカップである。第29回ジャパンカップは、国内最高の1着賞金2億5000万円を目指して、国内外からトップクラスの馬が集結した。そこで、競馬理論の競馬予想は、ステップレースごとに、第29回ジャパンカップの有力各馬の能力を分析する。

G1を連勝したカンパニーが制覇した天皇賞・秋組からは、2着のスクリーンヒーロー(デムーロ)、3着のウオッカ(ルメール)、4着のオウケンブルースリ(内田博)、7着のヤマニンキングリー(柴山)、8着のエアシェイディ(後藤)、9着のエイシンデピュティ(戸崎圭太)、14着のコスモバルク(五十嵐冬)及び18着のアサクサキングス(岩田)が第29回ジャパンカップに出走する。スクリーンヒーローは、去年のジャパンカップ馬であり、最も得意な府中2400mが舞台のここでは、去年と同様の走りが期待される。しかしながら、スクリーンヒーローの去年のジャパンカップの勝利は、超スローペースによる低レベルな時計での結果(6Rの500万下でも2分26秒9の馬場でジャパンカップは2分25秒5)、最終週ということもあり直線は外が伸びる馬場状態、及び追えるデムーロ騎手による騎乗に恵まれたものであり、レース内容的な価値は高くない。 また、スクリーンヒーローの天皇賞・秋の2着も、スローペースのインの3番手という最高の展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。これらのことから、第29回ジャパンカップ、去年のジャパンカップ馬ということで人気になるスクリーンヒーローに押さえ程度の評価を与えれば十分と第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ウオッカの天皇賞・秋の3着は、一時期ほどの強さが見られないので多少の衰えが理由でもあるが、上がり32秒9の脚を使っていることから考えると、位置取りの悪さがすべてと言わざるを得ない。 よって、第29回ジャパンカップ、去年のように折り合いを欠くことさえなければ、ウオッカがスクリーンヒーローに先着する可能性が高いと第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、オウケンブルースリの天皇賞・秋の4着は、前残りの展開及び直線で前が塞がる不利が影響したものであって、度外視可能である。よって、第29回ジャパンカップ、リーチザクラウン及びエイシンデピュティがハイペースを作るようであれば、オウケンブルースリの差し切りまでありうると第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ヤマニンキングリー、エアシェイディ、エイシンデピュティ、コスモバルク及びアサクサキングスは、天皇賞・秋のレース内容に見所がなかったので、第29回ジャパンカップで一変して好走する可能性は低い。また、天皇賞・秋をパスした天皇賞・春馬マイネルキッツ及び休み明けのネヴァブション(北村宏)も、第29回ジャパンカップでは通用しない。

一方、レベルの高い3歳世代からは、日本ダービー馬ロジユニヴァース(横山典)、日本ダービー2着馬リーチザクラウン(武豊)及び秋華賞馬レッドディザイア(四位)が第29回ジャパンカップに出走する。ロジユニヴァースの日本ダービーの勝利は、レース当日の大雨によるダービー史上でも例を見ない極悪馬場に助けられたものでもあるが、後続を4馬身も引き離しており、皐月賞で圧倒的一番人気に推された能力を証明した。 問題は古馬相手でも通用するか否かだが、今年の3歳世代のレベルの高さを考えれば、ロジユニヴァースは第29回ジャパンカップでも当然に通用するはずである。ただし、3歳世代が強いと言われているのは、条件級及びダート戦線での話であって、芝の一線級に関しては3歳世代が未だ強さを示していない。よって、第29回ジャパンカップ、休み明けで世界の一線級相手ということを考慮すると、ロジユニヴァースには押さえ程度の評価が妥当と第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、リーチザクラウンの日本ダービーの2着は、追い込みがまったく届かない極悪馬場を単騎逃げと同じ状態の2番手で追走する展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。 よって、第29回ジャパンカップ、エイシンデピュティとの兼ね合いで楽に逃げられそうにもないリーチザクラウンを過大評価すべきでないと第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、レッドディザイアは、ブエナビスタを破って、秋華賞馬となった。そのブエナビスタが古馬の一線級相手の札幌記念で非常に強い内容で2着に好走していることを考慮すると、レッドディザイアが第29回ジャパンカップで好走してもおかしくはない。 ただし、レッドディザイアの秋華賞の勝利は、ブエナビスタが脚を余してのものであり、やはり3歳牝馬ではブエナビスタがナンバーワンという評価は変わらない。よって、牡馬の一線級が揃う第29回ジャパンカップ、レベルが高い3歳牝馬世代ということを考慮しても、レッドディザイアには押さえ程度の評価が妥当と第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、インターパテイション(コーエン)、コンデュイット(ムーア)、ジャストアズウェル(ルパルー)、シンティロ(モッセ)及びマーシュサイド(カステリャ)の外国馬が第29回ジャパンカップに出走する。正直に言って、これらの外国馬は、走ってみなければわからない。また、近年は、日本の競馬のレベルが向上したこともあって、ジャパンカップは日本馬が上位を独占することも多い。そのため、例年であれば、外国馬にあまり注意を払う必要はないが、今年の日本馬は低レベルなので、例年よりも外国馬に注意を払う必要がある。特に、コンデュイットは、ブリーダーズカップターフを連覇している世界屈指の実力馬なので、体調さえ万全であれば、日本馬をまとめて負かす可能性が高い。 なお、他の外国馬については、7日間かけて海外のレースのビデオを見て分析したい。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、第29回ジャパンカップに出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第29回ジャパンカップの最終的な予想を決断する。第29回ジャパンカップ(JC)の競馬理論の競馬予想のファンの方は、第29回ジャパンカップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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