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2012/12/07 2016/08/26

【 阪神JF2012予想】 コレクターアイテムの重賞連覇なるか?

出走日:2012年12月09日(日)
阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)/阪神/馬齢/1600m(右・芝)

今週のメインレースは2歳女王決定戦の第64回阪神ジュベナイルフィリーズである。
第64回阪神ジュベナイルフィリーズは、フルゲート18頭のところに34頭もの最終登録がある上に、初対戦の馬も多く大混戦模様である。
そこで競馬理論の競馬予想では、第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

ファンタジーステークス組からは、1着のサウンドアリーナ(デムーロ)、2着のローブティサージュ(秋山真一郎)、3着のアメージングムーン(四位洋文)、4着のプリンセスジャック(福永祐一)、5着のタガノミューチャン(藤岡佑介)及び10着のストークアンドレイ(川島信二)が第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する。

サウンドアリーナのファンタジーステークスの勝利という結果は、2馬身という決定的な差をつけたものと見ることもできるが、スローペースであった上に逃げ馬から離れた2番手を気分良く追走する展開に恵まれたものであり、着差ほどの圧倒的な能力差があるわけではない。

よって、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、サウンドアリーナにそれなりの高い評価を与えるべきだが、絶対的な評価までは禁物と判断している。

一方、ローブティサージュのファンタジーステークスの2着という結果は、外枠からの発走で終始外を回されてのものであり、レース内容としてはサウンドアリーナと互角である。

よって、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、展開次第ではローブティサージュがサウンドアリーナを逆転可能と判断すべきである。

アメージングムーン、プリンセスジャック、タガノミューチャン及びストークアンドレイは、ファンタジーステークスの着差を見る限り、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想において高い評価は不要である。
この4頭の中で唯一注意を払うとすれば、ファンタジーステークスにおいて、出負け気味のスタートで位置取りが悪くなってしまったプリンセスジャックくらいだが、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においても、押さえ程度の評価を与えれば十分である。

アルテミスステークス組からは、1着のコレクターアイテム(浜中俊)、2着のアユサン(丸山元気)、4着のエイシンラトゥナ(幸英明)、5着のナンシーシャイン、6着のトーセンレディ(北村宏)及び9着のピリオネア(熊沢重文)が、第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する。

コレクターアイテムのアルテミスステークスの勝利という結果は、1枠を生かして中団のラチ沿いで脚をためての、インが有利な馬場を生かしたものではあったが、アユサンに外から迫られると突き放しており、着差以上に余裕のある内容でもあった。


またコレクターアイテムは、デイリー杯2歳ステークスにおいて、サウンドアリーナを後ろから交わしていることから、単純なメンバー比較でしかないが、ファンタジーステークス組よりも上と見ることができる。 よって第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、牝馬同士では先着を許していないコレクターアイテムに本命級の高い評価を与えるべきである。

一方、アユサンのアルテミスステークスの2着という結果は、スタートが悪かったこともあり、最後方からの追走で直線では大外から追い込んでのものであり、コース取りの差を考えると、コレクターアイテム以上の評価を与えることもできる。

よって第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、追い込みが届く展開や外が伸びる馬場になった場合には、アユサンがコレクターアイテムを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
エイシンラトゥナ、ナンシーシャイン、トーセンレディ及びピリオネアは、アルテミスステークスの冴えないレース内容を見る限り、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想において高い評価は不要である。

芙蓉ステークス組からは、1着のサンブルエミューズが第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する。

サンブルエミューズの芙蓉ステークスの勝利という結果は、時計・メンバーに恵まれた感はあるものの、スローペースを出遅れて大外から差し切ってのものであり、圧巻の内容であった。


よって第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、急激にメンバーが強化される点を考慮しても、サンブルエミューズにはそれなりの高い評価を与えるべきである。

白菊賞組からは、ディアマイベイビー(川田)が第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する。

ディアマイベイビーの白菊賞の勝利という結果は、弱いメンバー構成に恵まれたものではあるが、マイペースで逃げればしぶといことも示した。


ただしディアマイベイビーは、ファンタジーステークスにおいて9着に敗れていることから、一線級相手ではかなりの展開の助けが必要である。
よって第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、楽に逃げられそうな場合であっても、ディアマイベイビーには押さえ程度の評価を与えれば十分と判断している。

別路線組では、オツウ(武幸四郎)、オーキッドレイ、ノボリディアーナ、メイショウマンボ及びレッドセシリア(三浦皇成)が第64回阪神ジュベナイルフィリーズでも注目される。
オーキッドレイは、 キャリア4戦中1勝なので底を見せてしまっている感もあるが、3走前の未勝利戦の勝ち馬インパラトールがOP勝ちを収めており、牝馬同士のG1ならば好走可能と見ることもできる。
また、オツウ、ノボリディアーナ、メイショウマンボ及びレッドセシリアは、1戦1勝と能力的に底を見せておらず、時計を詰める可能性は高い。 よって第64回阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想においては、オツウ、オーキッドレイ、ノボリディアーナ、メイショウマンボ及びレッドセシリアも、展開や馬場などの条件次第では好走可能と判断すべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第64回阪神ジュベナイルフィリーズに出走する有力各馬の能力を分析した。 この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの最終的な競馬予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第64回阪神ジュベナイルフィリーズの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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