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2020/03/16 2020/03/17

【 阪神大賞典2020予想】 天皇賞・春を占う一戦!キセキが断然人気に応えるか?

出走日:2020年03月22日(日)
阪神大賞典(GⅡ)/阪神/別定/3000m(右・芝)

今週は、フルゲート16頭に対して10頭の出走登録馬にとどまった阪神大賞典(2020年)の予想について解説する。

 

阪神大賞典は、勝ち馬に天皇賞春の優先出走権が与えられることからも、2020年の長距離戦線を占う注目の一戦となる。

 

なお、阪神大賞典では、キセキ(川田将雅)が断然の1番人気になりそうで、メンバーが低調なこともあり馬券的には魅力の少ない一戦となりそうである。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、阪神大賞典の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

有馬記念組

5着のキセキ(川田将雅)が出走登録している。

 

キセキ

有馬記念の5着という結果は、出遅れていつもの先行する競馬ができなかったものの、直線でいい脚を使って掲示板を確保した。

 

なお、キセキは、マイペースで先行さえできれば、しぶとく粘り込んでおりG1でも好走を繰り返している。

 

また、キセキは、菊花賞馬であり、距離延長もむしろプラスに働く。

 

よって、阪神大賞典の予想では、長距離戦で楽に先行できそうな点をも加味すると、キセキに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

ジャパンカップ組

5着のユーキャンスマイル(岩田康誠)が出走を予定している。

 

ユーキャンスマイル

ジャパンカップの5着という結果は、後方のラチ沿いで脚をためて直線だけ外に持ち出されてのものであり、イン有利の馬場を生かしてのものである。

 

また、ユーキャンスマイルは、天皇賞でも同じような競馬で4着まで追い込んだ。

 

よって、阪神大賞典の予想では、距離延長がプラスに働くユーキャンスマイルに高い評価を与えるべきだが、G1での連続好走だけで過信は禁物である。

 

アルゼンチン共和国杯組

1着のムイトオブリガード(藤岡佑介)が出走登録している。

 

ムイトオブリガード

アルゼンチン共和国杯の勝利という結果は、逃げ争いを見る形の3番手のインを確保してのものであり、能力的には着差ほどの絶対差があったわけではない。

 

よって、阪神大賞典の予想では、ムイトオブリガードにもそれなりの評価を与えるべきだが、過大評価も禁物である。

 

京都記念組

8着のドレッドノータス(坂井瑠星)が出走を予定している

 

ドレッドノータス

京都記念の8着という結果は、前2頭から離れた3番手のインを進んでものであり、全く見せ場なかった。

 

なお、ドレッドノータスは、京都大賞典勝ちの実績があるが、開幕週の馬場で好位のインの絶好位を走ったものであり、レース内容としての価値は高くない。

 

よって、阪神大賞典の予想では、ドレッドノータスに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

日経新春杯組

9着のメロディーレーン(岩田望)が出走を予定している。

 

メロディーレーン

日経新春杯の9着という結果は、前残りの展開が向かなかったことも確かだが、行き脚がつかずに後方のままで見せ場すらなかった。

 

ただし、メロディーレーンは、菊花賞で5着に追い込んだ実績がある。

 

よって、阪神大賞典の予想では、距離延長で差しが届く展開になるようであれば、メロディーレーンにも多少の注意を払うべきである。

 

早春ステークス組

1着のポスジラ(武豊)が出走登録している。

 

ポスジラ

早春ステークスの勝利という結果は、開幕週の馬場で外を回って差し切る着差以上に強い内容であった。

 

よって、阪神大賞典の予想では、急激なメンバー強化ではあるものの、G2にしては低調なメンバーを考慮すると、ポスジラにも高い評価を与えるべきである。

 

以上、阪神大賞典に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、阪神大賞典(2020年)の最終的な予想を決断する。

 

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