阪神大賞典(GⅡ)/阪神/別定/3000m(右・芝)
今週のメインレースは、第64回阪神大賞典である。
第64回阪神大賞典は、天皇賞春を占う意味でも注目を集める。
そこで競馬理論の競馬予想では、第64回阪神大賞典に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
ダイヤモンドステークス組からは4着のタンタアレグリア、5着のマイネメダリスト、9着のサイモントルナーレ及び11着のカムフィーが第64回阪神大賞典に出走する。
タンタアレグリアのダイヤモンドステークスの4着という結果は、休み明け且つ道悪の影響によるもので、人気を裏切ってしまった。
よって、第64回阪神大賞典の競馬予想においては、外を回らされながらも4着に好走した菊花賞の内容から、タンタアレグリアの巻き返しの可能性は高いと判断すべきである。
マイネメダリスト、サイモントルナーレ及びカムフィーは、ダイヤモンドステークスの見所のないレース内容から、第64回阪神大賞典の競馬予想において高い評価は不要である。
札幌記念組からは、8着のトーホウジャッカルが第64回阪神大賞典に出走する。
トーホウジャッカルの札幌記念の8着という結果は、
イン有利の馬場で外を回らされてのものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって第64回阪神大賞典の競馬予想においては、菊花賞馬トーホウジャッカルの復活劇となる可能性もあり得ると判断すべきである。
日経新春杯組からは、2着のシュヴァルグランが第64回阪神大賞典に出走する。
シュヴァルグランの日経新春杯の2着という結果は、レーヴミストラルにこそ力負けであったが、重賞でも通用する能力を示した。
よって第64回阪神大賞典の競馬予想においては、シュヴァルグランにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
京都記念組からは3着のアドマイヤデウスが第64回阪神大賞典に出走する。
アドマイヤデウスの京都記念の3着という結果は、馬場の荒れた内を通らされてのものであり、復調気配をうかがわせる内容であった。
よって第64回阪神大賞典の競馬予想においては、アドマイヤデウスにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
ジャパンカップ組からは、15着のカレンミロティックが第64回阪神大賞典に出走する。
カレンミロティックのジャパンカップの15着という結果は、力負けであったが、0秒6差と着順ほど大きくは負けていない。
よって第64回阪神大賞典の競馬予想においては、楽に先行できる展開に恵まれるようであれば、カレンミロティックの粘り込みに注意を払うべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第64回阪神大賞典に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第64回阪神大賞典の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第64回阪神大賞典の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。