阪神カップ(GⅡ)/阪神/定量/1400m(右・芝)
阪神競馬6日目には、阪神カップが行われる。阪神カップは1400mの定量戦であり、短距離戦線の一流馬が揃った。阪神カップでコートマスターピース(ペリエ)が、一番人気になりそうである。
コートマスターピースは、前走のマイルチャンピオンシップでは、1枠で出遅れるという致命的な不利が原因で7着に敗れたものであり、悲観する内容ではなかった。
コートマスターピースは、フランスで1400m戦のフォレ賞(G1)を制しており、阪神カップでも距離的にも問題ない。よって、コートマスターズピースが、日本で二戦目となる阪神カップで好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。
但し、近年の日本の短距離馬のレベルの高さを考えると、コートマスターズピースの一番人気は、人気になり過ぎの感が否めない。よって、競馬理論は、阪神カップにおいてコートマスターズピースの能力の高さを認めつつも、阪神カップで3番手評価にとどめた。
日本馬ではマイルチャンピオンシップで好走したマイネルスケルツィ(武豊)及びシンボリグラン(柴山)が人気となる。シンボリグランは、春の高松宮記念で一番人気に推されたほどの実力馬である。
一方のマイネルスケルツィも、春のNHKマイルカップで2番人気に推されたほどの実力馬である。つまり、この二頭は前走程度走って不思議はない実力を本来秘めていたのである。よって、この二頭もコートマスターズピースと同様に、阪神カップで好走する可能性が高い。
しかしながら、競馬理論の競馬予想として、これら人気の三頭(コートマスターズピース、マイネルスケルツィ及びシンボリグラン)よりも、魅力のある馬を阪神カップの本命とした。
競馬理論の本命馬は、実績的にもこのメンバーならば一枚上であり、これまでの対戦メンバーを考えると、阪神カップは負けられない一戦となる。
そういう意味で阪神カップは大変注目のレースとなろう。競馬理論のファンの方は阪神カップの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。