函館スプリントステークス(GⅢ)/函館/別定/1200m(右・芝)
今週のメインレースは、第23回函館スプリントステークスである。
第23回函館スプリントステークスは、サマースプリントシリーズの第1戦ということで注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第23回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
高松宮記念組からは、4着のアクティブミノル(藤岡康太)及び16着のローレルベローチェ(中居裕二)が第23回函館スプリントステークスに出走する。
アクティブミノルの高松宮記念の4着という結果は、スプリントの一線級相手であったことを考慮すると、素晴らしい内容であった。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、差す競馬をマスターしつつあるアクティブミノルに高い評価を与えて当然である。
ローレルベローチェの高松宮記念の16着という結果は、ハクサンムーンに執拗に競り込まれてのものであり、度外視可能である。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、開幕週でイン有利の馬場となっているようであれば、逃げを打つローレルベローチェの逃げ粘りに注意を払うべきである。
京王杯スプリングカップ組からは、6着のオメガヴェンデッタ及び16着のエポワスが第23回函館スプリントステークスに出走する。
オメガヴェンデッタの京王杯スプリングカップの6着という結果は、好位のインを追走してのものであり見所はなかった。
しかしながら、今のスプリント戦線は低調なので、オメガヴェンデッタが京王杯スプリングカップの内容だけ走れば第23回函館スプリントステークスでそれなりの競馬が可能である。
エポワスは、京王杯スプリングカップが負け過ぎなので、第23回函館スプリントステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
韋駄天ステークス組からは4着のセイコーライコウ及び12着のスカイキューティーが第23回函館スプリントステークスに出走する。
セイコーライコウは、得意な直線競馬ではあったが、9歳馬ながらも大きくは衰えていないことを示した。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、セイコーライコウに押さえ程度の評価は与えるべきである。
スカイキューティーは、韋駄天ステークスの見所のない内容を見る限り、第23回函館スプリントステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
NHKマイルカップ組からは、12着のシュウジ及び17着のティソーナが第23回函館スプリントステークスに出走する。
シュウジ及びティソーナのNHKマイルカップの敗戦は、強敵相手に力負けであったが、距離が長すぎたと見ることもできる。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、3歳世代のレベル次第では、シュウジ及びティソーナの巻き返しも可能と判断すべきである。
安土城ステークス組からは、6着のティーハーフが第23回函館スプリントステークスに出走する。
ティーハーフの安土城ステークスの6着という結果は、
前残りの展開で脚を余したものではあるが、極端な競馬しか出来ないことも確かである。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、去年のように前崩れの展開になったときのみ、ティーハーフの連覇の可能性が出てくると判断すべきである。
鞍馬ステークス組からは2着のセカンドテーブルが第23回函館スプリントステークスに出走する。
セカンドテーブルの鞍馬ステークスの勝利という結果は、スローの2番手を追走する展開に恵まれたものである。
よって、第23回函館スプリントステークスの競馬予想においては、セカンドテーブルが好走するためには、スローの2番手を追走し、ローレルベローチェとの行ったきりの展開になる必要がありそうである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第23回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第23回函館スプリントステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第23回函館スプリントステークスの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。