函館スプリントステークス(GⅢ)/函館/別定/1200m(右・芝)
今週のメインレースは、第22回函館スプリントステークスである。
第22回函館スプリントステークスは、サマースプリントシリーズの開幕戦ということで注目を集める。そこで、競馬理論の競馬予想では、第22回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
高松宮記念組からは、5着のコパノリチャード(武豊)、15着のアンバルブライベン(田中健)、17着のローブティサージュ(三浦皇成)及び18着のマジンプロスパー(北村友一)が第22回函館スプリントステークスに出走する。
コパノリチャードの高松宮記念の5着という結果は、若干外を回らされすぎたことで敗れはしたが、G1馬の能力の片鱗は見せた。
よって、第22回函館スプリントステークスにおいては、一線級不在のメンバー構成を考慮すると、58キロでもコパノリチャードに高い評価を与えるべきである。
一方、アンバルブライベン、ローブティサージュ及びマジンプロスパーの高松宮記念の敗戦は力負けであったが、メンバーが強すぎたことも確かである。
よって、第22回函館スプリントステークスにおいては、楽に逃げを打てるようであればアンバルブライベンが開幕週の馬場を生かして粘り込むと判断すべきである。
一方、第22回函館スプリントステークスにおいては、得意の北海道戦であることを考慮すると、ローブティサージュが去年と同様又はそれ以上の走りをしてもおかしくないと判断すべきである。
一方、第22回函館スプリントステークスにおいては、包まれない競馬をした時にしか能力を発揮しないマジンプロスパーには、 外枠を引いた時にのみ押さえ程度の評価を与えれば十分である。
また、韋駄天ステークス組からは、3着のアースソニック、5着のセイコーライコウ(柴田善臣)、6着のスマートオリオン(柴山雄一)及び14着のエーシントップ(川須)が第22回函館スプリントステークスに出走する。
セイコーライコウの韋駄天ステークスの5着という結果は、休み明け、58キロの斤量、ゴチャついて前がうまくさばけなかったなどたくさんの不利があり、度外視可能である。
よって、第22回函館スプリントステークスの競馬予想においては、開幕週ながらも差しも不利のない馬場・展開になるようであれば、セイコーライコウの巻き返しの可能性が高まると判断すべきである。
一方、アースソニック、スマートオリオン及びエーシントップは、韋駄天の見所のない内容を見る限り、第22回函館スプリントステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、スマートオリオンは、第22回函館スプリントステークスにおいて内枠を引いて好位のインを追走できるようであれば、開幕週の馬場を生かして好走する可能性が高まると判断すべきである。
一方、彦根ステークス組からは、1着のティーハーフ(国分優作)が第22回函館スプリントステークスに出走する。
ティーハーフの彦根ステークスの勝利という結果は、元OP特別勝ちの実力で圧勝し、力の違いを見せつけた。
ただし、第22回函館スプリントステークスにおいては、開幕週の馬場を考慮すると、差し脚質のティーハーフに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、桜花賞組からは、11着のレオパルディナ(酒井学)が第22回函館スプリントステークスに出走する。レオパルディナの桜花賞の敗戦は、力負けであったが、距離が長すぎただけでもある。
よって、第22回函館スプリントステークスにおいては、スプリント戦が得意で50キロの斤量を生かせるレオパルディナにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第22回函館スプリントステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、枠順、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第22回函館スプリントステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第22回函館スプリントステークスの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。