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2012/07/02 2016/08/19

【 フィリーズレビュー2012予想】 ラブミーチャンは芝でもスピード能力を発揮出来るのか?

出走日:2012年07月08日(日)
報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)/阪神/馬齢/1400m(右・芝)

今週のメインレースは、桜花賞トライアルの第44回フィリーズレビューである。
今年の桜花賞戦線は、阪神ジュベナイルフィリーズ馬のアパパネがチューリップ賞で2着に敗れてしまったことで、一転して混戦模様となってきた。
そのため、本番の桜花賞を占う意味でも、第44回フィリーズレビューは大いに注目すべきレースである。
そこで、競馬理論は、第44回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

第44回フィリーズレビューで最も注目を集めるのは、笠松からの出走となるラブミーチャン(浜口)である。
ラブミーチャンは、6戦全勝の戦績もさることながら、史上初めて2歳にしてNAR年度代表馬に選ばれるだけのレース内容も圧巻である。
よって、ラブミーチャンは、芝でもダートと同じだけ走れれば、第44回フィリーズレビューを圧勝してもおかしくはない。
なお、ラブミーチャンにとっての課題は、芝コースの適性だが、京都競馬場の500万下でのレコード勝ちを見る限り、スピードに溢れており、芝での適性がないとは思えない。
よって、第44回フィリーズレビューにおいても、初の芝コースといえども、ラブミーチャンにはかなり高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、東京で行われたクイーンカップ組からは、3着のテイラーバートン(藤岡佑)及び9着のイイデサンドラが第44回フィリーズレビューに出走する。
テイラーバートンは、クイーンカップにおいて、インの3番手の絶好位を走りながらも、直線で伸びを欠いて3着に敗れてしまっており、正直がっかりの内容であった。
しかしながら、テイラーバートンは、前々走のフェアリーステークス、不利な大外枠からのスタートでも3着に好走しており、クイーンカップの敗戦は能力を発揮できなかったものと見ることもできる。
よって、第44回フィリーズレビュー、先行力があって距離短縮がプラスに働きそうなテイラーバートンにも高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、イイデサンドラは、クイーンカップでテイラーバートンから大きく離されており、第44回フィリーズレビューでテイラーバートンを逆転する可能性は低い。

一方、テイラーバートンが3着だったフェアリーステークス組からは、6着のロジフェローズ(横山典)が第44回フィリーズレビューに出走する。
ロジフェローズは、フェアリーステークスでこそ、出遅れが影響して6着に敗れてしまったが、テイラーバートンと0秒2差で走っており、展開の助けがあればテイラーバートンを逆転可能である。
よって、第44回フィリーズレビュー、絶好調の横山典騎手の腕をも加味して、ロジフェローズにはそれなりの評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズ組からは、4着のラナンキュラス(四位)、7着のステラリード(川田)、8着のカスクドール及び10着のモトヒメ(大野)が第44回フィリーズレビューに出走する。
ステラリード、カスクドール及びモトヒメは、阪神ジュベナイルフィリーズでの見所のないレース内容から、第44回フィリーズレビューで一変して好走する可能性は低い。
一方、ラナンキュラスは、阪神ジュベナイルフィリーズにおいて、スタートで出遅れたにもかかわらず、大きく負けていないので、着差ほどの能力差はない。
また、ラナンキュラスは、りんどう賞を圧勝したときには、桜花賞の最有力候補にも上げられていたように、G1級の素質を秘めていることも間違いない。
よって、第44回フィリーズレビュー、ファレノプシスの子供で将来的な活躍が期待されるラナンキュラスも要注目と競馬理論では判断している。

一方、別路線組では、カレンチャン、ハニーメロンチャン(武豊)及びレディアルバローザ(和田)も注目される。
カレンチャンは、初芝で挑んだ500万下特別でも、弱いメンバーに恵まれたとはいえ、2着に1馬身以上の差をつけており、底を見せていない。
また、ハニーメロンチャンは、ダートの2連勝の内容が強かったので、芝適性さえあれば、重賞で通用してもおかしくはない。
また、レディアルバローザは、近2走の時計だけ走れれば、大きな差はない。
よって、第44回フィリーズレビュー、カレンチャン、ハニーメロンチャン及びレディアルバローザにも押さえ程度の評価は必要と競馬理論では判断している。

以上のように、競馬理論は、第44回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第44回フィリーズレビューの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第44回フィリーズレビューの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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