報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)/阪神/馬齢/1400m(右・芝)
今週のメインレースは、桜花賞トライアルの第42回フィリーズレビューである。
今年のクラシック戦線は、牡馬・牝馬共に混戦模様であり、第42回フィリーズレビューも例年以上に注目される。
その第42回フィリーズレビューでは、エイムアットビップ(福永祐一)及びエーソングフォー(四位)が人気となる。
エイムアットビップは、チューリップ賞3着のオディールに2度も先着しており、第42回フィリーズレビューのメンバー程度ではスピード的に断然である。
エイムアットビップは、唯一連対を外した阪神ジュベナイルフィリーズでも一旦は先頭に立っており、超ハイペースで追い込み有利の展開を考慮すると、レース内容的には勝ち馬と互角以上である。
よって、競馬理論は、エイムアットビップに本命級の高い評価を与えるべきと判断している。
そのため、第42回フィリーズレビューでは、エイムアットビップの2着争いが最大のポイントになると競馬理論では判断している。
もう一頭の人気馬エーソングフォーは、紅梅ステークスにおいて、エアパスカルを破って勝利を収めている。
そのエアパスカルがチューリップ勝で逃げ切り勝ちを収めていることから、対戦メンバー比較では、エイムアットビップよりも、エーソングフォーが上と判断することもできる。
しかしながら、エーソングフォーの紅梅ステークスの勝利は、超スローペースを楽に先行する展開に恵まれてのものである。
第42回フィリーズレビューがハイペースとなれば、エーソングフォーは、前々走のフェアリーステークスのようにゴール前で失速する可能性もあり得る。
つまり、エーソングフォーに対して人気ほどの過大な評価は禁物と競馬理論では判断している。
エイムアットビップの2着争いの候補として、ソーマジック、チュレブリタ、ビーチアイドル(岩田)、メイビリーブ及びラベ(川田)が注目される。
ソーマジックは、初めての芝戦となった春菜賞を快勝しており、芝では底を見せていない。
チュレブリタ及びビーチアイドルは、紅梅ステークスにおいて、エーソングフォーに敗れてしまったが、超スローペースで脚を余したものであり、展開次第ではエーソングフォーを逆転してもおかしくはない。
メイビリーブは、強力な先行力があるので、今のイン有利の阪神競馬場で楽に逃げられれば、逃げ粘る可能性もあり得る。
ラベは、3走前の500万下戦において、牡馬の重賞級ミッキーチアフルを破っており、牝馬限定の重賞の第42回フィリーズレビューならば好走可能である。
以上のように、競馬理論は、第42回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、調教、枠順及び展開などの様々な要素を加味して、第42回フィリーズレビューの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第42回フィリーズレビューの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。