報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)/阪神/馬齢/1400m(右・芝)
今週のメインレースは、第50回フィリーズレビューである。
第50回フィリーズレビューは、チューリップ賞と比べるとレベルは落ちるが、桜花賞戦線を占う意味でも注目を集める。
そこで競馬理論の競馬予想では、第50回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
フェアリステークス組からは、4着のクードラパン(田辺裕信)が第50回フィリーズレビューに出走する。
クードラパンのフェアリステークスの4着という結果は、前残りの展開を先行してのものであり、レース内容としての価値は高くない。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、先行有利の展開に恵まれそうな場合にのみ、クードラパンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
紅梅ステークス組からは、4着のペプチドサプル(古川)が第50回フィリーズレビューに出走する。
ペプチドサプルの紅梅ステークスの4着という結果は、ゴール前で伸び負ける少し残念な内容であった。
しかしペプチドサプルは、阪神ジュベナイルフィリーズにおいて4着と、第50回フィリーズレビューに出走するメンバーの中では最先着を果たしている。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、ペプチドサプルの巻き返しにも注意を払うべきである。
阪神ジュベナイルフィリーズ組からは、5着のアットザシーサイド(福永祐一)、9着のキャンディバローズ(武豊)、12着のメイショウスイヅキ(池添謙一)及び15着のウインミレーユ(和田竜二)が第50回フィリーズレビューに出走する。
アットザシーサイドの阪神ジュベナイルフィリーズの5着という結果は、
大外から追い込んで3着争いに加わったものであり、展開次第ではもう少し走れそうな内容であった。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、一線級不在のメンバー構成を考慮すると、アットザシーサイドに高い評価を与えて当然である。
キャンディバローズ、メイショウスイヅキ及びウインミレーユの阪神ジュベナイルフィリーズの敗戦は、メンバーが強すぎたとはいえ見所がなかった。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、メンバー弱化と距離短縮を考慮すると、キャンディバローズ及びメイショウスイヅキは展開に恵まれさえすれば好走可能と判断する一方、ウインミレーユには、高い評価は不要と考える。
500万の平場戦からはナタリーバローズ(デムーロ)が第50回フィリーズレビューに出走する。
ナタリーバローズの500万下の2着という結果は、休み明けで前を捕らえられなかったというだけで、レース内容も悪くない。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、デムーロ騎手騎乗を加味すると、ナタリーバローズにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
エルフィンステークス組からは、2着のダイアナヘイロー(国分優作)が第50回フィリーズレビューに出走する。
ダイアナヘイローのエルフィンステークスの2着という結果は、レッドアヴァンセが強すぎたと見ることもできるが、スローで先行する展開に恵まれたことも確かである。
よって第50回フィリーズレビューの競馬予想においては、ダイアナヘイローが好走するためには、再度楽に先行する展開に恵まれる必要がありそうである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第50回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第50回フィリーズレビューの最終的な予想を決断する。
なお、第50回フィリーズレビューは抽選で出走馬が大きく変わりそうなので、ここで取り上げなかった馬が好走する可能性もありそうである。
競馬理論のファンの方は、第50回フィリーズレビューの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。