報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)/阪神/馬齢/1400m(右・芝)
今週のメインレースは、第49回フィリーズレビューである。
第49回フィリーズレビューは、桜花賞を占う意味でも注目される。そこで、競馬理論の競馬予想では、第49回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力を分析する。
阪神ジュベナイルフィリーズ組からは、4着のムーンエクスプレス(松山弘平)、7着のレオパルディナ(武豊)及び14着のクールホタルビ(小牧太)が第49回フィリーズレビューに出走する。
ムーンエクスプレスの阪神ジュベナイルフィリーズの4着という結果は、外枠からの発走で早めに先頭に立つ競馬によるものであり、もう少し内枠だったらといった内容であった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、先行力があり競馬が上手なムーンエクスプレスに高い評価を与えるべきである。
一方、レオパルディナの阪神ジュベナイルフィリーズの7着という結果は、終始外を回らされてのものであり、着順ほど内容は悪くない。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、距離短縮がプラスに働きそうなレオパルディナが展開次第でムーンエクスプレスを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
一方、クールホタルビは、阪神ジュベナイルフィリーズの見所のないレース内容を見る限り、第49回フィリーズレビューの競馬予想において高い評価は不要である。
そして、菜の花賞組からは、1着のクイーンズリング(デムーロ)が出走する。
クイーンズリングの菜の花賞の勝利という結果は、不利な大外枠を克服した上にゴール前で抑える余裕があり、力の違いを見せつけた。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、 能力的に底を見せていないクイーンズリングにとって試金石の一戦になると判断すべきである。
一方、フェアリーステークス組からは、3着のテンダリーヴォイス、4着のコートシャルマン(岩田康誠)及び12着のオーミアリス(北村友一)が第49回フィリーズレビューに出走する。
テンダリーヴォイスのフェアリーステークスの3着という結果は、有利な内枠でロスのない競馬をしたものの、直線で前が開かずに脚を余してしまった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、テンダリーヴォイスも展開に恵まれれば差のない競馬が可能と判断すべきである。
一方、コートシャルマンのフェアリーステークスの4着という結果は、折り合いを欠いたことを考慮しても、残念な内容であった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、距離短縮がプラスに働くとはいえども、コートシャルマンには押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、オーミアリスは、フェアリーステークスの見所のないレース内容を見る限り、第49回フィリーズレビューの競馬予想において高い評価は不要である。
また、クイーンカップ組からは、11着のダノングラシアス(福永祐一)及び12着のスマートプラネット(酒井学)が第49回フィリーズレビューに出走する。
ダノングラシアス及びスマートプラネットのクイーンズカップの敗戦は、見所がなかった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、ダノングラシアス及びスマートプラネットが好走するためには展開の助けが必要と判断すべきである。
一方、こぶし賞組からは、1着のペルフィカ(菱田裕二)が第49回フィリーズレビューに出走する。
ベルフィカのこぶし賞の勝利という結果は、弱いメンバーに恵まれたことは確かだが、スローを差し切る強い内容であった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、ベルフィカの差しきりまであり得ると判断すべきである。
一方、平場の500万下戦組からは、1着のラッフォルツァート(シュタルケ)が第49回フィリーズレビューに出走する。
ラッフォルツァートの500万戦の勝利という結果は、早め先頭でゴール前も余裕のある着差以上に強い内容であった。
よって、第49回フィリーズレビューの競馬予想においては、相手なりに崩れない上に能力的に底を見せていないラッフォルツァートにも高い評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第49回フィリーズレビューに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第49回フィリーズレビューの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第49回フィリーズレビューの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。