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2012/06/29 2012/11/12

【 フェブラリーステークス2012予想】 第24回フェブラリーステークス

出走日:2012年07月01日(日)
フェブラリーステークス(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・ダート)

今週は、2007年のG1第1弾となる第24回フェブラリーステークスが行われる。第24回フェブラリーステークスは、去年の最優秀ダート馬のアロンダイトこそ出走しないものの、ダートの一線級が揃う好メンバーとなった。

その第24回フェブラリーステークスでは、シーキングザダイヤ(武豊)が一番人気になりそうである。第24回フェブラリーステークスでのシーキングザダイヤは、G1で9度も2着した実績があり、いつG1馬になってもおかしくない能力を秘める。去年の第23回フェブラリーステークスでも、シーキングザダイヤは、ダート最強馬のカネヒキリに敗れはしたものの、ブルーコンコルドには先着してしっかりと2着を確保している。よって、シーキングザダイヤは、第24回フェブラリーステークスでも安定した走りを見せるであろう。但し、シーキングザダイヤのこれまでのレース内容を冷静に分析すると、展開に恵まれての好走というケースが非常に多い。また、第24回フェブラリーステークスでシーキングザダイヤは、前走の東京大賞典で、早め2番手から自ら勝ちに行く競馬をしたとはいえ、一線級とはいえないクーリンガーに交わされてしまった。この東京大賞典の内容を見ると、シーキングザダイヤを過信することは非常に危険であると競馬理論では判断している。よって、競馬理論は、武豊騎手騎乗で実力以上に人気になりそうなシーキングザダイヤを押さえ程度の評価にとどめる予定である。

第24回フェブラリーステークスでシーキングザダイヤと並んで人気になりそうなのが、ブルーコンコルド(幸)である。ブルーコンコルドは、去年の秋から地方交流G1を3勝しており、実績的には上位といえる。第24回フェブラリーステークスで特に、距離が長いと思われていた東京大賞典でも、ブルーコンコルドは、2着馬クーリンガーに4馬身をつける圧勝劇を演じており、今が最も充実している。但し、ブルーコンコルドにとっては、東京競馬場のG1でも、地方交流競争と同じ脚を使えるかどうかが最大の課題となる。

しかしながら、競馬理論は、ブルーコンコルドが東京競馬場でも問題なく能力を発揮できると判断している。なぜなら、ブルーコンコルドの去年のフェブラリーステークスの内容が、シーキングザダイヤを上回っているからである。去年のフェブラリーステークスでは、メイショウボーラ(福永祐一)及びトウショウギア(藤田信二)が2頭で大競りとなったおかげで、2着のシーキングザダイヤ及び3着のユートピアにとっては、ミドルペースで逃げているのと同じ状態という絶好の展開となった。つまり、4着のブルーコンコルドのレース内容は、展開に恵まれたシーキングザダイヤ及びユートピア以上と競馬理論では判断している。よって、競馬理論は、ブルーコンコルドに、シーキングザダイヤ以上の評価を第24回フェブラリーステークスで与える予定である。

他には、国内のレースに的を絞ってきたアジュディミツオー(内田博)も注目される。アジュディミツオーは、交流G1を5勝しているものの、中央場所でのG1ではまったくいいところを見せていない。去年の第23回フェブラリーステークスでも、アジュディミツオーは、7着に敗れている。しかしながら、去年の第23回フェブラリーステークスでは、アジュディミツオーは、スタートで出遅れたにもかかわらず、1.1秒差の7着に追い込んでおり、内容的には悲観すべきものではない。よって、府中1600m戦特有のスタート後の芝で行き脚がついて逃げる自分の競馬ができるようであれば、アジュディミツオーが逃げ切る可能性まであり得ると競馬理論では判断している。

平安ステークス組では、メイショウトウコン(武幸四郎)、サンライズバッカス(安藤勝)及びフィールドルージュ(ルメール)が人気となる。平安ステークスは、追い込みが届かない京都競馬場で且つスローペースだったにもかかわらず、メイショウトウコン及びサンライズバッカスは、大外から追い込んで好走した。つまり、メイショウトウコン、サンライズバッカス及びフィールドルージュの平安ステークスの内容は、着順及び着差以上の評価に値する。また、平安ステークスでは、東京大賞典2着のクーリンガーが、インの3番手という絶好位を走っていたにもかかわらず11着に敗れたこと(東京大賞典4着のカフェオリンポスも15着に敗退)を考えると、平安ステークス組のレベルの高さが窺える。更に、フィールドルージュは、ジャパンカップダートで3着、サンライズバッカスはジャパンカップダートで5着に好走しており、東京コースの適性にも問題はない。また、ジャパンカップダートで4着だったヴァーミリアンが、川崎記念でアジュディミツオーを6馬身千切って快勝していることからも、平安ステークス組に高い評価を与える必要があると競馬理論では判断している。場合によっては、平安ステークス組が、第24回フェブラリーステークスで上位を独占する可能性まであり得ると競馬理論では判断している。

他には、フェブラリーステークスと同条件の東京1600mで行われた武蔵野ステークスを快勝したシーキングザベスト(福永祐一)も差はない。シーキングザベストは、平安ステークス組のサンライズバッカス及びフィールドルージュを破って、武蔵野ステークスを制している。更に、シーキングザベストは、ダートで18戦15連対という驚異的な実績からも、底を見せておらず、G1で通用する能力を秘めている。よって、競馬理論は、マイペースでの先行が条件とはなるものの、シーキングザベストにも高い評価を与える予定である。

以上のように、第24回フェブラリーステークスに出走する各馬の能力を競馬理論では分析している。競馬理論は、この能力分析に当日の馬場状態及び展開などを加味して、第24回フェブラリーステークスの最終的な予想を決断する。競馬理論のファンの方は、第24回フェブラリーステークスの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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