エプソムカップ(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)
今週のメインレースは、第33回エプソムカップである。
第33回エプソムカップは、G1の狭間の重賞ということもあり、混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第33回エプソムカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
新潟大賞典組からは、2着のフルーキー、5着のマイネルミラノ、7着のサトノギャラント、8着のダービーフィズ及び12着のヒストリカルが第33回エプソムカップに出走する。
フルーキーの新潟大賞典の2着という結果は、勝ち馬にこそ離されてしまったが、トップハンデで2着を確保したことは立派である。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、堅実にいい脚を使うフルーキーに高い評価を与えて当然である。
マイネルミラノの新潟大賞典の5着という結果は、スタート後に若干無理をしたこともあって、ゴール前で止まってしまった。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、マイネルミラノの逃げ粘りに注意を払うべきである。
サトノギャラント、ダービーフィズ及びヒストリカルは、新潟大賞典の見所のない内容を見る限り、第33回エプソムカップの競馬予想において高い評価は不要である。
この中で注意を払うとすれば、展開がハマると強さを発揮するヒストリカルくらいであろう。
マイラーズカップ組からは、5着のアルバートドック及び7着のエキストラエンドが第33回エプソムカップに出走する。
アルバートドックのマイラーズカップの5着という結果は、内を通った馬が3着までを独占する展開で、外から追い込んだものであり、負けて強しの内容であった。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、アルバートドックにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
エキストラエンドは、マイラーズカップの見所のない内容から、得意の内枠でロスのない競馬をする以外には好走する可能性が低い。
メイステークス組からは、1着のロジチャリス、7着のエックスマーク及び8着のオリオンザジャパンが第33回エプソムカップに出走する。
ロジチャリスのメイステークスの勝利という結果は、余裕のある内容で、上がり馬の勢いを見せつけた。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、メンバー強化を考慮してもロジチャリスに押さえ程度の評価は与えるべきである。
エックスマーク及びオリオンザジャパンは、メイステークスの見所のないレース内容を見る限り、第33回エプソムカップの競馬予想において高い評価は不要である。
ヴィクトリアマイル組からは5着のルージュバックが第33回エプソムカップに出走する。
ルージュバックのヴィクトリアマイルの5着という結果は、
上位3頭には力負けであったが、かなり強いメンバーであったことも確かである。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、牡馬相手でも一線級不在のメンバー構成を考慮すると、ルージュバックにかなり高い評価を与えて当然である。
都大路ステークス組からは、3着のラングレーが第33回エプソムカップに出走する。
ラングレーの都大路ステークスの3着という結果は、スローの前残りの展開で脚を余しただけで力負けではない。
よって、第33回エプソムカップの競馬予想においては、ラングレーにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第33回エプソムカップに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第33回エプソムカップの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第33回エプソムカップの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。