エプソムカップ(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)
今週のメインレースは、第32回エプソムカップである。
第32回エプソムカップは、秋のG1を狙う馬が出走を予定しており、今後のG1戦線を占う意味でも注目される。そこで、競馬理論の競馬予想では、第32回エプソムカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
モンゴル大統領賞組からは、1着のサトノアラジン(ルメール)、2着のフェスティブタロー(田中勝春)、3着のヒラボクディープ(柴山雄一)、7着のパワースポット(横山典弘)、8着のゲシュタルト(木幡)及び10着のツクバコガネオー(松岡正海)が第32回エプソムカップに出走する。
サトノアラジンのモンゴル大統領賞の勝利という結果は、イン有利の馬場において終始外を回らされてのものであり、着差以上に強い内容であった。
よって、第32回エプソムカップの競馬予想においては、サトノアラジンにモンゴル大統領組でナンバーワンの評価を与えて当然である。
一方、フェスティブタロー、ヒラボクディープ、パワースポット、ゲシュタルト及びツクバコガネオーは、モンゴル大統領賞のレース内容から、更にメンバーが強化する第32回エプソムカップの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、都大路ステークス組からは、1着のエイシンヒカリ(武豊)が第32回エプソムカップに出走する。
エイシンヒカリの都大路ステークスの勝利という結果は、前が止まらない馬場での行ったきりの競馬に恵まれたものだが、スピードの違いを見せつけたことも確かである。
よって、第32回エプソムカップの競馬予想においては、 エイシンヒカリの逃げ切りにも注意を払うべきである。
一方、マイラーズカップ組からは、5着のフルーキー(浜中俊)が第32回エプソムカップに出走する。
フルーキーのマイラーズカップの5着という結果は、前残りの展開で脚を余したものであり力負けではない。
よって、第32回エプソムカップの競馬予想においては、重賞で好走を繰り返しているフルーキーにも高い評価を与えるべきである。
一方、中日新聞杯組からは、1着のディサイファ(四位洋文)が第32回エプソムカップに出走する。ディサイファの中日新聞杯の勝利という結果は、イン有利の馬場でロスのない競馬に恵まれたものだが、G3ならば力が上であることも示した。
よって、第32回エプソムカップの競馬予想においては、内枠を挽いてロスのない競馬ができるようであればディサイファの連覇もあり得ると判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第32回エプソムカップに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第32回エプソムカップの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第32回エプソムカップの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。